劇場公開日 2024年11月15日

新居浜ひかり物語 青いライオンのレビュー・感想・評価

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3.5自閉症の画家の療育記録

2024年12月9日
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悲しい

知的

自閉症の画家・石村嘉成さんと両親との療育記録作品。 愛媛県新居浜市で生まれた石村嘉成さんは、2歳の時に自閉症と診断された。母・有希子さんはさまざまな施設を訪れ、やがてある療育者と出会った。療育方針は「知識ある愛」で、子どもを叱るのではなく、譲らない療育。その方針を信じた有希子さんは愛に満ちた療育の日々を始め・・・という話。 自閉症の子を持つ家族の大変さは見聞きしてきたが、本作の特徴としては、子供のわがままを許さず、叱らず、譲らず、愛を持ち、好きな絵の才能を伸ばした、という療育の記録という事かな。 絵に関しては、造形は写実的なのに色使いは奇抜、なので、好きな絵かと聞かれれば、自分には合わないかな。作品を見てて、ジミー大西やクッキーなどの芸人画家を思い出したが、色使いの奇抜さは彼らに似てたが、動物の造形を結構写実的に描く所が違ってて、そこが特徴なのかも。 お母さんがガンで亡くなった様で、1番身近で親身になり息子を療育したのに、世間から評価される画家になるまで見守れなかったのは無念だったろう。そこは悲しかった。お母さんが亡くなってからはお父さんが療育を引き継ぎ、才能を伸ばした様で、お父さんも大変だったろうな、と思った。仕事は続けられたのだろうかと経済的な心配をしてしまった。 壇ふみや竹下景子も良かったし、お母さん役の小林章子が素晴らしかった。彼女はRSK山陽放送のアナウンサーが本職の様だが、俳優としても素晴らしかった。

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りあの

4.5母は強いものですね

2024年11月26日
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家族の絆 出会えた素晴らしい先生たち 病気だから云々ではないです やはり お母さまの息子さんに対する愛情が全てと 絶えまぬ療育への努力というのでしょうか それが=母の強さ ですよね

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mmnioh

5.0努力の結実と絵画の素晴らしさに感動

2024年11月24日
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泣ける

幸せ

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falseman

4.0決して特異ではない特別な物語

2024年11月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

青いライオン、それは天才が描いたものということではなくて、ひとりの作家の努力の結晶というか到達点だということがよく分かった瞬間、とめどなく涙が流れ出しました。 ドキュメンタリーとドラマがシンプルに絡み合う構成で、なるべく多くの人が感動できるような作品だったような気がします。 シンプルとはいえ、出会いと別れの描かれ方がなかなか巧みだったと─故に単に素晴らしい作家が生まれた背景を知るだけにとどまらず、家族の物語そのものにも感動しちゃいました。そのことを考えると、ドキュメントとドラマという要素が予想以上に巧みに絡み合っていたんだなぁという見終わっての感想です。

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SH

5.0石村親子の愛のカタチ

2024年10月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

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ずん