たべっ子どうぶつ THE MOVIEのレビュー・感想・評価
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お菓子シネマティックユニバース
たべっ子どうぶつたちがカワイイーヤバーイと歌い出した序盤で、早くもどうしたものかと途方にくれかけたが、メーカーの垣根を越えて「日本のお菓子ユニバース」をやろうとしていることに気づいた辺りから俄然面白みが増した。そもそもが子供向けという前提があるからか物語的に物足りなさはあるものの、いろんなものを「THE MOVIE」化していく昨今にあって、お菓子メーカー主導でしかできないことを追求したことに拍手を送りたい。この調子で、いろんなお菓子メーカーが同じユニバースを共有する映画を作ってくれたら、可能性が大きく広がるんじゃないか。
バンドは、ワールドツワーが終わった帰りの飛行機でもめるらしい (残念だが、この話題はこれ以上本文で全く深堀りしない)
YouTubeで「たべっ子どうぶつ」をお薦めしてた人(ミュージシャンではない人)が、実際にワールドツワーの帰りの飛行機はもめると言っていた。誰の動画か不明。終わり (^^)。
お
◎ペリカン教授のセリフで「ひえー」と思ったセリフ。2ヶ。
・「自分は小さい頃から,みんなのように笑顔になれなかったから、みんなから笑顔を奪ってやるんだ」みたいなセリフがあって、「うわー」と思って、さすがに共感は出来ないが同情した。 (´Д` ) (ヒエーその1)
それに対し、教授の友達のグッチャンが、「みんなから笑顔を奪っても、教授は幸せになれないヨ」と悲しそうに言って諭そうとする。
・だけど教授は声を荒げて、
「そんなことは分かってる (`Д´)/。
・・・だけど、みんなから笑顔を無くせば、笑顔になれないのは自分1人だけじゃなくなる」 みたいなセリフを言う。 (;゚∇゚ ) (ヒエーその2)
これって例えば学校のテストで、自分は30点で他はみんな80点以上だけど、も1人30点の子がいればホッとするとか、または、みんな成績が悪くなって点数の低い子だけになればいいみたいな事か? ぜんぜん違うか (^^)。 → ったく,とりあえずとっとと勉強せーい ( `Д´)/
まあ、最後は教授も笑顔になれたから良かった♪ヽ(´▽`)/
オヤっと思ったのが、ヒヨコちゃんがフェニックスになったところ。ヒヨコってニワトリノ子どもだから、成長してもニワトリにしかならんのじゃないかと思ったが、後でWikipediaで調べたら、基本ニワトリのヒナのことだけど、ニワトリ以外でもヒヨコって言うらしい。
落っこちるのを救うためにフェニックスになったけど、あそこでニワトリになってたら、ニワトリ飛べないからギャグとして笑えた。きっとその時は別の方法で助かる。
もふもふでおまけに泣けちゃう
知人が絶賛していたので、夕方上映がなくなる前に、と仕事帰りにふらっと観に行ってきました。
番宣キャッチコピーの「武器なし、策なし、意気地なし」くらいしか知らずに行きましたが、ほんとに面白かったです。
登場人物(?)は造型上も性格付けも混同しようがないほどキャラ立ちしてるし、絵がとにかくキレイで、カラフルでつやつやでなのにしっかりもふもふもしている3DCGアニメを堪能。
個人的におきにいりのキャラクターは、うさぎちゃんとネコちゃんのギャルっぽいコンビです。とにかくかわいい!「かわいいが世界を救う」ってフレーズも納得しちゃう。
あとイケメンすぎるポリンキーたち。お菓子(しかも湖池屋さん)なのにイケボが過ぎるやろ、と思って観てたら、エンドロールで速水さんが声をあててはると知って大ウケでした。
それだけかわいくきらきらしいビジュアルを前面に出しながら、人は生まれながらにして不平等であって誰かの幸せは誰かの不幸であり、どれだけ輝かしく華やかな世界であっても嫉妬や羨望が調和を破壊しうるし、けれどそれを超克するには相互理解しかないんだ、って現代的なテーマが直球すぎて途中何度も泣いてしまいました。
らいおんくんの幼い嫉妬心はむずがゆくももどかしく思えるくらいでしたが、黒幕・マッカロン教授の動機や行動が明快すぎて理解できちゃうんですもの…。
けれど、よくよく練られた脚本が、学習(ペロの英語学習が世界を救う)や、科学技術(ワニさんがさりげに大活躍)、成長して大人になること(ひよこちゃんのクライマックスでの進化)を肯定的にあかるく描いて嫌味がなくて、とても清々しい気持ちになれました。
わたあめのゴッチャンみたいな相手には巡り合えない人も、ゴッチャンのようにともに袋小路に迷い込んで出てこられない人も世の中にはごまんといるのは百も承知で、学習や科学技術の発展や歩み寄りで誰もがお菓子を楽しめる世界になればいいよね、と純粋に祈りたくなる作品でした。
いやーおもしろかった!笑
序盤はよくある子供向け映画の流れです
いつものメンツがワチャワチャするうちに仲違いして、悪党が出てきて仲間が拐われる。
しかし後半は大人向けのキャラと展開が広がります。
あーーーそうきたかー!と、むしろ後半になるほどワクワク鑑賞できました。
お菓子の存在意義という普段は意識することもないテーマを主軸に据えて、それがラストまでブレることなく描かれたのはお見事でした👏
楽しいけどちょっと古臭い
評判良いので見に行きました。
よくできていて楽しめるんだが、ちょい古臭い。
らいおん、ぞう、わにの、グループの首脳(笑)3人は全部男の子。ごっちゃんも男の子。女の子キャラは無責任で人任せ体質だし、そもそも囚われの姫を救出に行くっていうのもね。
それから、たべっこどうぶつたち、もっとぽんこつなほうが良かった。
ぴかいちキャラは、ごっちゃん。
たびたび既視感ある場面やらものやらあって、オマージュなんだかしらばっくれたのかわかりませんが映画好きへのサービスがうれしかったです。
ストーリーは王道の、勇気と友情の物語、予想通りの結末だけどうるうるしました。
小ネタが満載で笑える。他社さんのキャラも大胆に使ってましたがやっちゃって良かったんですよね? 個人的には2016年で引退したベイちゃんと、ビーちゃんも出してほしかったです。ツマミにもなる有能な両刀遣い、意外と日本酒にも合うんだからきっと脇役として味のあるいい仕事してくれたと思うんです
伏線もいくつか仕込まれており、ちゃんと回収されるのがお見事。
マッカロン教授はウィーリー・ウォンカを彷彿とさせますが、ごっちゃんがいいやつで泣けました。人を不幸にしても自分は幸せにならないのは十分知っている、自分が不幸だから人も不幸にするんじゃないか、というのに、人間あるあるで納得してしまった。
ボリンキーたちがいい仕事していた。
かばちゃんはKabaちゃんだったのか
入場者特典でもらったチャーム(よく見たらフィギュアでした)がひよこちゃんでうれしかったです。
たべっこどうぶつに、フェニックスが加わるんでしょうか。
私が劇場に入った時点で観客は私一人。予告編が始まってからカップルが一組入ってきて、総勢3名様での上映
ごっちゃん、ヴェノムかぴょん吉か、らいおんくんと良いコンビになりそうだけど、2作目ありますかね。マッカロン博士がいるからだめかな、観客3名だし。
ポリンキー操縦士。
たべっ子どうぶつvsワタアメ軍団の話。
リーダーは誰がと話し合うスイーツランドへ向かう機内のたべっ子どうぶつ達、ふと機内窓から外を見ると機体、スイーツランドにくっつくワタアメ、…仲間のペガサスちゃんがワタアメ軍に囚われ救出へ向かうことになるが。
序盤の入りキャラと観始めば子供向けかなと思ってしまい始まって早々ウトついてしまい…、ちゃんと観れてれば泣ける作品なのかも。ゴッチャンとマッカロン教授の関係性、笑ってハッピー、友達の大切さとか。
塔の崩壊で落ちるペガサスちゃんとライオン君を見て覚醒し大人になったヒヨコちゃんが個人的熱かったかな。
クオリティが高い
子どもが見たがったが、絶対に見たくないと思っていて、ところが評判がいいので家族4人で見に行く。質感や動きなどCGのクオリティがあまりに高くて評価に納得する。
しかし、話は子供向きであまり面白くない。特におじさんが子どもの時のトラウマで世に恨みを持って復讐を企てるなど、気の毒で哀れでしかない。動物が急にクッキーになったのは驚いた。ヒヨコが鳳凰になって全然かわいくなくなり、ショック。
小2の娘は入場特典の人形と同じ動物が出る度にスクリーンにかざして楽しんでいた。
とても意外なダークホース。
面白かったと言われたものの全く期待せずに見たわけですが、大変よかったです。いろんな要素を詰め込んでそれがうまく噛み合ったと言うか。勿論、主に子供を対象にしているので、物語的には強引だったり、納得できなかったりはする部分もあるのですが、そこは殆ど問題ないほどの楽しさでした。
あちこちに散りばめられたパロディもオタク心を鷲掴みで、ああ、これ解ってるなぁと(上から
一般ウケするかどうかは微妙ですが、タイトルやテーマで敬遠してるなら一度見ても良いかと思います。
とにかく、こう言う意外な当たりがあるから映画鑑賞はやめられないなぁと感じた作品でした。
かわいくてごめん♪
ライオンくん「僕たちの武器は強さじゃなくて可愛さなんだ!」
→可愛さで次々兵士がとりこになって倒れていく
マッカロン教授「この食いしん坊め!」
キリンちゃん「食いしん坊で・・・ごめんね♪」
この2つは名ゼリフだと思った。。
さもしくてごめんね♪
意地汚くてごめんね♪
これまでいろいろな人から叩かれてきたけど
ごめんね♪と可愛く言えば
なんでも許してもらえそうだ
努力しちゃっててごめんね♪
かわいくてごめんね♪
にしても人からにらまれないために普通のことでもわざわざ
エクスキューズを要する日本怖すぎる
キャラクター創造に疑問を感じた🦁
Youtubeで予告や冒頭のライブ映像等を観て、センスを感じたので観に行きました(しかし、多くが本編映像では無く、Youtube宣伝用の動画でした)。主人公が使えないリーダーで、ウジウジしているだけで尺を消費して全く魅力を感じませんでした。発言や声も苛つきます。仲間たちにもそれぞれ見せ場がある訳では無く、描き分けが下手でした。また仲間男性は大体頼りなく、キャラの男性らしさ、女性らしさを意図的に排除している様に感じました。ライオン(臆病)、ゾウ(存在感無し)、ペガサス(虜囚)、◯◯鳥(幼体にする)等、強キャラと思われる者達は軒並み弱体化され、駄目なソシャゲみたいでした。黒幕は爺の逆恨みで聞くに絶えず、普通にワタアメ星人が侵略してくる話で、ペガサスを主人公にして「皆がいたからやって来れたんだよ」と言う展開が、良かった気がします。W大塚の闇堕ち共闘も無いです。ひよこちゃんの単騎突撃は熱かったです。企画が面白く、アニメーションも海外大手のものより好みで期待しましたが、キャラクター創造は話し合いで決めただろうに、何か偏っていて疑問に感じました。
観る前は不安だったが最高の作品だった
お菓子のパッケージイラストのファンです。
お菓子も美味しくて大好き!
新しい味が出れば購入しパッケージとともに楽しんでいます。
近年では着ぐるみが作られ、
45周年にはランドで盛り上がりました。
どうぶつさん達に会いに行けるようになり、一緒に写真を撮れる…
ファンにとって彼らはまさにアイドルの存在です。
映画の最初のPVが発表になった時、
キャラクターの口に牙があることや最終的に戦うの?と違和感を持ちました。
youtubeにある一〇くじコスメの紹介動画などでどうぶつさんたちは
やわらかく仲良くわちゃわちゃしている姿が大好きなので
もっとほのぼのでゆるいイメージの作品を私は求めていました。
個性強めな性格がついて困惑してしまいました。
でも、大好きだから応援はしたい!
足取り重く映画館へ。
求めていたものではないけれど楽しい映画だ、これは!
キャラクター達が生き生きと動いているし、
パロディチックなセリフやら昭和ギャグツッコミまでバリエーション豊かに笑いもあって全編通して広い世代に飽きさせない工夫がちりばめられていました。
お菓子の箱にじゃんけんがついていたり、
食べるだけではない楽しさを提供してくれる
たべっ子どうぶつの商品の精神が感じられました
(コンビニ売り期間限定フレーバーは菓子底がかわいい!
見逃しちゃうようなところへのこだわり◎)。
元のお菓子はどうぶつの数がもっと豊富ですが、
メイン以外のどうぶつを出さない潔さも無駄がなくてよかったと思います。
商品のポイントである知育菓子であることが鍵になっているのが素晴らしいです。
クライマックス、
らいおんくんの抱擁からのたべっ子スマイルが最高で泣きそうになりました。
帰宅後にライブシーンの動画をみたところ
足がアップになったところでぬいぐるみの起毛のような産毛が確認でき
質感にこだわって丁寧に仕事をされていることに感動しました。
なんか違うんだよなぁって思っているファンの方々、
ちゃんとたべっ子してる良い映画ですよ!
ノリが良い主題歌を聞きながらエンドロールのイラストで幸せな気分になって終われますよ。安心して映画館へ行って下さい。
ギンビスさん、映画に参加された皆さん、
皆が笑顔になって帰れる作品をありがとうございました!
いや、意外な作品にやられてしまった。
「たべっ子どうぶつ」のCGアニメ?なんじゃそりゃあ?と思ったが、フライヤーを3種類も作って気合いが入っている。上映が始まったら、ここのレビューでも評価が高い。え、脚本が池田鉄洋!?ますますなんじゃそりゃあ?だな。
5月8日(木)
TOHOシネマズ日本橋で「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」を。
映画会社のプレゼントマークのようにギンビスのロゴで始まる。
昔からあるギンビスのお菓子(1978年発売だそうだ)動物型ビスケット「たべっ子どうぶつ」。それを元に自分をお菓子だと知っている(むしろ、それを逆手に取ってラストのオチにも繋がっている)歌って踊る動物たち。
ボーカルのらいおんくんがリーダーのスーパーアイドルグループ「たべっ子どうぶつ」は、1年に渡るワールドツアーを終えて故郷のスィーツランドに帰って来るが、何か可怪しい。
キングゴットンがボスの「わたあめ軍団」にスィーツランドは牛耳られていた。
邪悪な「わたあめ軍団」にメンバーのぺがさすちゃんが捕らわれてしまう。
仲間を救出するために武器なし、策なし、意気地なしの「たべっ子どうぶつ」はどう
戦うのか。
いや、面白い。そして画がキレイ。キャラがカワイイ。ぺがさすちやんの歌が染みる。
らいおんくんは、リーダーとして悩み、頼りないけど仲間のために頑張る。ひよこちゃんはラストで成長を見せる。
お菓子とアイドルは人を笑顔にする。他社のお菓子も登場してばかうけ。
いや、意外な作品にやられてしまった。
池田鉄洋、グッジョブ!(声でも出演してました)
この点はやりすぎ
これはさすがに高得点すぎるのでは…
意外と面白いとは思いますが、大人が評判を聞いて期待値上げて行くと、ちょっとがっかりする方もいらっしゃるかと思います。
色んなお菓子のキャラが出てくる、思いの外楽曲がいい、何より高石あかりがやばい、歌も声優としてもすごいというのは良かったです。
ラストの教授の本性が出てからも面白かったです、急に作品のクオリティが上がって、ベテラン声優の掛け合いもかなり緊迫感がありました。
ただ、本当にそれまでが退屈が過ぎますし、シンプルにキャラに魅力を感じられませんでした。ペガサスだけは良かったですが…何かみんな自分勝手で、かつ何であんなに大の大人が捕まって街まで牛耳られているのか分かりませんでした。そんなことを言ったら元も子もありませんが、綿菓子ぐらいは何とかしろよとしか。それに、いただきますを言えばいいなら、それを人間に連呼してもらえば全部解決ですし。水といただきますというあまりに強すぎる対処法が出てしまっているのに、何故あんなに悲観的な作戦会議なのかも分かりません。終始イライラしました。さすがに制限なり、効かない敵などは出した方がまだ辻褄が合いそうな気はしました。
あまり期待せず観に行けば、思ったより面白かったとなるかもしれませんが、期待して観に行った分、ちょっと期待外れでした。
できっこないをやらなくちゃ
邦画を応援し隊副隊長様に布教されたので観てきましたが、めちゃくちゃ良かったです。
観客を惹き込みつつ設定を呑み込ませるライブシーンでの導入が、まず見事。
また、スイーツランドへの機内でキャラの性格や関係性など必要な説明を済ませる手際のよさ。
ここが上手いから、後は何も考えず没入できる。
基本わちゃわちゃしつつもしっかり前フリを効かせてあり、子供向けと侮れない。
キャラ数は多いけど軸はしっかりしてるし、かといって脇も疎かにしない塩梅が絶妙。
そして単純に動きが可愛くて楽しい!
CGのクオリティは海外の有名スタジオにも負けてません。
髙石さんの実力は『きみの色』で、いや『ベビわる』のドラマCDから分かってたが、松田元太もなかなか。
藤森慎吾はもはや安心安定だし、たべっ子側のプロ声優はメインを食わない抑制の演技。
何より今回は大塚明夫さんの芝居が圧巻。
ダイジェストでしかない過去にしっかり奥行きと説得力を持たせられ、グッときた。
関さんのゴッチャンも隠しきれないイイ奴感が好き。
役名が載ってなかった速水奨さん、絶対ラスボスかナレーションと思ったらポリンキーかいっ!笑
とはいえツッコみ所はいっぱいある。
キングはあの場所だと雨が降ったら即アウト。
「いただきます」で無力化できるなら、一般市民からすれば恐るるに足らないハズ。
でもそんな野暮を言うべき作品ではないし、最後まで暴力を使わず解決させるシナリオが素晴らしい。
他社キャラが多数出てくるのは、サービスというだけでなくテーマとのリンクも感じた。
エンディングがたべっ子の歌じゃないのだけは残念。
でも、素直に童心に還れる本当に素敵な作品でした。
子供が眠たくなるのは致命的ではないか
2025年映画館鑑賞46作品目
5月5日(月)イオンシネマ新利府
ハッピーマンデー1100円
監督は『放課後ミッドナイターズ』の竹清仁
脚本は『行け!男子高校演劇部』『劇場版パタリロ!』『ゴッドマザー コシノアヤコの生涯』の池田テツヒロ(俳優の池田鉄洋)
粗筋
お菓子と人間が仲良く暮らすスイーツランド
突如現れた巨大綿菓子によって人間たちは攫われ城の中で強制労働をさせられることに
立ち向かうのは戦わないたべっ子どうぶつ
人間が「いただきます」と言うとお菓子に戻り食べるとキャラクターとして具現化する世界観
3Dアニメで絵は綺麗で良い
だが全くつまらない
可愛さが滑っている
お菓子を買ってもらなかった逆恨みというのもなんだかなあ
ギンビスの意向が働きすぎたためであろう
半世紀近い歴史を誇る商品のイメージを壊したくない
空海が鼻水垂らしてお尻を出して戯けるか?やらないだろう
監督や脚本家などスタッフを責められない
だから池田鉄洋は悪くない
コシノ三姉妹の母親の映画は期待している
大人が子供向けとしては良いだろうと評価するものは果たして子供が観て楽しいだろうか
甚だ疑問だ
『8時だよ!全員集合』は大人たちの評判は悪かったが異常な高視聴率で全国の子供たちを釘付けにした
これは子供に寄せすぎて失敗している
一般的に子供向けと言われることもある劇場版の『名探偵コナン』はどうだろうか
子供が背伸びするくらいが楽しめるはずだ
その点ではアニメの『まいっちんぐマチコ先生』は面白かった(てっ違うか)実際なにかと言えばすぐに眩暈で倒れる女の教頭先生のキャラが好きだった
そんなわけでたべっ子どうぶつはマリオみたいな強力なライバルになれそうもない
配役
たべっ子どうぶつのリーダー的存在のらいおんくんに松田元太
たべっ子どうぶつの冷静沈着頭脳明晰なぞうくんに水上恒司
たべっ子どうぶつの新メンバーのぺがさすちゃんに髙石あかり
たべっ子どうぶつのお調子者のさるくんに藤森慎吾
たべっ子どうぶつのムードメーカー的存在のかばちゃんに蒼井翔太
たべっ子どうぶつで一番SNSが大好きなうさぎちゃんに小澤亜李
たべっ子どうぶつでツンデレでマイペースなねこちゃんに水瀬いのり
たべっ子どうぶつでお淑やかで気弱なきりんちゃんに東山奈央
たべっ子どうぶつの発明家で老獪なわにくんに立木文彦
たべっ子どうぶつ最年少だが最大のピンチにフェニックスに成長するひよこちゃんに間宮くるみ
たべっ子どうぶつと行動を共にするようになったお菓子泥棒の人間の子供のペロに大野りりあな
味方じゃないがらいおんくん鬣のてっぺんににくっついているゴッチャンに関智一
笑顔を見せない大学教授のマッカロン教授に大塚明夫
スイーツランドの侵略者で綿菓子以外のお菓子を認めない城の上に聳え立つ巨大な綿菓子のキングゴットンに大塚芳忠
Dream Animals
去年製作が発表された時は一体どうやって映画化を?と不思議な気持ちにはなりましたが、情報が明らかになっていくに連れて楽しみになっていきました。
ちびっこの頃からお世話になっているたべっ子どうぶつをスクリーンで観られる体験なんて嬉しすぎる〜と特典を持って劇場へIN。
特典は菓子箱のような組み立てキットで人形はらいおんくんとぞうくんでした。
いや〜素晴らしすぎました。
たべっ子どうぶつにしかできない世界観で展開される超絶楽しい物語、たべっ子どうぶつ含め子供の頃から一緒に育ってきたお菓子がそばにいる理由なんかも含めて壮大な物語になっていてジェットコースターのような作品でした。
序盤からたべっ子どうぶつたちがアリーナ会場でどんどこどんと踊って歌ってをしてくれるので思わず笑顔になりましたし、やばい〜かわいい〜って妙にクセになるリズムがこれまた良かったです。
そこから人気者になったぺがさすちゃんと自分がリーダーなのに上手く目立てないらいおんくんとの確執があったりとでトラブル始まりのスタートはワクワクさせられました。
ぺがさすちゃんが誘拐されてから人間たちと関わり出し、わたあめ達に世界を侵食されていくという状況に立ち向かっていくという冒険ものがスタートしていくんですが、他のお菓子達もゲスト参戦してくるのは中々に熱い展開で、どのお菓子にもいつもお世話になってます!と頭を下げっぱなしでした。
ポリンキーたちが出番多くて感動しました。
らいおんくんたちの不平不満もあったり、わたあめ軍団のゴンちゃんがたべっ子どうぶつたちと一緒にいたりと、オーソドックスな展開も交えつつ、たべっ子どうぶつ含めたお菓子ジョークも炸裂させていたりと画面の情報量をたくさん食らって面白かったです。
たべっ子どうぶつたちの戦闘スタイルってどんな感じかな〜と思っていて兵士たちの戦闘が始まったかと思いきや、一向的にポコポコされるらいおんくんが平気な顔をしており、理由がモフモフだからというなんともファンシーな理由で、そのモフモフから繰り出す可愛さでメロメロにしていくっていうのがキュートすぎて見事にやられました。
モフモフアタックでものの見事にメロメロにさせられ、塩対応からの神対応でドキューンとやられたり、それぞれのたべっ子どうぶつたちの能力を活かしながら一掃していく様子は見応え抜群で気持ち良かったです。
たべっ子どうぶつ含めお菓子である理由を全面に押し出した感じなのも素晴らしく、いただきますと唱えるとお菓子たちは元の姿に戻り、そのお菓子を食べると復活するというのが面白く、練りに練られた設定にファンタジーさを交えても全然違和感なく楽しめて尚且つ良さも見出せるときたもんですから感服ものです。
終盤に差し掛かって入る意外な展開は子供からしたらトラウマものなんじゃってくらいにはインパクトがあるものだと思います。
教授がバラバラにしたたべっ子どうぶつたちのデザインに書いてある英語を組み合わせてバラバラになったたべっ子どうぶつたちを蘇らせるというちょっとしたお勉強が世界を救う糧になったというのも感慨深いですし、確かにたべっ子どうぶつのおかげで動物の英語を覚えたこともあったな〜と懐かしくもなりました。
アニメーションのクオリティはとにかく素晴らしく、ヌルヌル動くし、モフモフ感は満載だし、表情は豊かだしですげぇクオリティでやってきたなぁと嬉しくなりました。
声優陣もメインキャストは俳優陣ですが、そこまで違和感なくキャラクターに合っていましたし、本職の面々が支えてくれているのもあってごっちゃにならずにそれぞれの個性になっていたと思います。
それにしても大塚明夫さんに関智一さんに大塚芳忠さんってラスボスすぎません?とキャッキャしていました。
最初から最後まで目一杯楽しめて、感動させてくれる傑作でした。
今も昔もどんな時もお菓子がそばにいる事は変わりないですし、これからもいろんなお菓子にお世話になっていくんだろうな〜と思いました。
90分に詰め込まれた濃厚なお菓子ムービー、とくとご覧あれ!
鑑賞日 5/2
鑑賞時間 19:20〜21:05
豪華声優
観客9人
こんな映画まで見るんかいという感じですが。
案外楽しめた。
主役はたべっ子どうぶつなのだが、ゲストキャラクターとして、うまえもんとかポリンキーとかタラタラしてんじゃねーよとかが出てくるのだ。
原作は「ギンビス」。ゲストの会社は、湖池屋・やおきん・オリオンなど駄菓子作ってるところなのである。明治・森永・ロッテ・カルビーなどは入っていないのだ。ここらへんに駄菓子会社の心意気を感じた。
声優陣も豪華で若手人気俳優が起用されている。ヒロインのぺがさすちゃんの声は髙石あかりである。
ストーリーは他愛ないものだが、90分の長さがあり、それなりのメッセージが込められている。
作画も丁寧で画面は美しい。
観客9人のうち7人は親子連れだった。
泣くと思わなかった……
ギンビスが原作だからこそできる、お菓子の豪華出演(他会社のものもあった??)
もふもふ感が凄かった!毛とかわたあめとか……グミのツルツルプルプル感も好き!人間はピクサー風だけど、オカシーズ達は日本製って感じ。
声優も豪華!渋渋(?)が揃ってた!
大塚芳忠、大塚明夫、速水奨、立木文彦、関智一
らいおんくん結構みんなから責められてて、ちょっと可哀想だった。
うまえもんのCV????は誰だったんだろ?
関さんめっちゃ喋ってて嬉しかった!ツンデレ具合が良き。
(予告で関さん出演するの知って観に来たので)
あの声で泣くと思わなかった……涙腺に来る説得で素晴らしかった!
明夫いただきます!!!からのたべっ子バリバリ……感情の急降下やばかった。
頼りになって、声の強い人は要注意だな〜と思ってたけどやっぱりか。
ペロリ可愛かったな…
ぺがさすちゃんのガチオタゴットンわたあめも可愛かった。
万能なわにくん
らいおんくんの翼、バイク、電波の普及、ぺがさすちゃんの翼……何食わぬ顔でこなしてるの強すぎ。
フェニックスのひよこちゃんがアンバランスで面白かった!殻も被ってる!
展開がサクサク進み、登場人物の心情の変化も、らいおんくんが自信を取り戻して、ぺがさすちゃんがありのままの自分をさらけ出せて、マッカロンがゴッチャンと仲直りできてという単純な構図なので、スっと入り込めたし、楽しめた!
いろんなお菓子がでてくる
国民的おかし「たべっ子どうぶつ」をアニメ映画化
タイトルからストーリーは見当もつかなかったが
たべっ子どうぶつはみんなのアイドルという感じだった
CG作画はかなりレベルが高いように思った
声優も個人的には悪くなかったように思う
基本的にはキッズ向けの内容だと思うが
らいおんくんがリーダーとしてふさわしいかという話からから始まって
最初からギスギスしている
あとはくっついたゴッチャンとの言い争いもあり
全体的にギスギス感が強い
わたあめは水に弱いとか
人間の「いただきます」でお菓子に戻るとかは
唐突な設定だったがキッズ向けとしては受け入れられそう
凶悪なわたあめ軍団にスイーツランド乗っ取られている
そして、ぺがさすちゃんを取り戻すため突入する
思ったよりも「策なし」ではなかった
そして、博士が実は黒幕だったという終盤の怒涛の展開
ポリンキーなどいろんなお菓子がでてくるのはよかった
最初のたべっ子どうぶつのイメージを壊すシーンから大逆転
私は事前情報なしで最初のシーンを見て
「何でたべっ子どうぶつにこんな険悪なシーン入れるの!?」
「たべっ子がスマホ弄ったり動画配信してたりひろゆきの真似したりメンヘラ描写されてたりするの見たくなかった!!」
「ペガサスが表向き柔和にしてるようで刺々しさを隠し切れなくて何か見ててツライ…」
って失望しましたが、何だかんだでメンバーがリーダーのライオンを心底までは見捨てられない絆、ヘタレなライオンの成長物語のようで実は最初からライオンはみんなを笑顔にするために勇気を惜しまない素質がある点など、物語はしっかりしていて見直しました。
只の動物大戦争にならないだけでも合格点なのに、これは凄いです。
舐めてたらびっくりします。激情でもみんな笑って満足してました。
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