忘れない、パレスチナの子どもたちをのレビュー・感想・評価
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淡々と亡くなった子どもたちを紹介していく
子どもたちの死から時間が経っているのか淡々と話をする親やきょうだい。
中には、家族みんなが亡くなって、友達や親戚が紹介している子もいた。さらに言えば、この映画には紹介されなかった存在そのものを覚えている人さえいない子もいたのかもしれない。
現在進行形でもあるドキュメント
2021年のイスラエルガザ空爆が舞台。しかし、現在進行形で2023〜2024ガザ空爆に置き換えても問題ない作品。
戦争は何時でも子供たちが被害者。パレスチナの子供たちの悲痛のメッセージ、両親、祖母、兄弟のメッセージも胸に響く。パレスチナはいつになったら平和が来てパレスチナの子供たちが笑顔になるか。改めて、考えさせられた。
tiktokも世界で使うが、パレスチナでも使われている事。空爆で世界へ訴える手段にも使っているSNSだと知った。
この映画の存在感
3年前2021年5月の11日間、イスラエル軍によるガザ攻撃で子ども達の犠牲者は60数名が死亡 数百人が負傷した
内部のパレスチナ人監督がひたすらその亡くなった子供達の家族の肖像を撮るが声高に泣き叫ぶことはなく、亡くなった子らがどんな子どもだったかを静かに語る家族たちの悲しみを湛えた澄んだ瞳、瞳、瞳
その場面だけがひたすら続く映画 観たことない映画
昨年10月に始まったイスラエル🇮🇱による大規模なパレスチナ🇵🇸へのテロへの報復攻撃からハマス壊滅作戦に拡大した戦争によるパレスチナ人死者は今や4万数千人で、そのうち子供達の死亡は1万6千人を超えた
毎朝NHKの海外報道のダイジェストニュースを観るのが日課で、あまりの非道な惨状に知らず知らず感覚が麻痺していたことをこの映画が自分に気付かせてくれた
3年前にキャメラの前に立っていた家族、子供達ももしかすると・・・そう考えると命の重さに胸が潰れたが、もう今2度と撮ることが出来ないパレスチナの現状を鑑みる時、この映画の存在感はとてつもなく大きくて重い
1人でも多く、重い尻をグッと持ち上げて映画館へ行って我が目でありのままを確かめて欲しい
百聞は一見にしかず
パターン化の一長一短
日本人女性によるナレーションがあって、ガザにおいてイスラエル軍による空爆が殺していった子どもたちの遺族が、その子どもたちの思い出をカメラの正面を向いて語ったり、写真や映像で振り返るというのが、結構パターン化していて、それが良い面もあるのだろうけれども、辟易感も生じてくるような気もする。
色々な場面で犠牲になる人たちのこういう映画、 もっと作られたら全作...
色々な場面で犠牲になる人たちのこういう映画、
もっと作られたら全作品見に行きたい
亡くなった記録は、
少なくとも生きてきた証だから、
敬意を持って鑑賞したい
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