花まんまのレビュー・感想・評価

兄(私は女なので姉だが)であるからこそ、
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから妹を支えてあげて」何度そう言われてきただろう。
その度に「なんで私がこんなことせなあかんねやろう」と思って、姉であることを煩わしく思ったことも多い。
妹の「お願い！」という言葉に何度従わされてきただろう。
だけどやっぱり姉であるからこそ妹をこんなにも可愛がれたのだと思うし、家族として妹が育ってきてくれたことが幸せだ。
「妹なんていらない」そう何度も口にしてしまったけど、やっぱり妹は妹で大好きだから。
いつまでも私の可愛い妹でいてくれてありがとう。
これからも仕方ないから妹のワガママに付き合ってあげるよ。
妹をお世話する役目はもうパートナーの人に渡すけど、妹として可愛がることはずっとこれからもしてあげる。
妹でいてくれてありがとう。

主役の両名は関西出身、脇役の方々も関西出身で安心して関西弁の言葉が聞ける映画でした。関西独特の優しさのあるストーリー展開、フリ有りのオチあり。お兄さんの言うことは全くその通りなんですが最後のセリフに驚き！最後の映像が美しすぎて心震えました。お父さん達！？笑笑！幸せを願いますよね。

映画気に入った方は原作は勿論、是非『花のたましい』も読んで欲しいと…

鈴木亮平、有村架純の関西弁の演技が観れるとのことで
期待大で鑑賞
結果、大当たり❗️本当にすごいや彼は　西のにいやんそのものの上に演技がしっかり乗っててめちゃくちゃ感情移入しやすかった
ストーリーも笑いあり涙あり（結婚式は基本泣くけど）で満足感高い
ただ「なんでそうなった？」がもう少し突っ込めたらめっちゃいい締まり方になったと思う
子役の子たちも上手かった
ファーストサマーウイカもめちゃ良かったなー
あんな美人でスタイルと気立が良くて関西弁の人なかなかおらんよね

結婚間近の妹になんか「記憶」にまつわる秘密があるらしいというお兄さんの話。家族もので感動作という。

なお、直木賞原作なので読まれた方はネタバレしてると思いますが、映画公式みるとこの程度しか書いてないので途中まではネタバレせずにお話ししたいと思います。

結果、笑って泣けて全ての人が救われる、最高の映画でした。

舞台が東大阪なのでオール関西弁。冒頭からオール阪神・巨人さんが投入され、吉本新喜劇みたいな雰囲気でゆるーくスタート。演出もなんだか古くさい感じで、大丈夫かいな？とニヤニヤ。(これ、ラストまでみるとワザとなんだなとわかります。)

で、中盤の本筋のネタバレのあとは、演出がぜんぜん違う映画みたいに感じました。なんかゆる〜いカーブばっかしかな、それもええけどもと思ってたら、中盤以降、ビュンビュン豪速球が投げ込まれる感じ。その勢いで感動のラストまで一気に畳み掛けます。

お笑いについては、ボクもいろんな映画見てますがここまで場内から笑い声がでる映画ってあまり経験がないです。例えば、後半も泣けるシーンだと思ってたら、アホみたいな伏線回収して爆笑かっさらうみたいな、もう容赦ないんですね😛(しかも笑いのあとはきっちり泣かしにくる)

実際はどうなのかわかりませんが、アドリブでテキトーに笑わせてくる感じじゃなく計算されたお芝居やコントの間に感じました。それほど息がぴったりで。

泣ける部分については、酒向芳さん、キムラ緑子さん、六角精児さんが、全力で泣かせにかかりますので、涙腺崩壊を保証いたします。しかも六角さんは最初、誰？となって笑いもとっていきますし。

もちろん、映画的にこう着地するだろうな、こうなったらいいな、やっぱりそうきたか、とか思いながら観てるわけですが、泣かせたり笑わせたりしてそこを超えてくるので最終的にいい映画観たな、という満足度がすごかったです。

最後にネタバレワードの「記憶」について。

⚠️こちらからはネタバレされたくない方は読まないでください。
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この映画、刺さらない人がいるとしたら、この「記憶」に対しての拒否反応かな、と思います。

「胎内記憶」

ボクは息子くんが2歳の時に、この「記憶」について話してくれたので、あながち信じないわけじゃない、くらいのスタンスで受け止められたし、なおさら思うところもありましたね。だいたいの子供がこの「記憶」をなくすのですが、まあ覚えてる状態だとしたらこの映画のようになってしまうわけですからね。

ちなみに、うちの子は、アフリカで産まれて赤ちゃんの時にすぐ死んで、お空の上から楽しそうなおウチがあると思ってお母さんのお腹に入ったそうです。お母さんのお腹の中で水の中をちゃぷちゃぷ泳いで遊んでて、臭かった！と言ってました。

絶対泣くわ、と思いながら
やはり泣きました。
兄やんの挨拶で泣くとは思ったけど、あれはなぁ…切ない。どちらから？とは。
そしてそれを予期していたかのような引出物なぁ…泣くしかないでしょ。
二人とも見事な兄妹でした。

タイトル良いなあ。
生い立ちとかだけだと重くなりそうな内容だけど、雰囲気とか不思議な設定があるからか、見やすかった。
虚しさと、それを埋めるような優しい最後も良かった。

結婚式のスピーチが良くて、聞いてるうちに泣けてきて息できなくなりかけた…うさぎ…
いろんな優しさの中で懸命に生きてきた感じが良かったな。
見えていない、その時は気づけない優しさにも生かされてる。
自分のことばっかりになったり、一生懸命になりすぎると忘れちゃいそうになる、1人で生きてる気になっちゃう。気をつけたいな。

俳優さんもみんな素敵だった。眼差しも、表情も。

披露宴場面がありがちでリアル　笑　ファンタジー感やお涙頂戴感過多。

朝方1時30分に目が覚めて、アマプラで映画を観ようと思い探してたら、鈴木亮平さんに有村架純さん
泣ける作品でした
この作品で思い出したのは、ある地方都市の宝石店で放火された事件があったのですが…思い出しちゃいました
30年位前の事件でした

何？どういうこと？での始まりは面白かった。なるほど前世の記憶か、ここまではよかった。話が進むにつれ、なんだファンタジーか。
ファンタジーがやや苦手な私は少々がっかり。ファンタジーでなくてもいける気がするのだが。カラスは面白かったけど（笑）
話が見えるといかにもな、お涙頂戴ストーリー、もう後半は完全に読めてた。
俳優陣が見事だったのでそれでもホロリとはきたが、私的に嫌だったのが芸人の多用。みんなそれなりではあったのだが…演技なんて誰でもそれなりにはできるんだと勘違いされそう。

心温まるストーリー、あったかい兄妹と素晴らしい日本映画でした。子役の演技も良き。

アマプラで２回目再度見ましたが、改めて感動してしまった。。。

自然と涙が溢れてくる、人情味あふれる作品でした。鈴木亮平さんと有村架純さんの兄妹愛が作品全体を覆い尽くし、最後にお題回収して、感動の嵐です。良い作品でした。

予告編で感動のラスト５分って書いてあったんですか、残念ながら辿り着けませんでした。
突拍子もない話で理解できなかったし、それに対する鈴木亮平の演技も感情移入出来ませんでした。
映画館だったらラスト５分見られたかもね。

序盤でドロップアウト
とにかく話がつまらない
芝居が下手な子どものシーンも長すぎ

両作に出演していますが、月の満ち欠けよりこちらの方が全然良い。
月の満ち欠けの気持ち悪さが無い。
妹の結婚式が少し寂しいお兄ちゃんのお話し、というシンプルさが良かった。

オール阪神・巨人、出演。そういえば、阪神優勝🏆おめでとう。

そういえば2、関西の結婚式はお色直し3回の計4着のイメージでしたが今はお色直し無しがスタンダードなの？

お兄ちゃんのスピーチで泣いたとの口コミ多数ですが、私は完全にお父さん目線でボロ泣き。

評価4.3

重い話になるのかな　と構えて見ていたけど重そうな話を軽やかに流れるストーリー
有村架純さんの影がある時の演技とその後の表情がガラリと変わる様はさすがですね
お兄ちゃんの真っ直ぐな性格はドラマ「ひとつ屋根の下」あんちゃんそのもの
うっとうしいけどあったかい
今もこんな熱い人いるのだろうか？

相変わらずこの手の作品には泣かされてしまいます
ほんとに歳をとるとぽろぽろと良く流れるものだ
昨夜の『ペット2』でもうるっとくるしこの先どうなるのだろうか
若い頃は薄情だったのだろうか
しかし心はほんのりと温かく花まんま頂きたくなりました。

平坦なストーリー展開でありながら、登場人物の心情を丁寧に描き、映像的にも美しく上質な鑑賞体験でした。
「泣ける、泣ける」と聞いていたので、泣かないよ！と思っていたのですが残念ながら、兄のスピーチで泣きました。
悔しい。