花まんまのレビュー・感想・評価
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あの予告の延長であれほど泣かされるとは
予告通りとまでは言わなけど、基本はその延長。大どんでん返しも無ければ、驚く事実の発覚も無かった。ちょっと昭和のホームドラマのような演出とキャラ。
それでも泣いたね。単純に結婚式って泣けちゃうね。嗚咽我慢レベル。
最後の方のあのシーンは、さすがにアドリブでは無いと思いますが、固定カメラで一発録りですかね。あんなにキレイな涙も珍しい。
全体的にとても王道で良いストーリー、そして良い役者陣。良い映画でした。
切なく、悲しく、温かい
予告から絶対に感動する話だと期待していた本作。公開2日目に鑑賞してきましたが、期待どおりしっかり泣かせてもらいました。
ストーリーは、大阪の下町で暮らす加藤俊樹は、亡き父との約束を胸に妹のフミ子を守り続け、母を亡くしてからは親代わりになって妹を育てあげ、いよいよフミ子も結婚することになった矢先、幼き日にフミ子に表れた不思議な記憶と、二人だけの秘密にしていた出来事が、俊樹の心をかき乱していくというもの。
ちょっとファンタジーな要素はありますが、不思議な絆がもたらす人情物語として最後までしっかり楽しませてくれます。悪人はいっさい登場せず、みんながみんな温かくていい人ばかりなので、安心してどっぷり浸りながら、気持ちよく泣かせてもらえます。
父との約束を守り責任を一身に背負って妹のために人生を捧げてきた兄・俊樹、そんな兄の思いを受け止めつつも別の人物の記憶を宿す妹・フミ子、この二人にあふれんばかりの愛情を注いだ両親、兄妹を親身に支えるお好み焼き屋の父娘、そして末娘を亡くした繁田家の人々など、それぞれが周囲の人をどれほど大切に思い、どれほど優しい気持ちで接してきたかが、ひしひしと伝わってきます。
だからこそ、フミ子は繁田家のために文通を続け、繁田家は感謝しつつも甘えすぎることはなく、互いを思いやりながら適切な距離感を保ってきたのでしょう。そんなフミ子と繁田家の気持ちを知り、これまで独りよがりだった自分の生き方を顧みた俊樹の言動が熱いです。結婚式でのスピーチは涙なしには聞けません。人を動かすのは理屈ではなく、人の思いなのだと胸に深く沁みてきます。切なく、悲しく、温かい、それぞれの思いに触れ、大号泣です。
主演は鈴木亮平さんと有村架純さんで、不器用で熱い俊樹と兄思いのフミ子を好演しています。どのセリフからも互いを思う心情が伝わってきて、まるで本当の兄妹のようです。脇を固めるのは、鈴鹿央士さん、ファーストサマーウイカさん、オール阪神・巨人さん、酒向芳さん、キムラ緑子さん、六角精児さんら。流暢な関西弁の話せる実力派ぞろいの盤石の布陣で、子役も含めてすばらしいです。あえて言えば鈴鹿央士さんだけがちょっと浮いてる感じですが、ユーモラスなアクセントになっていたようにも思います。
よかった
予告通りの内容
枯れたはずの"望み"
鈴木亮平さん贔屓で済みませんが素晴らしい作品です!
幼くして父と母を相次いで亡くした兄妹の、ちょっと不思議なヒューマンドラマです。ネタバレしないようにおもいっきり端折りました(笑)。
私は現在活躍されている俳優さんの中で鈴木亮平さんが一番好きといっても過言ではないくらいのファンです。今作では関西の東大阪市辺りが舞台ということで兵庫県西宮市出身の彼にとってこの兄やんの役柄は大変親和性が高くてそれだけでも好印象!その上別嬪さんの妹役は言わずとしれた有村架純さん!彼女も同じく兵庫県伊丹市出身でなんとも柔らかで上品な関西弁を使われてます。
この兄妹の掛け合いだけでも眼福、耳福なのに脇を固める俳優さん(関西の芸人さん多かったですね)の演技が自然体でみな素晴らしく、大阪の下町の人に優しい世界観を十二分に表現できていたと思います。
設定上、若干ファンタジー入ってましたけど全く嫌味なく脚本に溶けこんでいました。そして人情話に泣き笑いさせつつうまいこと伏線も張って、最後はガッツリ泣かされましたよ。
派手さはないけど、いい感じで心温まる作品でした。
ぜひご鑑賞を!
笑って泣いて
予告編を見て何となくファンタジー的な雰囲気を感じたが、
現代科学では説明できなくても都市伝説レベルでは聞いたことが
ある、別人の記憶が鮮明にある人の話だった。
無差別殺人で命を落とした人の物語は最近別の映画で見たことが
あるが、同じファンタジーでもこちらの方がすんなりと物語を
受け入れることができた。(詳細は書かないが)
登場人物の成り立ちや性格がきちんと描かれていて説得力がある。
話の展開も無理やり感があまりなかった。結末は途中で予想できて
しまうけれど、脚本の良さと役者さんたちの演技の良さによって
「良い映画を観た」と素直に感じられた。
公式サイトによると原作は短編小説で、俊樹とフミ子の子供時代の
ことを描いた作品だったらしい。その物語を発展させた脚色が見事。
フミ子が生まれる病院の場面が伏線となっていた。最期を迎える人、
これから生まれる人が居合わせて神様の手違いで?新しい生命に
天国へ行くはずの(繫田喜代美の)魂が宿ってしまった。
結婚式を目前に控えて亡くなった喜代美が、フミ子が無事に結婚
することで無念を晴らし成仏できて良かった。俊樹とフミ子の
両親もそうだが、亡くなった人は成仏して天国に行ってほしい。
残された者にとっては天国から見守ってくれた方が嬉しい。
だから終わり方に納得できた。思い残すことがなくなった喜代美の
魂が旅立ったことでフミ子から一切の記憶がなくなったのも良かった。
自分自身は関西弁に馴染みがないが、関西弁での会話の内容がいつも
ボケと突っ込みみたいで楽しかった。話し方のテンポが心地よかった。
ファンタジーと言えばフミ子の婚約者中沢太郎がカラスと会話できる
ところが面白おかしかった。それが物語の展開に役立ってもいた。
鈴木亮平と有村架純の兄妹役はもちろん、他の出演者たちもとても
良かった。特に繫田仁(喜代美の父)を演じた酒向芳が印象に残った。
会話を聞いているのが楽しくて、最後はちょっと泣ける場面があって
鑑賞後の満足感が高かった。
若い方は知らないと思います
俊樹兄やんとフミ子さんが結婚する相手の太郎君が車の中で会話していたTV番組の話、私もよく見た記憶があります。
かなり昔に日本よりもアメリカや欧州であった番組を持ってきて、ある人に違う死んだ人の記憶があることを検証によって解説する番組。
だからSFとかファンタジーとかよりも古い世代の人間にとっては現実にこんなことあるんやというのが、最近多いタイムリープや転生モノよりも現実寄りの話です。
繁田喜代美さんというバスガイドの人の記憶が加藤フミ子さんの意識の中に入り込み、その家族に会いに行くことで広がる不思議な話。
フミ子さんの結婚の話がよくある結婚というだけでなく、膨らみを喜代美さんの父親や家族のこともフミ子さんが考えて、俊樹兄やんに内緒で繁田家に結婚するのでさよならをしに会いに行くことで〜。
泣かせる花まんまの話が分かっていても泣きました。最後の引出物で二度来るか〜と二重に泣かされました。
ちょっと俊樹兄やんの夢の話はもう少しコミカルでなくならんかなと感じたかな。
花の咲く公園はキレイでしたね。行ってみたいです。
鈴木亮平の兄やん、、
邦画を浴びたくて視聴。
鈴木亮平の兄やんが理想の兄やんすぎて、お兄ちゃん欲しくなった。
あまり内容を調べずに行ったので、ちょっと非現実要素??も入っていてびっくりした!
夢の演出がちょっとバーチャル感強かったのでそこはあまり好みではなかったけど、
天国にいる人、周りの人、射的のおじさんみんなからウサギをもらって生きてきたんだって言葉とても印象に残った。
みんな助け合ってて、いろんな人に助けられて生きているんだと。
欲を言えばバージンロードはお兄ちゃんと一緒にも歩いて欲しかったけど笑練習してたし!
スピーチのシーンは絶対泣くとわかってたけど案の定ズビズビでした、、鈴木亮平BIGLOVE
ウェディングドレス
アニキはつらいよ‼️
両親を早くに亡くし、力を合わせて生きてきた兄妹。しかし妹が亡くなったバスガイドさんの生まれ変わりとなったことで、バスガイドさんの遺族を含めた人間ドラマが展開。そんな時、妹の結婚が決まり・・・‼️妹にバスガイドさんの記憶があるファンタジーのような展開に加えて、妹の婚約者がカラスと会話できるという突飛な設定など、リアリティゼロな物語なのに、これだけ面白く感動的なのは、役者さんたちの演技力によるところが大きいですね‼️鈴木亮平、有村架純はもちろんなんですが、バスガイドさんの父・兄・姉を演じる酒向芳さん、六角精児さん、キムラ緑子さんの三人が特に素晴らしいです‼️このファンタスティックの物語に現実味を加えてます‼️そしてヒロインの子供時代を演じる小野美音ちゃんのヤバすぎる可愛らしさ‼️花まんまのラストカットも破壊力バツグンですね‼️
最後のスピーチに繋げる物語。
ウサギのおっちゃんで出来ている世の中
まぁ、「いいお話」であることは間違いない。でも、始まってしばらくして「またか」という思いにかられる。現実世界が殺伐としすぎていて、精神世界とのつながりを求める人が増えているのだろうか?
有村架純目当てで行ったのだが、基本的に有森架純の映画というより、鈴木亮平の映画。実際、それまでの場面は全て最後の鈴木亮平がするスピーチへ繋げるための伏線に過ぎないと言っても過言ではなかろう。その意味では、本作は「子どもが結婚する/した世代」にいちばん刺さるはず。
ちなみに、原作がそうなっているのかもしれないのだが、「あの設定」抜きでも、工場の社長や仲間、或いは、みよしの親子等とのエピソードを膨らませることで「うさぎのおっちゃん」の話に帰着できたはず。その方がむしろ浪花節的な人情話にできたのではないか?そして、ノイズなしに素直に感動して涙を流せる作品に仕上がった気がする。
蛇足:あの設定なら京大教授は新郎側で良かったんじゃないか?そして、泥酔明けの朝の運転は絶対にまだ酒が残っているよな……。
『花で彩られた お弁当』葛藤~葛藤~【涙】
前置きですが あるテレビ番組で観た 子供の『前世』の話。1つは NYビルへ 飛行機が 突ッ込む 爆破テロで そのビルで働く米国人が 逃げ遅れ 犠牲となり その魂が 日本の子供に 前世として乗り移る話と もう1つは 第二次世界大戦で 特攻隊として 命を落とした隊員の 魂が いずれも 全く関係のない子供に 乗り移った事例を観ていたので 当人 そして家族や その話を知らされた 前世方の 家族にまで 様々な 葛藤が 次々と 生まれて行き 苦悩の末に やっと 乗り越えていく。そんな話に 似た内容の ものでした。妹が 直面している 前世の事で 兄役の 鈴木さんが 様々な葛藤に ぶつかり そして 心変わり していくなかで 体当たり的な 感情を 露に出す演技に 感情を 揺さぶられ 自分の 気持ちも 入り込んでいきました。大阪下町を 舞台にした 関西弁が 飛び交うなかで みんなが 助け合い下町らしい 生活を している場面が 数多く 観られました。妹(架純ちゃん)の 婚約者の 央士くんの カラス博士ッぷりは マジでスゴく カラスの 横に行き 友達として 普通に 会話が出来る。。とか。笑える場面も ちゃんと 用意されており いい役柄でした。亡くなった両親も 重要な場面では 天国から 兄の元に 降りてきては 面白 可笑しく 大阪人らしく 笑いを入れながら 答えを 導き出してくれたり 背中を 後押し してくれる シーンなんかも とても 良かったですね。 ラストは ホントに 涙腺 ヤバいです。披露宴会場に 自分が あたかも 参加してる感じになり。『泣ける 泣かせる』ネタの 引き出しが 数多く用意されて いるので 期待以上に 泣かされましたね。最後の最後 電車でのシーン。 題名に ふさわしい 最高の シチュエーションに 上手く 仕上げられて いました。心暖まる スゴく いい映画でした。
素直に感動
"一生のお願い"何回使ってもイイね!
全249件中、161~180件目を表示
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