花まんまのレビュー・感想・評価
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非の打ち所がない!
この映画に文句を言う人はほとんどいないだろうと思う。その証拠に後悔だいぶたっても満席だ。鼻をすする音が映画館に響く。非の打ち所のないすばらしい邦画だ。
ツツジのフューシャピンクを背景にした有村架純が美しすぎる。
ウエディングドレス姿も。そして、ハンカチを目に当てる泣き方が可愛すぎる!
有村架純が泣き方なら鈴木亮平は笑い方だ。クシャッとした笑顔が最高のお兄ちゃんだ。
鈴鹿央士のカラスと話せる准教授が笑いを誘って微笑ましい。
この人になら大事な妹を任せられるよな。
バージンロードまではハラハラさせてそこからははもう涙が涙が止まらず、止まらないまま終わるのが普通の映画。この映画のキモは披露宴のお見送りのシーンだ。まるで見ず知らずの列席者を見送るかのようなキョトンとした有村架純の表情でピタッと涙が止まり息も止まる。
ああ、そういうことなんだ!と思い知る。
説明ゼリフが極力ない脚本なので、後から数々の伏線に気がついてため息が出る。
引き出物を空けた瞬間からまた涙が溢れ出す。花まんまという言葉は知らなかったが、とても素敵な言葉だ。そのお弁当箱に詰められた美しい花々を見ていると、花というものは気持ちを伝える最高のアイテムなんだなと思う。
人の気持ちというものを主軸に、理屈とか、現実味とか、そういったものより心を大事にしたいなと思う。
正しいことが正義では無い。
理論です論破したって人の心はそこにあるこのままの姿をしている。それをねじ曲げることなどできない。
嬉しい時は嬉しいし悲しい時は悲しい。
それを思いやれる人間たちの素敵なストーリーに今後の自分の生き方も考えさせられた。
娘の想い… 花まんま。
うーん、感動しきれない。見所はあり
ネタバレなので注意
全体的には、まあまあ、役者の演技に助けられている。今年見た映画では、片想いの世界と同じく出落ち、です。そこからは何となくモタモタした感じ。
プラスポイント
鈴鹿央士のカラスとのくだりは思わず、笑える。鈴木亮平の演技、特にフミコが記憶の中の家族に「どちらから来たんですか?」と忘れてしまっているのを目の当たりにして、なんとも言えない表情、有村架純は新婦の兄のスピーチの涙を拭くシーンは見もの、素晴らしい。この2つの演技を見るだけでも良かったとは思った。個人的には。
ただ、不思議なことが3つほど。1つは、カラスの名刺、何の役に立ったの?2つ目は、新郎の家族が花嫁の父役に「誰やねん?」の突っ込みがない(笑)そして最大のなぞはフミコが過去の自分の記憶は100歩譲って失くなったとしよう。昨日の訪問まで記憶を失くすのは説明がつかない。ツッコミどころ満載の映画でした。観て後悔は無いが満足は出来なかった。
あっそうだ。影の主役は、記憶のお父さん!素晴らしい演技でした。
さらには、兄が妹のために、いや違う、ウサギのぬいぐるみのようにまわりに助けられた、まではよかったが、ふみ子も頑張ったところはなかったのが、残念です。
良質な短編小説の味わい
不可思議な記憶を持つ妹と、親代わりに育てた兄。原作は二人の子供時代に焦点を絞った短編小説とのことだが、成人した妹の結婚を控えたドラマをオリジナルで加えた本作も、良質な短編小説のような味わいがある。
予想以上にファタジー色が強めで、所々つじつまが合わないところもあるが、結婚式の終わりからの引き出物への流れは、落語のオチのようで鮮やか。
前田哲監督の演出は、派手さはないものの堅実。クライマックスの兄のスピーチのシーンで、妹の受けの表情を中心に映すところなど、上手い。ただ、結婚式前日の兄の夢のシーンは、物語の展開上大事なシーンなのに、チープな感じだったのは残念。
鈴木亮平は安心の演技。有村架純は意外と出番が少ないが、表情がいい。鈴鹿央士のコメディリリーフも面白い。子役の二人も上手かったが、一番感心したのは、酒向芳。
ツツジ園、彦根の街並み、近江鉄道といったロケーションは素晴らしかった。
笑いあり、涙ありの心温まるストーリー
久しぶりのコテコテの大阪活劇。
鈴木亮平さんと有村架純さんに加え、オール阪神巨人さんなどとの軽快なやりとりで笑いを誘われます。鈴木亮平さんと有村架純さんはどちらとも関西出身だからか違和感なく、関西丸出しの掛け合いを楽しみました。
ストーリーはちょっとファンタジーっぽい面もありますが、大切な人を失ってしまった2つの家族がそれぞれの苦難を乗り越えた末に交わっていく話。
心温まる兄弟愛と、ちょっと悲しい親子愛が描かれます。
でも、最後のスピーチのシーンでもあったとおり、人は1人で何でもできるわけでも無く、生きていけるわけでも無い。周りのたくさんの人に助けられて、支えられて人生を歩んでいるんだと、、そいういうことを物語るストーリーでした。
想像通りの泣ける映画でした。
結婚式とか披露宴とかは20-30年前に現役の管理職だった頃はよく出向き主賓の挨拶とかをさせられていたが、そのうちに披露宴など行わないジミ婚(今はナシ婚?)とかが増えあまり行かなくなった。私にはちょうど映画での有村架純と同じ位の年齢の娘がいる。結婚するのか?は定かでないが、結婚式で娘とバージンロードを歩いたり披露宴で親族代表挨拶をすることを想像すると、それだけで涙が出てくる。なので映画後半はずーっと泣いておりました、。
鈴木亮平、有村架純は安定の演技でそれぞれ決めのシーンで泣かせてくれるし、幼少期を演じた2人の子役の子たちはとっても上手で将来楽しみだし、ファーストサマーウイカもいい感じの役回りで存在感あったし、。でも一番良かったのは繁田のお父さんを演じた酒向芳。個性的な役者さんで犯罪者役も多かったが、今回は被害者家族の父親役。悲しみを一心に浴び絶望してる中、一筋の光を見つけ涙する姿に心をうたれた。是非、助演男優賞を獲ってもらいたいものです。
家族愛、夫婦愛、兄弟愛を描く作品は数多くありますが、この「花まんま」もその代表的な作品としていつまでも観られて方の心に残っていくことでしょう、。
夢物語なら良いのかもしれません
ただ声の大きい人は苦手だ
熱くなっちゃう人も素面ではきつい
受精時じゃなく出産時に入り込むのはいいとしても、結婚式は終わりではないから去ってしまうのは如何なものか
と文句つけても花まんまは響く
烏と話す旦那もいいではないか
そして綺麗な妹の顔を見て涙する私である
心を清める涙が気持ちいいのは瀕死状態ではないから
ちぎれた過去
原作未読で鈴木亮平が出るなら絶対見たいと思い行ってきました〜
花まんまってどういう意味?花関係あるのかな?と予想してました
結構ファタンジーな所あってビックリしたのと大阪版寅さんみたいな下町情緒ある感じでベタなところもあるな〜と思いました(笑)
なんと言っても主演されてる方が良かった〜
花まんまってそういうことなのね〜
鈴木亮平って器用ですね!不器用ながらもまっすぐな兄貴嫌味なく見れましたし複雑な感情も分かるよな〜
結婚式のスピーチ良かったよー🙋
気が強いながら少しミステリアス感ある有村架純らしさ出てましたし最後も切なかったな〜
個人的には酒向さんに泣かされました!😭
ドラマでよく見るのですが悪いやつだっり怪しいやつの印象が残ってたのでまっすぐな感じ良かったです
ストーリーはベタな感じでしたがこれはこれで感動するので良いと思います!
兄貴からのプレゼントも引き出物とか展開がすぐ予想できますがそれでも良いでしょう(笑)
最近ドラマでもまっすぐなハートフル物語見てなかったのでたまにこういうの見るの良いですよね〜 心の栄養になります✌️
自然と泣ける
妹の結婚が決まってるところから始まるので、この後一体何が起こるんだろう?と観ていると妹にはある秘密があってそれが悲しくもあり心温まる話となります。
「花まんま」の意味を知ってウルッときて結婚式でダーっと泣けます。最後はまるで自分も身内の結婚式に来ているような感じにww
特にシゲ田のおじさんの泣き顔がこれまた秀逸でつられて泣いてしまいました。
鈴木亮平・有村架純主演で安定感ばっちりだし、ファーストサマーウィカも良き良き、鈴鹿央士は初のボケ役?オール巨人師匠は日本フルハップのCMのまんまでしたww
大阪の寅さんのような話かと思いきや
想像していたストーリーイメージと違っていて、少し驚き。義理人情に熱い大阪の下町の兄妹の話、と勝手にイメージしていた。ザックリの設定は合ってるけれども、大阪の寅さん的雰囲気ではなく。ただ人生の中で何を大切にして、そのために何をするのか、ということは描かれていた。鈴木亮平の役を生きてる様はさすが。そして有村架純の他、個性的な役者さんが並んでいて、その顔ぶれを見ている楽しみもあった。ストーリーからとても温かいものを受け取ることが出来た作品。
ほんのちょっと残念
1.妹の前世のお父さんの結婚式出席を反対している立場から受け入れるに至る過程が夢落ちというのがちょっと残念。心境の変化を細かく描写してほしかったが、夢に出てきた両親のおかげっていうのは・・・
2.結婚式終了後に、スパッと前世のお父さんを忘れてしまったところが何とも切ない。最後の列車の中の引き出物をみたところで多少納得。
終盤の結婚式シーンはそりゃ泣きますよね、一般のリアルの結婚式でも泣けるんですから。ちょいちょいSFチックな夢の話が出てくるのは、私には受け入れにくいところがありましたがしっかり泣ける映画でした。
酒向芳さんの演技だけで泣いてしまいました
映画館内は、すすり泣きで溢れていた。
期待度△鑑賞後の満足度◎ 『花まんま』って何のこっちゃ?と思っていたが、意味が分かった途端じんわり泪が…不満な点は少々あるけれども予感通り随分泣かされてしまったので点数は少しオマケ。
①珍しく時間潰しの為に鑑賞。よくあるお涙頂戴もの(確かに大分頂戴されてしまった)だと思っていたからだけれども、少々の不満点に目をつぷればなかなか良くできた好編だと言っても良い(何、この上から目線👅)
②前田哲監督の演出はこれといった妙味・巧みさはないが、泣き笑いをバランスよく配した手堅い演出。
③鈴木亮一は好演だが、彼が身に纏うスマートさというか知的さというか(何でも出来きる良くできた人みたいな感じ)が邪魔して、高校はドロップアウトしたけれども中小企業の街東大阪の町工場で働くプルーカラーの熱い男というには少々違和感が漂う。もう少しガサツで不器用さを感じる役者の方が良かったのではないか。ラストももっとに泣かされたかもしれない。
④有村架純扮するフミ子は難役と云えば難役だが(他人の記憶が自分の中に入り込んでいる役なんてどう演じたらエエねん?というのは分かるが)、フミ子の内面が殆んど描かれていないのが物足りない。そこに踏み込んだらもっと奥行きの深い作品になったと思うのだけれども...
子役の女の子の表現・佇まいの方が其の複雑な内面を巧まずに表現していたように思う。
⑤それと、主要キャラに扮した役者が殆んど関西出身なので変な関西弁の引っ掛かりがなかったのはよろしい。
ファンタジーやね!
主役のお二人、ファーストサマーウィカさん、阪神巨人師匠たち、関西弁のノリ抜群でした。加藤俊樹(鈴木亮平さん)とフミコ(有村架純さん)の幼い頃からの口喧嘩、自然すぎて笑っちゃいます。
他人の記憶が関係ない人に宿る、世界仰天ニュースでやってそうで、信じるか信じないかはあなた次第です、が本当にあるとすればこの作品のようなことが起きたらまさにファンタジーですよね!『ザ!世界仰天ニュース』は相変わらず前途多難状態ですが。
結婚披露宴の兄やんのスピーチ、涙もんでした。フミコ(有村架純さん)も脚本ではなくても本当に涙してそうでした。
それにしても鈴木亮平さんのここんとこの活躍ぶり目を見張りますね。妹のために働いて働いて、喉渇けばお茶、仕事終わりには生ビール、疲れたら強壮剤、季節ごとには救命救急として走り、休みには宝くじ引いて電気自動車をぶっ飛ばして「やっちゃえ」!見ない時間帯がないくらいです。
でも幼なじみの設定のウイカさん、ちょっと歳離れてますよね。フミコの方が近いかも。その意味では繁田家の親子(酒向さん、キムラさん、六角さんの)も逆に近い年齢じゃないかとも。酒向さん、いつも怪しい容疑者のイメージでしたけど今回いいお父さんでした。泣けました。
今日は違った形のファンタジー作品をハシゴ観できて幸せなGW後半の始まりでした!いい映画観せていただき感謝です!
全304件中、101~120件目を表示
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