「前世の記憶と、現在の交差」花まんま しょたごんさんの映画レビュー(感想・評価)
前世の記憶と、現在の交差
大阪の下町で暮らす加藤俊樹とフミ子の兄妹。兄の俊樹は、死んだ父と交わした「どんなことがあっても妹を守る」という約束を胸に、兄として妹のフミ子を守り続けてきた。
妹の結婚が決まり、親代わりの兄としてはやっと肩の荷が下りるはずだったのだが、遠い昔に2人で封印したはずの、フミ子のある秘密がよみがえり……(解説より)
ファンタジーなのか、こういった例も世界では例がないわけではないので、素直な気持ちで鑑賞。
どちらの立場もわかるし、自身が加藤の立場であったらあそこまで寛容になれたのか難しいところ。
最後は残酷とも受け取れるが、ある種幸せな結末でもある。
よき作品。
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