劇場公開日 2025年4月25日

花まんまのレビュー・感想・評価

全337件中、1~20件目を表示

4.0パァッと花を咲かせましょう

2025年5月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

幸せ

原作は未読、公開前になにかの記事を読んで、本作を知りました。
実際にお子さんを刺されて亡くされたお父さんのお話「子供が刺されて痛い思いをしてる時に、自分はご飯を食べていた。そんな自分を責める」という話を聴いて、この作品が生まれたとか。
どんなふうに、遺族の傷みに寄り添うのか、気になり観賞です。見事でした。

花は、目を楽しませてくれるのと同時に、心に灯りや光を差し込んでくれるように、気持ちを晴れやかにさせてくれる効果があります。
本作では、やさしく癒やしになっていました。

観賞後の気持ちは、決して悪くないし むしろ良いものだと思うのですが、なにかモヤモヤするというか感想を難しく感じました。無念の中亡くなる人が多いので、人に勧めるときに「よかった」という感想を言うにはどこか躊躇を感じます。だけど、深く考えずになんとなく観れるのに、人は自分一人で生きてるわけではない、という深いメッセージを、嫌味なく伝えてくれています。
生を、周りを、大事にしていこうとやさしくおしえてくれる作品です(*^^*)

〜 以下、個人的な感想 〜
病院前でのバンザイだけ、頂けませんでした。色んな想いや病を抱えた人がいるのですから( '꒳' ;)
バンザイしたくなる気持ちはすごくわかるし、嬉しさの表現方法の1つとは思いますが、、、ほかの表現で観たかったなぁ。まぁ仕方ないですね。

あと、見ず知らずの人の記憶が入ってくるというファンタジーっぽい設定(?)ですが、あながち、ファンタジーではないのかもしれません。いや、ファンタジーかもしれません。どっち!ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)ァ,、'`
「戦艦大和の記憶を持つ少年」の話をTVで観たことがあります。すぐ出てくるので検索してみてください…!
自分の身に起これば、否が応でも考えることをすると思うけど、自分に親しい人に起きた場合なかなか受け入れ難い事のようにも思います。ですが、自分の身近な所には無いだけで、実は、こういうことは現実に起きているのかも…。そう思うと、やはり周りの人にやさしくありたいなぁと思ったりしました

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くまの

4.0いま大切な人に贈る小さな花のお弁当

2025年4月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

予告編から絶対に観ようと楽しみにしていた本作品。原作は2005年第133回直木賞を受賞した朱川湊人さんの短編小説だということですが、なんの下調べもなしで鑑賞しました。思ったのと少し違う展開でしたが、タイトル「花まんま」の意味もしっかり回収、ラストはこれでもかと涙腺を刺激してくる展開に思わずホロリでした🥲ファンタジー要素をよくもこれほどすんなりと現実に落とし込んだものだと感心しました。前世の記憶とか自分の中に他の誰かを感じるとかそういう世界仰天ニュース的な非科学的なこともあながち全くなしではないのかもしれません🤫

フミ子の婚約者で動物行動学者の中沢太郎役の鈴鹿央士くんいい味出してました。カラスと会話できるとか、オモロ過ぎるでしょ🤫爆発した髪型で助教授感だしてましたが、ラストの結婚式のシーンで男前まるバレでしたね。また俊樹の幼なじみでお好み焼き屋「みよし」の看板娘を演じたファーストサマーウイカさんもいいですね〜。そのへんにいる大阪のお節介姉ちゃんやらせたらピカイチですね👏兄鈴木亮平さんとの明るいハッピーエンドが予想される流れで安心できました。鈴木亮平さんの熱い演技も予想通り。妹役の有村架純さんも奇妙な記憶と秘密を抱えた難しい役どころをナチュラルに演じ切りました。最後の透明感ある花嫁姿は眼福以外のなにものでもありません!ほんとに綺麗すぎました😍

観て損はない良作な映画だど思いますので、感動作がお好きな方はぜひ映画館へ足をお運び下さい♪

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ななやお

4.0優しくて愛に溢れた世界に心が洗われた

2025年4月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

華金の夜、仕事終わりに鑑賞。感動で泣き腫らした目を、心地よい風で冷やしながら帰る幸福感たるや!
今週も頑張った!と週の終わりに見るにはぴったりな、多幸感溢れる作品だった。

ファンタジー要素は強めで、泣かせにくる演出に冷めてしまう人は向かないかもしれないけれど、細かいことなんてどうでもよくなるぐらい、出演されている皆さんの演技がすごく良かった!
そして出てくる登場人物たちがみんな良い人しかいなくて、心があたたかくなる。

何をやらせてもその役にしか見えない鈴木亮平さんは、今回も真っ直ぐすぎて感情的だけど憎めない兄やん役にぴったりハマっていて最高。
有村架純さんも、芯が強くただ複雑な状況にいる妹役がお見事で、この2人の演技のぶつかり合いで見えてくる兄妹の歴史が、物語に深みを増していた。違う方ならあっさりしたものになってしまっていたかもしれない…。

またこの2人の幼少期を演じられた子役の2人が、これまたすごくて、可愛いのと演技のうまさに衝撃を受けた…すごすぎた。

見る側によって感情移入をしてしまうキャラクターが変わってくる作品だけど、誰に感情移入しても感動してしまうと思う。
私も妹がいるので、兄やんの悔しい気持ちがわかりすぎて泣けた。私も同じ立場なら同じように思うと思う。かと言って繁田一家の気持ちもすごくわかる。誰も悪いことはしていなくて、愛で動いていることがわかるからこそ切なかった。

喪失からの再生、愛のバトン、支え合うことの素晴らしさ、優しい世界の物語に心が洗われる作品だった。

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AZU

3.5記憶に関する設定に思うことなど

2025年4月29日
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楽しい

幸せ

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高森 郁哉

3.5よかったはよかったんだけど・・・

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

実際泣いたし良かったは良かったけど正直ファンタジー系が元々好きじゃないのもあって作品そのものはなんかあんまり・・・という感じだった。
良かったのは鈴木亮平と有村架純の演技であって作品そのものは他の役者だったらもっと低い評価になったかもしれないなという感想。
始めて予告を観たときから、鈴木亮平と有村架純の共演で全編ホンモノの関西弁ということで絶対観たいと期待値が上がりきっていたせいもあっていまいち映画そのものには没頭できなかった。
逆に鈴鹿央士さんは悪くない演技をするんだなと今までのイメージが変わって良かった。
いつかまた別のもっと骨太な作品でお2人の共演を観てみたいと思う。

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リバー

5.0鈴木亮平×有村架純

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

鈴木亮平×有村架純なんて当代が誇るゴールデンコンビでしょう。もちろん映画の出来はキャストだけで決まるものではないが、この映画に関しては期待を裏切らない感動的なファンタジーだった。こういう映画ではいくらでも観たいです。

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あいわた

3.5色々とおおざっぱだけど不意なラストに泣かされる

2025年6月14日
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KaMi

5.0要所要所でグッとくるし泣ける。 久しぶりの映画館鑑賞でいい作品に出...

2025年6月8日
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鑑賞方法:映画館

要所要所でグッとくるし泣ける。
久しぶりの映画館鑑賞でいい作品に出会った。

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りな

4.5「人生を映した作品」

2025年6月5日
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泣ける

今年166本目。

丸の内TOEIで。
人間関係が重なり合ってお父さんに会いに行く場面は酒向芳さんの演技で感動。花まんまの意味がわかると何てタイトルのいい映画。

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ヨッシー

5.0最高でした😭

2025年6月4日
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時間が空いたので、見に行った映画だったのですが、久々の号泣でした😭
鈴木恭平も有村架純もすごく良かったですし、家族の温かい絆に、心が震えました!
皆さんにぜひぜひお勧めしたい映画です。

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ロコ

4.5これは泣けます

2025年6月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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みーたん

4.0そっかそっか

2025年6月3日
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そうゆう伏線があったんか、フミ子が生まれた時。花まんまの意味がわかったあたりから何度も涙腺崩壊しました、架純ちゃんはうまいなぁ、お兄ちゃんは祝辞ながいなぁ(笑)酒向さんは最近いい人役が多いけどそっちの方が素敵です!

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えがたろう

5.0一生のお願い

2025年6月2日
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くり

4.5タイトルの意味を知った時、感情があふれ出す

2025年6月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

早くに親を亡くした兄の加藤俊樹(鈴木亮平)は妹のフミ子(有村架純)を親代わりになって必死に育てて来た。
その妹が結婚を1ヶ月後に控えた頃ある疑念が浮かぶ。妹には別な家庭があって名前も違うかもしれない。亡き両親と自分の家族だと信じたい俊樹だが――

苦労しながら妹を育てた兄の物語、と思いきや話が進むにつれて意外な展開を見せていく。
タイトルとなっている「花まんま」の意味がわかった時に感情がはげしく揺さぶられた。
苦労した兄の気持ちもわかるし、いろんな人の想いに応えようとする妹の想いも切ない。
見る人の心に強い衝撃を与える良い作品でした。

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映画ファンさすせそ

4.5ツッコミどころもあるけど、号泣、、

2025年6月1日
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はぎの

5.0自然と涙が溢れて出てくる...感動と切なさ...

2025年5月31日
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泣ける

昨年、自分の一人娘が結婚しました
突然 会ってほしい人がいると...
結婚式を迎えるまでの間、自分の一部が無くなってしまうような寂しい想いと、よかったとの嬉しい想いが重なって複雑な感情だったことを思い出しました

フミ子を大切に宝物のように育てた俊樹の熱い想いが痛いほど心に突き刺さります

突然不幸な事件で 娘 繁田喜代美 を亡くした父がどんな思いで日々を過ごしてきたか、花まんまの弁当を見た時の衝撃と感動、娘を愛する気持ちが溢れ出て、大切な宝物を失った切なさが心を打ちます

自然と涙が溢れて出てきます
何度も...何度も...

なぜだろう

立場は違うが、みんながフミ子を愛し、フミ子が幸せになることを一番に願っているからではないでしょうか
その想いがこの映画全体を包み込んでいるように感じました

そして最後に訪れる驚きと切なさに心が締め付けられます

素晴らしいストーリーと、このストーリーを最大限に生かした素晴らしいキャスティングに感謝です

ぜひ皆さんに見ていただきたい素晴らしい作品です!

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Ken

4.0好きな分野のストーリー 記憶をなくすときの、ある意味その残忍さがよ...

2025年5月27日
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好きな分野のストーリー

記憶をなくすときの、ある意味その残忍さがよく描けていた

冷たさが切なくて泣いた

そして、お弁当箱開けたときまた泣いた

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jung

3.0「花」ならぬこれも有村架純の華(はな)が味わえる一本

2025年5月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

偶然の出来事を介して別々の人間の記憶が交錯する―というのは、これまでに『ラストレター』や『ラブレター』などのミラクル系(?)の作品を多くものしてきた岩井俊二監督ばりの「ミラクルワールド」なのですけれども。
しかし、映画作品としては、素直に「あり」の一本だったのではないかと、評論子は思います。

自分が自分であることは分かっているが、しかし、自分が別の自分であることも、また否定しがたい素直な感情。
そして、良き人を得て人生の岐路を迎えたフミ子にしてみれば、自分が「自分」と同時に「別の自分」でもあることの、いわば二様性(人格の多重性?)に、結婚を契機として、踏ん切りをつけようとしていたということなのでしょう。
意識はしていなくても、彼女としては。

その心情に思いが至ると、本当に胸が痛くなるような感慨を覚えますし、最後の最後には妹を理解する兄・俊樹の(妹・フミ子の幸せを願う)温かな心根にも、深い深い兄弟愛を感じます。

世上では別作品『花束みたいな恋をした』が、有村架純には出色の作品とされていますが、なかなか、どうして。
本作も、彼女の演技の「華」が味わえる、充分な佳作だったと、評論子は思います。

(追記)
結婚を機に、フミ子はフミ子に戻ろうとしていたと思われることは上述のとおりですけれども。
その反面では、フミ子の内なる喜代美も、フミ子をフミ子に戻してあげよう(もう自らの呪縛から解放してあげよう)としていたのだと、評論子は思いました。
フミ子の人生の一区切りである結婚(結婚披露宴と、おそらくはそれに先行していたであろう結婚式そのもの)を契機として、繁田家の記憶がフミ子から消えたのは、その証(あかし)だったと、評論子は理解します。
観終わって、そんな気がして、評論子はなりません。

(追記)
そして、繁田家のお父さんも、素敵ですね。
不意にフミ子から「どちらからいらっしゃいましたか。」と声をかけられて、彼女から喜代美の記憶が抜けたことに気がついて、ほんの一瞬は戸惑いの表情を見せるものの、すぐに実の娘を嫁がせるかのような父親の表情を繕(つく)える―。
こんなナイスなお父さんは、そうザラには、いないかも知れません。

(追記)
花まんま―。
それは、おままごとの食事であって、もちろん食べることのできないものなのですけれども。
しかし、相手(の空腹)を満たしてあげたいという贈り主の温かな心根がいっぱいに詰まった贈り物でもあることは、疑いのないことです。

本作のタイトルとして、これ以上に相応しいものは、ちょっと他にはなかったようにも、評論子には思われます。

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talkie

3.0純粋な

2025年5月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

カワイイ

感動作品

な筈だが。

あぁ、ヤダヤダ。僕にはどうも背後に横たわる

某政権与党第二政党の支持団体の顔がチラつき

他を小馬鹿にしている様子が見えたので

感動しきれなかった。

ほんとやだねぇ😬

何をどう信じるかが揺らぐ時代だもんね。

遅れて来ようが感度鈍かろうがこれ迄の威勢を維持

しないとダメだもんね。なり振り構ってられないかw

と嫌味と純粋感動を求めて見る方には申し訳ないが

裏が見えると結構匂いのきつい映画でした。

たまには純粋映画考察じゃないのも良いね。

世間の様相が見えるもんね:)

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tomokuni0714

4.0「憑依」を映画にした成功作

2025年5月26日
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鑑賞方法:映画館

癒される

個人的には亡き人の「憑依」には興味を持っている。現実に存在するしないを論じるつもりはなく、ただファンタジーのひとつの方法論として作劇の材料にはなる。昨今はタイムスリップものが全盛だが、今作はちょいと手を変えて成功したと感じている。
監督前田哲はこのテの題材は上手い。ただ時間の使い方がいひとつでイライラさせられる場面はある。出演陣はみな手堅い。ポジティブなサプライズはウイカだ。普通に演じられる多彩な人という印象を受けた。
旅行先の旭川での空き時間の使い方としては、なかなかに良いものではなかっただろうか。

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ひぐまさん
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