トラップのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
トップ・アーチスト、レディ・レイヴン(サレカ・シャマラン)によるスタジアムライブ。
愛する娘ライリー(アリエル・ドノヒュー)のためにアリーナ席を確保した父クーパー(ジョシュ・ハートネット)。
3万人の観客が熱狂するスタジアムのそこかしこに警察官の姿が。
実は、巷を震撼させている連続殺人犯「ブッチャー」が、このライブ会場に来るという通報があり、捕獲のための「罠」が仕掛けられていたのだった・・・
というところからはじまる物語で、連続殺人鬼の正体は早々にわかる仕掛け。
彼が「罠」から逃げ出せるのか・・・というサスペンスが繰り広げられる。
面白いところは、「連続殺人犯」であっても窮地に陥り、逃げ出せるかどうかでハラハラできるのかどうかだが(ヒッチコックは『逃走迷路』でしくじったと自戒していた)、ハラハラできる仕組みを採っている。
「娘思いの父親」で、一見「いいひと」。
さらに「この罠には、この手で逃げる・・・」というのが徹底していて、いわゆる「ゲーム感覚」が満載なのだ。
で、コンサート会場での殺人、といえば、ヒッチコックの『知りすぎていた男』を思い出すわけだが、後半のびっくり展開で、よもやのピアノ弾くシーンが!
「ケ・セラ・セラ」を歌うんじゃあないかしらん、と思ったオールドファンも多いはず。
で、本当の「罠」が、どこに仕掛けられ、誰が仕掛けたたのかがわかるんだけど、そこは言わぬが花。
それにしても、ライブ開催中にもかかわらず、廊下に出ている観客多いなぁと思ったのだけど、これってもしかして、アリーナ及びスタンドには入れないがスタジアムに入ってモニターで観る、売店で限定グッズを買える、というチケットを売っているのかも。
いわば、競馬場へ行ってもレースはモニターでみて、馬券を買う・・・みたいな。
ま、そんなことは脇に置いておいても、結構、面白かったです。
最近の「どんでん返しのないシャマラン」も板についてきたねぇ。
【”M・ナイト・シャマラン監督のトラップに嵌ったああああ。”突っ込み処満載の、隔靴掻痒感溢れるミステリー作品。シャマラン監督!カメオ出演していないでキチンとスト―リーを練るように!】
ー ご存じの通り、M・ナイト・シャマラン監督の作品には、波がある。今作は、どーも私にとっては小波だったようである。-
■消防士のクーパー(ジョシュ・ハートネット)は、溺愛する娘ライリー(アリエル・ドノヒュー)と、彼女が夢中になっている世界的歌手レディ・レイブン(サレカ・シャマラン)のライブ会場に行く。
クーパーは、普通に良い父なのだが、会場周辺の多くの警官などから異変を感じ取ったクーパーは、この会場が指名手配中の切り裂き魔”ブッチャー”を捕まえるために警察が仕組んだ罠だと疑っていく。
しかし、優しい父親にしか見えないクーパーこそが、その残忍な殺人鬼だった。
と言う事が、ナントフライヤ―に記載されているのである。マサカのフライヤーネタバレ!と思ったら、この作品のどんでん返しはそこではなかった・・。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・敢えて言うならば、ジョシュ・ハートネットが良い人の役が多いので、どーしても”ブッチャー”には見えない。
故に、そこはキャスティングの妙である。
・更に言えば、クーパーが警戒する多数の警官達を巻いて、ライブ会場を脱出する過程が、余りにも簡単に脱出してしまうところであろーか。
だが、レディ・レイブンのコンサート会場運営者のパスを使って、まんまとレディ・レイブンのリムジンで逃走するシーンなどは、ナカナカ宜しい。
■でね、何故にクーパーが愛する家庭を持ちながら、”ブッチャー”という別の顔を持ったのかという過程が描かれていないので、何とも隔靴掻痒感溢れてしまうのである。
会場で、屡々現れる母親と思しき老婆が、何か関係しているのかな。
・クーパーの奥さんが、夫の異常さを感じて警察に通報したという事なのであるが、その夫の異常さを感じるシーンが描かれていないので、再び書くが、隔靴掻痒感を感じてしまうのである。
だーが、家族にも正体がばれてからの、クーパーとクーパーのスマホを取ったレディ・レイブンとの扉越しの遣り取りや、クーパーの奥さんと牛刀をテーブルの上に置いたクーパーとのケーキを挟んだやり取りはナカナカでありました。
<ヤッパリ、M・ナイト・シャマラン監督作品の魅力は、その類稀なる設定と、予想を上回る作品展開だと思うのだよね。
今作は、そこがあまり無かったかなあ。
M・ナイト・シャマラン監督!カメオ出演していないで(今回は、出演時間が、長かったな。)キチンと、スト―リーを練るように❕(エラソーですいません・・。)
けどね、サレカ・シャマラン演じるレディ・レイブンのコンサートや、彼女が身体を張って、囚われていたスペンサーを逃がす姿は良かったな。
あの、簡単に手錠を開けて“ニヤリ”と笑うクーパーの姿には、続編を期待してよいのだろーか!どーですか!M・ナイト・シャマラン監督!>
面白いけど少し物足りない
クーパー目線で描かれており、かつ惨殺シーンなどないため、主人公を悪として認知しづらく猟奇殺人犯を応援してしまう、
(ジョシュがタイプってのもあるんだけど)
そうすると、2段階のトラップに引っかかったクーパーが哀れだし、殺人鬼としての見せ所がやや少ないように感じた。
まぁ、最後の感じからすると逃げ切りそうだけど
あとは、ジョシュハートネットの表情・演技が
シャイニングのジャックニコルソンを想起させる
不気味な笑顔がたまらないね
シャマラン大好きなので全部見てるけど
本作は当たりなほうなので、満足はしてる
なにも知らずに観に行ったほうが得。
実際に100%なにも知らずに観たから楽しめた。
1.監督が、なんとM.ナイト・シャマラン。先に知っとくと期待値が無駄に上がっていた。
2.監督と娘との親子愛が隠れテーマ。後で気づいてジワジワする。
3.娘の驚きの実力。七光りタレントではない。だから親馬鹿でも全然OK。
M・ナイト・シャラマンの外れ作品↘
M・ナイト・シャラマン監督は当たりと外れの振れ幅が極端な監督であるが、この作品は明らかに後者↘
何よりもサスペンス映画でありながら、犯人が誰か?を追う構成では無く、犯人は既に解っており、その犯人を追いつめる警察側の”視点(トラップ)”を掻い潜る様が描かれている。
本来であれば頭脳勝負でそのトラップを掻い潜るような緻密なものであれば取るに足りる物の、明らかに場当たり的な掻い潜りには興醒めする事しきり↘
M・ナイト・シャラマン監督ならではの意外性も感じられず、明らかにトラップ・ミス(笑)!!
歌姫が・・・
サイコパスな怪物がどうやって逃げるかを終始、その身になって追う感じで観るのだが、ジョシュ・ハートネットの表情の変化や演技っぷりにゾクゾクした。コンサート会場から脱出するや、まさかの歌姫の挑戦が始まるという展開は実に面白かった。ブッチャーの妻が、スタートレック・ピカードの科学者役の女優でチョイ役かと思っていたら、最後に夫をはめるという役回り・・・しかし考えてみると、元々この妻が証拠をまいたことが発端であったと明かされ、夫のことに気づいていたというのに、歌姫がトイレに立て籠もった時も、ずっと演技していたというのはどうなのだろうか。
最近のナイト・シャマラン監督の作品としては、見終わって残念な感じはなくて良かったが、ジョシュ・ハートネットの起用とその演技も大きな要因と思う。
こんなに下手でしたっけ?
私にはまったくノレない作品でしたが、極端な酷評の方も少ない様なので、私の感覚がおかしいのでしょう。
ということで、そんな私のレビューです。
監督名以外はほぼ予備知識なしで参戦。
シャマラン作品は過去にも何本か観ていますが、あのブラックなファンタジー観は嫌いではありません。とは言え特別好きな作品があるというワケでもない、といったレベル。
そのファンタジー観は今回極めて少なく、サイコキラーを追い詰める(追い詰められる)サスペンス。
ただ、その追い詰める警察がアホ過ぎる…というか、その描き方が幼稚過ぎて、「シャマランってこんなに下手だっけ?」と疑うほど。
具体的に捜査状況がわかるにしたがって、どんどんゲンナリしていく。
これが警察の「トラップ」だってことは、「何事もないはずのコンサートに誘い込んでおいて、実は『ブッチャー』を捕まえるための大きな罠でした。」じゃないと意味ないのに、入場前から剥き身の銃構えた部隊はいるし、明らかに「普通のコンサート」ではない。
奥さんの仕掛けたトラップは旦那を捕まえて欲しい故の警察に向けてのものだけど、現場にチケットのレシート残しただけであれだけの警察官を動員するってのも変だし、レシートがあればかなり席を絞り込めるはずなのに。
アーティスト側だけじゃなく、販売のスタッフ全員にも捜査の内容説明するのも不用意過ぎ。他のスタッフが出入りできる部屋で部隊に犯人の説明する?事前にやってから来いよ。で、ドアが半開きのまま、モニタリングの指示が外にも漏れてるとか、まったく本気で捕まえる気があるとは思えない。
さらに警察はコンサートのスタッフには絶大な信用を置いているので、「○○以外は通れない」っていう抜け道もちゃんと教えられている。
「プロファイラー」だというおばあちゃんが、あれだけの大規模な実捜査の指揮を執ってるのも飲み込み難い。
一方、ブッチャー本人は絶対目立ちたくないはずなに、一番目立つ行動をとり続けるんだ。
で、娘が(これも無茶なプロセスの末に)選ばれてステージに上げられ、謂わば「中の人」として動ける様になったら、アーティスト「レディ・レイブン」本人を脅迫して逃亡に協力させる。
いやいやいや、レイブンさん。
スマホ越しの見ず知らずの被害者(実在するかも分からない男)の命を人質に取られて、明らかに次は自分が危険になる手助けなんかしないだろ、普通。
と思ってたら、レディ・レイブンは彼の家にまで乗り込んで人質を助けようとするという、私の想像を越えた正義感を披露。
その後の逃げたり追われたりも全然納得いかない展開が続いて、ラストは奥さんの告白でこの捜査は奥さんが仕掛けたものとわかるんだけど、もうこの時点ではそんなんどーでもい感じになってて。
彼の強迫観念は死んだ母親からのしつけに関係するらしいんだけど、その亡霊に苛まれるって演出も古臭い。
もうどこをどう切り取ってもダサい映画だな、と観終わってエンドロールを見てたら「レディ・レイブン役はシャマランの娘?」ってなって、あの急なヒーロー展開だけは飲み込めた。
でも、彼女の音楽は冒頭に車でかかってる曲から全部カッコ良いものが多かったし、演技も良かったから、彼女はちゃんと才能発揮できそうだね。
コンサートシーンの画角も凝ってた。
(どこにエネルギー使ってんだよ)
はい終わり。
怪物だーれだ
久々のシャマラン映画❗️
期待はしてない‼️🤣
ただ予告がいつもと違うな❓
展開が読めずにハラハラ😳
レディレイブンて実際にいるのかしら❓
て思うくらい楽曲が充実してるのが凄い。
ん❓シャマランの身内❓
オリエンタルな顔立ちはそうだったのか❗️
雑念として、
名前からX-MENを想起した。
予告でも言ってるので、
クーパーはここからどう逃げるのか❓
フライヤーで怪我した店員は可哀想だが、
グッズ売り場の店員が何とも無くてホッとした。
果ては逃げられるのか❓
そこからまさかのレイブン巻き込み😱
泣き落としでもするかと思ったら、
どこまでもクソ外道❗️褒めてます。
レイブンの逆転の一手が如何にも現代。
しかしクーパーも手練😳
リムジン脱出はちょっとダサかったけど、
更なる展開にまた唸った。
隠れ家も包囲されたクーパーが行き着く先は、
そこでネタバレ、だか少し弱い😩
いや、でも自転車は気付かなかったなー😱
空気入れる所のゴム使うのかと思ってた😱
やはり連続殺人鬼となると、
クーパーくらい怪物でないと説得力ない。
彼の人格面の深掘りが少ないのはちと残念。
しかしラストも含めて、
続編は無いだろうが観たくなる作り。
配信でやってくれないかな❓
また監督本人出演で良いから🤣
今回はシャマランぽく無い映画で、
逆に「破墓」の方がシャマランぽいという、
個人的感想でした。
監督の娘だからって舐めてました、すみません
ステージ演出はダンサーの数で誤魔化してた感はありますが、楽曲はなかなか良いですね。
曲数も多いし。
内容については、全体的に都合良く展開しすぎなのがモヤモヤしてしまいました。
ライブ会場からの脱出直前まではどうやって脱出するんだと主人公にちょっと肩入れしてしまいますが、それ以降は、やっぱりクソ野郎やな、さっさと捕まれとサスペンスものの王道の展開で楽しめました。
トラップに関しては、ちょっとだけ「推定無罪」を思い出してしまいました。
最大の謎は、リムジンからどうやって出たのか、かな。
シャマラン作品として観ると・・・
シックス・センス以来の同じ様なマーケティングにも問題があるが、シャマランと言えばドンデン返しを期待する方も多いだろう。だがそんな人にこそ、この映画はトラップになる。
近年のシャマラン作品は従来ほどのラストへの盛り上がりは少なく、割とストレートになってきている印象だ。
今作もまさにストレートで、ラストへの種明かしを期待している観客へのトラップなのかもしれない。
設定上はシリアルキラーという主人公だが、犯罪シーンは一切見せず、証拠も無い。
その様な現場を知っているのは関係者のみであって、それらの情報を排除された一般人には近くに殺人犯が居たとしても疑いの余地がないのである。
その曖昧などちらとも捉えられる怪演をジョシュ・ハートネットは見事に演じている。
映画の手法として例えば犯罪者が行なった残酷なシーンを観客に見せるとその人物を完全な悪として認識して物語を追うようになる。この映画のように犯罪者かもしれないが実際にはどうなのか分からないと思い込みでストーリーが進んでいく様はフェイクニュースや噂話で盛り上がるSNSを見ているようである。
今作の大半のコンサートシーンでは実際にスタジアムを使い、ステージ上の演出やエキストラを大量に入れて監督自身の愛娘へのコンサートをやってしまったようである。
これが素人だったら観ていられないが、実際に音楽活動もしているアーティストでコンサートシーンの気合がの入りようにコンサートが終わった後半は少し寂しくも感じる。
ラストでの主人公がテイザー銃を振り切り、目潰しをした辺りでもしかするとミスター・ガラスのような
MCU(M・ナイト・シャマラン・シネマティック・ユニバース)
をもう一度やる気なのか?とふと思い立ってしまったが、それもアリなのかもしれない。
"今ひとつ狂気を感じさせないサイコ劇…”な映画
“コンサート会場であるアリーナを埋め尽くす警官に脱出不可能”…なかなか良いアイデアだと思いました(ご都合主義な展開が多くて、つまらなかったですが笑)。
けど…笑
ジョシュ・ハートネット演じるサイコパスは、どこかノーマン・ベイツを思わせつつも、“良いパパ”だったせいか、今ひとつ吹っ切れないキャラクターだったなぁと…。奥さんと対峙する場面も全然怖くなかった。時々現れる“ママ”も畏怖させるような感じに見えなかったし…。
後半へと行くにつれ物々しい雰囲気にはなって行くんですが、なんか雑な展開に既視感のある場面に緊張感がピークに全く達しないというか…。
とんでもないサイコパスというなら、血の一滴でも流さないことにはダメですな…笑
11月の連休お暇なら、どうぞ!笑
ライブ会場からの脱出‼️
娘を人気アーティストのライブに連れてきた父親。しかしライブ会場は無数の防犯カメラに大勢の警官隊が待機するなど超厳戒態勢。実は巷を騒がせている連続殺人鬼がライブ会場にいるらしい。そしてその父親こそが殺人鬼その人だった・・・‼️父親があの手この手を使い、なんとかライブ会場から脱出しようとする様を、父親の主観で描くパートはヒジョーに面白いです‼️なんか父親に感情移入してしまい、一緒になってハラハラドキドキしてしまう‼️そして後半になるにつれ主観が父親→アーティスト→妻へと移っていく‼️思いがけず巻き込まれてしまったアーティストによる主観のパートも、引き続き面白く緊張感MAXで、特にトイレに立てこもるシーンは白眉‼️ところが妻の主観になってから、この作品は途端にツマらなくなる‼️多分シャマラン監督作品だけにドンデン返しを期待したのかも‼️しかし多少のヒネりはあるものの、ドンデン返しには程遠くかなり期待ハズレ‼️父親とアーティストの主観パートのテンションを全編で展開出来れば傑作になったかもしれないのに・・・‼️
ライブシーンが素敵
実は連続殺人鬼のお父さんが、娘と一緒に娘推しの歌姫のライブ会場へ。が、そこは殺人鬼を追い詰める警察の大包囲網が仕掛けられていて・・・お父さんは会場から脱出できるのか?え、なんでバレたんだ?
という犯人目線が新しいサスペンス。
シャルマン監督の映画はみんな自腹の自主制作なんだそうで、だから好き勝手出来るんですね。
準主役の歌姫はMナイトシャラマン監督の娘さん。最後のクレジットで知ったんだけど決して親びいきではなくて良かったです。(実際もシンガーだそうでめちゃキレイ)
プリンスの「パープルレイン」みたいな映画を撮りたかったというだけあってライブシーンは素晴らしい出来。
1.でもコンサートの真っ最中に会場の外の売店とかにあんなに人いる?出たり入ったりとかありえないでしょ。てかアメリカだとそうなの?
2.お父さん会場で挙動不審すぎ。あんなにきょろきょろしてたら絶対目立っちゃうでしょ。
3.ライブ会場って爆音だからあんな普通に話できないですよね。
4.お前が言うことを聞かないとこの男が死ぬぞ。って言われてもその人私と関係ないじゃん。
5.凶悪犯を見張りもつけずに護送車の中に一人で野放しにする?
6.せっかく逃げたのに当然警察が張り込んでる自宅にのこのこ戻るって、バカなの?
とかいろいろツッコミどころがあるんだけど…。
シャラマン監督らしくオチが2転3転して終わったと思ったら終わらないでまた続く。最後まで面白く見れました。続きが気になるなぁ。
期待は裏切られるものさ・・・
大勝ちさせてくれた馬の馬券を買うのがやめられないように、シャマランを見る。
今回こそは、今回こそはと思いながら。
前半はまあまあで、「カニと修造理論」どおりに心がねじられていくのだが、中盤から失速し、ラストはグダグダという、シャマランらしい作品でした。
3万人のコンサート会場からFBIの包囲網を突破して逃げるわけだけど、サッカーのハーフタイム並みに通路を客がうろうろしている。
単独コンサートの最中に皆さん何をやっていらっしゃるんですか?という疑問が浮かぶ。
FBIの腕利きプロファイラーが白髪のおばあちゃんで、「この人が母親だったってオチかよ」と思っていたら、特に意味がなく、なんでばあさんなんですか?という疑問が浮かぶ。
コンサート中に何人かの男性が警察に連行されていくんだけど、コンサートチケットのレシートが手掛かりとなって、凶悪殺人犯が会場にいるってことがわかったんなら、レシートの金額で、アリーナ席なのか外野席なのかはわかるんじゃないの?という疑問。
そういうわけで、もう脚本が破綻しております。
今回もいささか遠くまで行かなきゃならなかったんだけど、これで次のシャマランは劇場を探すのがもっと大変になるかもね、きっと行くけど。
劇中、大スターの歌姫が「成功するにはきっかけがあるのよ」なんて客にいうんだけど、「お前はシャマランの娘だからやろ。きっかけって親ガチャのことか?」なんて毒づいた帰り道。
今夜はアマプラで「シックスセンス」見よう。
シャマランの娘さんが
主人公って言っても過言ではないと思いました←
ストーリーはイマイチでしたが、ジョシュハートネットの狂ってる所を見るのはファンとしてはとても面白かったです。
切り裂くシーンや残虐な場面が全くなかったので視覚的な恐怖などはあまりなかったですが、その分ジョシュの表情演技が際立っていたように思えました。
どんでん返しのさらに先
で、一周回っちゃってフツーなラストでした。
でもシャラマンフリークなんで、良し。
アリーナがある割にはステージがこじんまりしてたり、ライブ中に人がウロウロし過ぎてたり、逃亡劇もいろいろうまく行き過ぎてツッコミ処も多いけど、シャラマンなんで、良し。
緊張感とクスっとする箇所の散りばめ方は、さすがシャラマン。
でも、珍しく続編でも作るつもりなのかな?
トラップ?逃走劇じゃないかな?
前評判で期待しすぎていたのもありますが、思ったよりトラップって感じはしなかった。
どんでん返しがあるってことでもなく、伏線が張り巡らされてるってことも無く。
淡々と終わった印象でした。
ライブ会場も割とすぐに脱出したので、なんだかな〜って感じです。逃走劇ってタイトルの方がしっくりくるかな。。
とても面白い
ジョシュ・ハートネットがすっかり腹の出たおじさんでビビる。かつてのかっこよさがない。やたらとでかいけど、冴えないのに目立ってどうするのだ。リアーナみたいな歌姫が堂々たるパフォーマンスで誰だろうと思ったらシャマラン監督の娘、演出だけではあのスター感は出ない。すごい。
早々に主人公が猟奇殺人犯であることが示されるが、シャマラン監督のことだからとんでもないどんでん返しで、実は善人みたいなことになるのではないかと警戒していたら、そのままだ。彼が逮捕される時に家族に向かって愛情あふれるメッセージを送り、家族だけは真に愛情があったんだなとぐっと来ていてそのまま終わればいいのに、その後奥さんを殺そうとするので最悪だ。
特にハラハラしたり興奮したり怖かったりもないのだけど引き込まれて最後まで面白い。ただ歌姫の彼女にマネージャーも誰もついていないのは変だ。運転手もあっさり交代しすぎだ。自宅にスターが来てピアノの弾き語りまでしてくれるなんて神対応にもほどがある。あの部屋に居合わせている人々の気持ちの隔たりが大きすぎて最高に面白い。
でも娘や家族のその後を考えると引っ越したり名前を変えたりしないといけないから大変だ。主人公はあんなに出まかせの嘘がうまかったり、咄嗟の対応にめちゃくちゃ機転がきいたりして、もっと社会的に成功してそうなものだ。
シャマランが私にくれた物
シックスセンスの冒頭のネタバレすんじゃねーよ?のメッセージ🎵
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サインで、ホアキンにバットで撲殺される宇宙人🎵
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オールドの無理がありすぎる薬品のとこ🎵
シャマランが私にくれた物
ノック週末の訪問者は、ただのキ✖️ガイ映画だったとこ🎵
大好きだったけどー、トンデモ設定が無いなんてー、
大好きだったけどー、ただの無能な殺人鬼の映画だったなんてー、
ばい、ばい、まい、すいーと、だーりん!
これからも追い続けるぞ?こんちくしょー?!
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