トラップのレビュー・感想・評価
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シャマラン作品として観ると・・・
シックス・センス以来の同じ様なマーケティングにも問題があるが、シャマランと言えばドンデン返しを期待する方も多いだろう。だがそんな人にこそ、この映画はトラップになる。
近年のシャマラン作品は従来ほどのラストへの盛り上がりは少なく、割とストレートになってきている印象だ。
今作もまさにストレートで、ラストへの種明かしを期待している観客へのトラップなのかもしれない。
設定上はシリアルキラーという主人公だが、犯罪シーンは一切見せず、証拠も無い。
その様な現場を知っているのは関係者のみであって、それらの情報を排除された一般人には近くに殺人犯が居たとしても疑いの余地がないのである。
その曖昧などちらとも捉えられる怪演をジョシュ・ハートネットは見事に演じている。
映画の手法として例えば犯罪者が行なった残酷なシーンを観客に見せるとその人物を完全な悪として認識して物語を追うようになる。この映画のように犯罪者かもしれないが実際にはどうなのか分からないと思い込みでストーリーが進んでいく様はフェイクニュースや噂話で盛り上がるSNSを見ているようである。
今作の大半のコンサートシーンでは実際にスタジアムを使い、ステージ上の演出やエキストラを大量に入れて監督自身の愛娘へのコンサートをやってしまったようである。
これが素人だったら観ていられないが、実際に音楽活動もしているアーティストでコンサートシーンの気合がの入りようにコンサートが終わった後半は少し寂しくも感じる。
ラストでの主人公がテイザー銃を振り切り、目潰しをした辺りでもしかするとミスター・ガラスのような
MCU(M・ナイト・シャマラン・シネマティック・ユニバース)
をもう一度やる気なのか?とふと思い立ってしまったが、それもアリなのかもしれない。
"今ひとつ狂気を感じさせないサイコ劇…”な映画
“コンサート会場であるアリーナを埋め尽くす警官に脱出不可能”…なかなか良いアイデアだと思いました(ご都合主義な展開が多くて、つまらなかったですが笑)。
けど…笑
ジョシュ・ハートネット演じるサイコパスは、どこかノーマン・ベイツを思わせつつも、“良いパパ”だったせいか、今ひとつ吹っ切れないキャラクターだったなぁと…。奥さんと対峙する場面も全然怖くなかった。時々現れる“ママ”も畏怖させるような感じに見えなかったし…。
後半へと行くにつれ物々しい雰囲気にはなって行くんですが、なんか雑な展開に既視感のある場面に緊張感がピークに全く達しないというか…。
とんでもないサイコパスというなら、血の一滴でも流さないことにはダメですな…笑
11月の連休お暇なら、どうぞ!笑
ライブ会場からの脱出‼️
娘を人気アーティストのライブに連れてきた父親。しかしライブ会場は無数の防犯カメラに大勢の警官隊が待機するなど超厳戒態勢。実は巷を騒がせている連続殺人鬼がライブ会場にいるらしい。そしてその父親こそが殺人鬼その人だった・・・‼️父親があの手この手を使い、なんとかライブ会場から脱出しようとする様を、父親の主観で描くパートはヒジョーに面白いです‼️なんか父親に感情移入してしまい、一緒になってハラハラドキドキしてしまう‼️そして後半になるにつれ主観が父親→アーティスト→妻へと移っていく‼️思いがけず巻き込まれてしまったアーティストによる主観のパートも、引き続き面白く緊張感MAXで、特にトイレに立てこもるシーンは白眉‼️ところが妻の主観になってから、この作品は途端にツマらなくなる‼️多分シャマラン監督作品だけにドンデン返しを期待したのかも‼️しかし多少のヒネりはあるものの、ドンデン返しには程遠くかなり期待ハズレ‼️父親とアーティストの主観パートのテンションを全編で展開出来れば傑作になったかもしれないのに・・・‼️
ライブシーンが素敵
実は連続殺人鬼のお父さんが、娘と一緒に娘推しの歌姫のライブ会場へ。が、そこは殺人鬼を追い詰める警察の大包囲網が仕掛けられていて・・・お父さんは会場から脱出できるのか?え、なんでバレたんだ?
という犯人目線が新しいサスペンス。
シャルマン監督の映画はみんな自腹の自主制作なんだそうで、だから好き勝手出来るんですね。
準主役の歌姫はMナイトシャラマン監督の娘さん。最後のクレジットで知ったんだけど決して親びいきではなくて良かったです。(実際もシンガーだそうでめちゃキレイ)
プリンスの「パープルレイン」みたいな映画を撮りたかったというだけあってライブシーンは素晴らしい出来。
1.でもコンサートの真っ最中に会場の外の売店とかにあんなに人いる?出たり入ったりとかありえないでしょ。てかアメリカだとそうなの?
2.お父さん会場で挙動不審すぎ。あんなにきょろきょろしてたら絶対目立っちゃうでしょ。
3.ライブ会場って爆音だからあんな普通に話できないですよね。
4.お前が言うことを聞かないとこの男が死ぬぞ。って言われてもその人私と関係ないじゃん。
5.凶悪犯を見張りもつけずに護送車の中に一人で野放しにする?
6.せっかく逃げたのに当然警察が張り込んでる自宅にのこのこ戻るって、バカなの?
とかいろいろツッコミどころがあるんだけど…。
シャラマン監督らしくオチが2転3転して終わったと思ったら終わらないでまた続く。最後まで面白く見れました。続きが気になるなぁ。
期待は裏切られるものさ・・・
大勝ちさせてくれた馬の馬券を買うのがやめられないように、シャマランを見る。
今回こそは、今回こそはと思いながら。
前半はまあまあで、「カニと修造理論」どおりに心がねじられていくのだが、中盤から失速し、ラストはグダグダという、シャマランらしい作品でした。
3万人のコンサート会場からFBIの包囲網を突破して逃げるわけだけど、サッカーのハーフタイム並みに通路を客がうろうろしている。
単独コンサートの最中に皆さん何をやっていらっしゃるんですか?という疑問が浮かぶ。
FBIの腕利きプロファイラーが白髪のおばあちゃんで、「この人が母親だったってオチかよ」と思っていたら、特に意味がなく、なんでばあさんなんですか?という疑問が浮かぶ。
コンサート中に何人かの男性が警察に連行されていくんだけど、コンサートチケットのレシートが手掛かりとなって、凶悪殺人犯が会場にいるってことがわかったんなら、レシートの金額で、アリーナ席なのか外野席なのかはわかるんじゃないの?という疑問。
そういうわけで、もう脚本が破綻しております。
今回もいささか遠くまで行かなきゃならなかったんだけど、これで次のシャマランは劇場を探すのがもっと大変になるかもね、きっと行くけど。
劇中、大スターの歌姫が「成功するにはきっかけがあるのよ」なんて客にいうんだけど、「お前はシャマランの娘だからやろ。きっかけって親ガチャのことか?」なんて毒づいた帰り道。
今夜はアマプラで「シックスセンス」見よう。
シャマランの娘さんが
主人公って言っても過言ではないと思いました←
ストーリーはイマイチでしたが、ジョシュハートネットの狂ってる所を見るのはファンとしてはとても面白かったです。
切り裂くシーンや残虐な場面が全くなかったので視覚的な恐怖などはあまりなかったですが、その分ジョシュの表情演技が際立っていたように思えました。
どんでん返しのさらに先
で、一周回っちゃってフツーなラストでした。
でもシャラマンフリークなんで、良し。
アリーナがある割にはステージがこじんまりしてたり、ライブ中に人がウロウロし過ぎてたり、逃亡劇もいろいろうまく行き過ぎてツッコミ処も多いけど、シャラマンなんで、良し。
緊張感とクスっとする箇所の散りばめ方は、さすがシャラマン。
でも、珍しく続編でも作るつもりなのかな?
トラップ?逃走劇じゃないかな?
前評判で期待しすぎていたのもありますが、思ったよりトラップって感じはしなかった。
どんでん返しがあるってことでもなく、伏線が張り巡らされてるってことも無く。
淡々と終わった印象でした。
ライブ会場も割とすぐに脱出したので、なんだかな〜って感じです。逃走劇ってタイトルの方がしっくりくるかな。。
とても面白い
ジョシュ・ハートネットがすっかり腹の出たおじさんでビビる。かつてのかっこよさがない。やたらとでかいけど、冴えないのに目立ってどうするのだ。リアーナみたいな歌姫が堂々たるパフォーマンスで誰だろうと思ったらシャマラン監督の娘、演出だけではあのスター感は出ない。すごい。
早々に主人公が猟奇殺人犯であることが示されるが、シャマラン監督のことだからとんでもないどんでん返しで、実は善人みたいなことになるのではないかと警戒していたら、そのままだ。彼が逮捕される時に家族に向かって愛情あふれるメッセージを送り、家族だけは真に愛情があったんだなとぐっと来ていてそのまま終わればいいのに、その後奥さんを殺そうとするので最悪だ。
特にハラハラしたり興奮したり怖かったりもないのだけど引き込まれて最後まで面白い。ただ歌姫の彼女にマネージャーも誰もついていないのは変だ。運転手もあっさり交代しすぎだ。自宅にスターが来てピアノの弾き語りまでしてくれるなんて神対応にもほどがある。あの部屋に居合わせている人々の気持ちの隔たりが大きすぎて最高に面白い。
でも娘や家族のその後を考えると引っ越したり名前を変えたりしないといけないから大変だ。主人公はあんなに出まかせの嘘がうまかったり、咄嗟の対応にめちゃくちゃ機転がきいたりして、もっと社会的に成功してそうなものだ。
シャマランが私にくれた物
シックスセンスの冒頭のネタバレすんじゃねーよ?のメッセージ🎵
シャマランが私にくれた物
サインで、ホアキンにバットで撲殺される宇宙人🎵
シャマランが私にくれた物
ヴィレッジのどっちらけのラストシーン🎵
シャマランが私にくれた物
レディ・イン・ザ・ウォーターの解説おじさん🎵
シャマランが私にくれた物
ハプニングのどうでもよかった蜜蜂のくだり🎵
シャマランが私にくれた物
スプリットで、23人の多重人格だったのに数人しか人格が登場しなかったところ🎵
シャマランが私にくれた物
オールドの無理がありすぎる薬品のとこ🎵
シャマランが私にくれた物
ノック週末の訪問者は、ただのキ✖️ガイ映画だったとこ🎵
大好きだったけどー、トンデモ設定が無いなんてー、
大好きだったけどー、ただの無能な殺人鬼の映画だったなんてー、
ばい、ばい、まい、すいーと、だーりん!
これからも追い続けるぞ?こんちくしょー?!
コーヒーをチェックしないと
こないだ鑑賞してきました🎬
ジョシュ・ハートネットが表向きは心優しい父親、裏の顔は連続殺人犯というクーパーを演じます🙂
スター歌手レディ・レイブンのライブ自体が罠という設定の本作。
クーパーとFBIの心理戦が繰り広げられます⚠️
彼は口八丁な部分もあり、色々上手く立ち回りますが果たして…。
ジョシュ・ハートネットは、2面性を持つサイコな男を不気味に表現していました👍
クーパーの娘ライリーを演じるのはアリエル・ドノヒュー🙂
レディ・レイブンのライブに酔いしれながら、父の様子がどこかおかしいことにも気づきます。
年頃の娘らしく、飛んだりはねたりして作品を明るくしてくれました😁
レディ・レイブンを演じるのはサレカ・シャマラン🙂
この方は監督の娘さんで、実際に歌手なんですね😀
衣装といい歌声といい、スター歌手のオーラがありました🤔
後半は事態を動かす役割を担います🙂
「シックスセンス」以降、否が応でもどんでん返しの宿命を背負ってしまった監督ですが、今回はどんな結末を描くのか。
私としてはもう一捻り欲しかった気もしますが、それでもハラハラする展開が待っています☝️
サスペンス・スリラー好きなら、楽しめるでしょう😀
始めから最後まで怖すぎる
おもしろいです。
あらすじを読んでから視聴し、はじめから殺人犯だとわかってる状態でみるので怖さが増します。
とにかく娘が可哀想…最後のプレゼントは豪華でしたね。
犯人なら歌手に近づいて一緒にライブ会場から出るはず。まで予想してFBIは先回りしてるのかな?と思ったり…
全員が仕掛け人で暴露したスタッフもわざと!?など色々妄想しましたが、予想を遥かに上回る想像してなかったストーリーでとても満足です。
夢中になりあっという間に時間が経ちました。キャスティングもよかったです。また、実際にライブに来ているような気持ちにもなれたし得した気分。
まさか家に有名人がくるとは…ああしてみると意外と普通の女の子なところがなんかリアルでした。
また、娘に異常に強い愛着心を持っているところも、異常者感がありリアルで怖かったです。
帰り道も怖くなるくらい余韻がありました。
過保護なパパの自己保身
機密を簡単に漏らし、バックヤードに気安く招く物販スタッフ。(理由は「消防士なら信頼できる」)
警察や警備のザルさなど、前半も定番のツッコミ所はあるが、個人的には毛色が変わる後半が微妙。
レディ•レイヴンが招いただけで尋問スルー。
客の情報は警察が把握しており、顔や名前まで特定できてるのに家まで行って、レイヴンが無茶しすぎ。
クーパーとしても、監禁した男の生死よりレイヴンの口封じの方が重要になってるハズだし。
謎に隣家の庭への地下トンネルの用意があり、消防士とはいえ特殊部隊員を瞬殺し、2連続の早着替え。
「警官を2部隊配置」してるハズなのに、悠々と帰宅。
奥さんがあんな迂遠な方法取るのも解せない。
ラストも、輸送車の中で拘束を解いたところでどうなるというのか…
タイトルの割に仕掛ける側の描写はほぼなく、“罠”というほどでもない。
ここにもっと凝って、脱出までの駆け引きをメインにした方が面白かったのでは。
娘をイジメた奴らを粛清してるのかと思えばそんなこともなく、ターゲットは無差別?
ジョディも関わってこないし、イジメ話必要かな。
ステージや会場の熱気はよく表現されていたが、世界的歌手のアリーナ公演ってパイプ椅子なのか。
ライリー役のコの“ノリ”は非常によかったし、冒頭の親子での競歩は微笑ましかった。
緊張感や全体の雰囲気、役者の演技も素晴らしいだけに、脚本がちと残念。
プロファイラーって、突入の指揮や捕獲にまで出張ってくるものなんですかね。
ラストカットを見るに、コメディだったのかも。
シャマラン版、羊たちの沈黙❓
娘を大好きなアーティストのコンサートに連れて行く優しいパパと思いきや連続殺人鬼だった❗️予告からネタバレだったけど作品開始早々にみせる。単独ライブなのにやけにみんな食い物買ったり出歩くし3万人はいないだろと。アーティスト役はなかなか見応えありと思ったらシャマランの娘かよw なかなか本格的なんで芸達者。前作の訳の分からなさ世界がどうのこうのや大風呂敷は無くてびっくり❗️も無くあまりに真っ当なスリラーで寂しい…。とは言え波のあるシャマランだから次は大風呂敷にあっと驚いたりツッコミどころ満載な作品を期待。
本作もエンドロールで笑わせてくれたので一安心❗️
ため息の出るような
嘘。息をするように嘘をつくクーパーの最後の屈託ない笑いにつられて一緒に笑ってしまった。
背が高く如何にも消防士の体格で人当たりよくて人懐っこい笑顔のクーパー。子ども、特に娘を愛しているのは本当。母親から支配され続け辛い子ども時代を送ったのが未だ尾を引いている。自分を慰め奮い立たせるために、命乞いをする人間の純粋で美しい眼を見ることを求める男。ライブの日は母の幻を三回見た。最初はライブ会場の男子トイレの手を洗う場所。FBIトップのプロファイラーである年配の白髪の女性に母との重なりを意識したに違いない。
ジョシュ・ハートネットの微妙で繊細な表情の変化は上手かった。きちんきちんとしなければ気が済まないというのは共感した。最後の笑いは子どものように楽しそうだった。
シャマランの娘の歌も音楽もよかった。シャマランは自分自身も作品に出るのが好きなタイプ?初めて見たシャマラン映画、結構楽しめました。
鑑賞動機:あらすじ10割
ケレンに頼り切るのではなく、きちんと描写の積み重ねでストーリーを進めていくし、引っ掛かりを覚えるところも、派手な設定の割には少ないと思った。
ライブシーンの力の入れ具合にある意味感心する。親バカの域を遥かに超えているけど、アレだけしっかりしてたら、全く違和感ない。
ジョシュ・ハートネットが、ダメダメ『ブラック・ダリア』のトホホな主役、という認識だったのが、ガラリと変わった。自分と娘以外は全く意に介さないとこや、流れるようにウソをつくところとか、普通の人ではないんだという見せ方もあって、恐ろしい。
中々底を見せないストーリーに引き摺り込まれた。
巻き込まれ「じゃない」サスペンス、面白い!クライマックス、二転三転どこまでも。 シャマラン復活!
予告編を観たら、当然…
「観客の中の殺人鬼が行動を起こし観衆は大パニック!
巻き込まれた父親は娘を守り抜いて、思春期の娘の信頼を取り戻すことができるか。」
っていう話だろうと思ってたら、殺人犯はお前かーい!って、あーびっくりした。
もう、そこから、掟破りの面白さ。
優しい父親、実は連続殺人魔の主人公は、警察の包囲網を突破して無事に脱出できるか。
ある時はスタッフになりすましバックヤードへ、あの手この手で逃げようとするサスペンス。
いったい、逃げ延びてほしいのか、捕まってほしいのかわからなくなる複雑な感情で見続けてしまう。
・・・無事逃げられたかと思いきや、まさかのレディ・レイヴンも黙っちゃいない、反撃に出る。
そこから二転三転どこまでも。
でも、ラスト、娘が駆け寄ろうとしてもだれも止めないという無能な警察、ありえない。
万が一のことがあったらどうする。
レディ・レイヴンを演じたのが、サレカ・シャマランというM・ナイト・シャマランの娘だったなんて、またビックリ。
殺人鬼に気丈に立ち向かうヒロインを好演。
ライヴの楽曲も本格的で、映画に合わせた描きおろしで、歌詞が映画の内容に沿っているらしいというという凝りよう。
あのラストは、まさかの続編は・・・ないよねぇ。
脱出出来るのか?の展開は悪くない
どなたかも書かれていたように、人気アーティストのワンマンライブの体であればやっぱりトイレや物販で途中離席するお客さんが多すぎて、「この警察包囲網から果たしてどう脱出するのか?!」の緊迫感が萎えてしまうのがだいぶ残念でした。
でも演奏中に割りと頻繁にお客さんが出入りして通路にも割りと人がいる光景自体には既視感あり。そう、出演アーティストが10組以上いてステージも複数用意されてるフェス系。
遠い記憶で幕張のカウントダウンライブでは、どの順でアーティスト達を見てどの順でステージを移動するのかをめっちゃ悩んで移動しまくってたり、長丁場だからフードエリアにもよく行って何か食べたり。
なのでこれ、ワンマンライブじゃなくて何かのフェスに娘を連れて行ってあげる、という舞台設定にすれば廊下にお客さんがいつも大勢居ても何も違和感なかったので、そうすればもっと面白く鑑賞出来たのにな〜と思いました。
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ただアーティスト役の監督の娘さん、歌は普通に上手いし、ステージの場面には何も違和感なくGOODでした!
あと物販でSサイズのシャツを取り置きしてくれたスタッフさん、もっと早い段階でスタッフパスの紛失に気付いても良さそうなのに。。パス取られたらスタッフ専用ルームに入れなくなってしまったはずだけどどうしたんだろうか。
そして最大の疑問、何故クーパー氏はあのような犯人になる人物になってしまったのか?母との確執???イマイチ事件を続ける理由がよく分からなくて。。
でも確かに主人公役の方の「普通の人っぽく見せてるサイコパスな人」の演技は秀逸でした!そして捕まっても捕まってもまぁ逃げる逃げる。用意周到だし咄嗟の判断も凄い。
その判断力、対応力、演技力という才能を、是非もっと建設的な、もっと違うまっとうな仕事のために使ってほしかった。。
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謎だったのは何故上半身裸からシャツだけ着せられた状態でこっそり針金っぽいものを隠し持てたのか。(子どもの自転車の部品?にしても周囲に警察官がいて取れなかったと思うけど。。あそこでこっそり取ってた?)
やはりその針金で手錠外しちゃうし。。いやでも警察車両に乗せられててさすがにこれ以上逃げられるもんじゃないと思うけど、不敵な笑いで映画終わらすな〜〜!(汗)
あの犯人、まだどこかに逃げて潜伏したままなんだろうか。。(想像しかないけど)
まぁそれが1番怖いといえば怖い物語でした。。
それなりにクライムサスペンス?な娯楽作品として楽しめました!
前半と後半で主役が交代する個性的な作品
”ブッチャー”とあだ名される凶悪殺人犯と、名うてのプロファイラーを司令塔とする警察側の攻防を巡るサスペンスでした。お話は、コンサート会場での攻防が描かれる前半部と、”ブッチャー”がコンサート会場を脱出した後を描いた後半部に大きく分かれます。で、この前半部と後半部で、かなり印象が異なる作品でした。
前半部では、”ブッチャー”こと主人公のクーパー(ジョシュ・ハートネット)が、愛娘のライリー(アリエル・ドノヒュー)を連れて人気歌手であるレディ・レイブン(サレカ・シャマラン)のコンサートを観に行きます。ところがコンサート会場に行ってみると、大勢の警官が至る所に配置され、各所に監視カメラが設置されていることに気が付くクーパー。異変を察知して探っていくと、このコンサート自体が”ブッチャー”捕獲作戦の罠=”トラップ”になっていることを認識。怪しい人物は直ぐに逮捕されており、しかもコンサート終了後には1か所しかない出口で徹底的に調べられることが分かったクーパーは、なんとか別の出口からの脱出を模索する。臨機応変に脱出策を探るクーパーの行動は知性に溢れており、彼が”ブッチャー”=凶悪殺人犯であることを忘れさせます。その結果、段々と当方の視点も彼の視点に立って行き、彼の脱出を願うようになって行くのが面白いところでした。いずれにしても、直接的な暴力は最低限度に抑え、知恵のある方が勝つゲームを描いたことが、”ブッチャー”に感情移入すらした原因と思われました。
ところがクーパーがコンサート会場を脱出した後の後半部は、この様相が一転。脱出に利用したレディ・レイブンに対する直接的な暴力行為をはじめ、家族をも恐怖に陥れることになるクーパーの行動には、前半部にあった知的な姿は垣間見ることが出来なくなりました。その結果、”ブッチャー”は”ブッチャー”という印象になってしまう一方で、彼に誘拐されて監禁されている被害者を、SNSを使って救出し、さらには窮地に陥っている自らやクーパーの家族たちも助け出そうとするレディ・レイブンがヒロインになる物語が後半部でした。言ってみれば、前半部はクーパーの脱出劇であり、後半部がレディ・レイブンの脱出劇だった訳です。
以上のように、前半と後半では”ブッチャー”の性格が大きく変化し、物語の主役までもが交代したお話だった訳ですが、個人的には前半部の方が圧倒的に面白かったです。前後左右をほぼ完全に囲まれた状態から、飛び道具を使わずに脱出したクーパーの物語の方が、スリル満載でした。勿論レディ・レイブンの勇気と機転の物語である後半部もスリルを感じられる物語でしたが、一度は感情移入したクーパーの転落を見るのは、ちょっと残念でした。まあ凶悪殺人犯なので野放しにしてはイカンのですが・・・
最後に俳優陣にも触れておきます。主人公のクーパーを演じたジョシュ・ハートネットは、家族想い、娘想いのいいパパという一面と、”ブッチャー”としての残忍な一面を併せ持つ二重人格を絵に描いたような人物を、極めて自然に演じており、実に良かったです。
また、後半部の主役とも言うべきレディ・レイブンを演じたサレカ・シャマランの前半部のステージでの唄いっぷりは、まさに本職だなあと感心したのですが、実際本職の歌手であることを鑑賞後に知り、納得しました。また、M・ナイト・シャマラン監督の実の娘であることも同時に知ることになり、この点は驚きました。映画に合わせて”LADY RAVEN”というアルバムも出したそうで、実は彼女の壮大なミュージックビデオの一環の作品でもあったのかしらと勘繰る性格のねじ曲がった私でした。
そんな訳で、本作の評価は★4とします。
シャマラン作品の神通力はもう無くなってしまったのか・・・
予告観た時からめっちゃ期待していたんだけどなぁ・・・
ネタばれするのでご注意を
・そもそも、人気歌手のコンサート会場設定だが、主人公がちょいちょい
会場を抜けて外に出るとなんであんなに会場の外(ロビー)に人がいるのか?みんな
歌を聞きに来ているのに外の売店やら通路にあんなに人がいて「なんで?」と
思わされる。野球場じゃあるまいしさぁ まぁ、あんなにたくさんの人が歌を聞かずにロビーにあふれている状態でないと主人公が縦横無尽にウロチョロできないからだろうがそこからすでに・・・興ざめとなる
・グッズ売り場の店員さんがしゃべりすぎだしバックヤードに簡単に入れ過ぎだし
ちょっとグッズ購入に「遠慮」したくらいで「いい人」認定でなんでもOKになる流れも
・・・興ざめとなる
・「夢見る少女」に主人公の娘が選ばれるのは反則級のご都合主義だわ
選ばれなきゃ次のストーリーが紡げないから仕方がないのだが、あんな陳腐なお涙頂戴
嘘話で、たまたま近くにいた「夢見る少女選抜責任者」?(これ、シャマランだよね)が
釣られてしまうとか・・・めちゃ興ざめとなる
・うじゃうじゃいる警察やFBIが、主人公を少しも発見できないとか一ミリも疑わないとか
FBIのプロファイラの女性が全然「頭のいい出来る人」に見えないとか(そんなエピソードが何にもない)・・・興ざめとなる
・主人公が人気歌手に自分が犯人だとバラしちゃうのも意味が解らんし(脅して会場から逃げ出すためでも、彼女がどういう行動を取るかわからんのに安易すぎる)人気歌手さんも想像以上に腹が座っていて主人公がたじたじになるほど対峙出来てしまうというのも全然説得力ないし・・・興ざめとなる
・最後のオチなんかシャマランが使っていいオチじゃないでしょう。使い古されたオチだし主人公が一人で護送車に乗る時点でたぶん見る人全員が気づくオチだし・・・興ざめだ
唯一なるほどと思えたのは、主人公の奥様の「実は・・・」の話が一番面白かった
この映画の主役は奥様だな それでも作品の評価を押し上げるほどの力は無い
あぁ、普通の人になっちゃったのか、シャマラン
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