トラップのレビュー・感想・評価
全170件中、1~20件目を表示
肩肘張らず楽しめるアトラクション的快作
世の中にはあらすじを読んで俄然興味が募る映画も多いが、これはオープニングのジョシュ・ハートネットの善良そうな父親像を微笑ましく眺めるところから見どころが始まっている気もするので、できれば「シャマラン作品」という情報だけキャッチして一か八かで劇場に足を運ぶのが良いのかも。音楽活動を続ける娘を歌姫役に据えるなど、シャマランの家族ぐるみの映画制作はなお一層、強固となっている感があるが、そこさえ許容すれば、本作は意外と楽しめる。ヒッチコック的な主題で遊びつつ、ライブ会場というある一定のルールに則った「限定領域」を存分に活かし、その個と状況との対峙においてミステリーを紡ぐシャマラン節は健在だ。主観を用いた語り口も相変わらずだが、通常なら「んなわけないだろ!」と突っ込みたくなる展開でも、ハートネットの存在感がハマっているので、それすらも楽しい。肩肘張らず、軽い気持ちで体感できるアトラクション的な快作。
監督も、娘が大事なんですよね。
いろいろガバガバ設定だけど、スリリングで見応えはある
配信で鑑賞、まぁ面白かったです。
ただ、ヴィレッジでシャマラン監督の虜になった自分としては、まだまだ物足りない感じですね。
まず、全体的に設定がガバガバで、突っ込みながら観てしまう。
色々都合がよすぎるというのは、映画であればどの作品でも多かれ少なかれあるのでそんな気にしないんですが、本作はちょっと気になるところが多くて。
殺人犯をライブ会場におびき出す、これから無理があるけどまぁそれはいいとして、そこまでやるのにいろいろと緩いんですよね。
退場時に男性客全員を尋問するなら中の警備は通常通りでいいはずなのに、下手に厳重にするからバレバレになってるし、会場から脱出するときもなんでそれチェックしないの?ってくらいのザルさ。
この辺を言い出したら、序盤の展開丸っといらないということになってしまうので、致し方ない部分なんでしょう。
ただ、ショップの販売員にまで予めネタばらしをしておく必要はあったのかなぁ…
極秘ってことにして、作戦内容を知る者は絞ったほうが明らかにうまくいったんじゃないかと。
中盤、ライブシーンが立て続けに出てくるんですが、個人的には必要以上に長く感じられました。
監督の娘さんがカリスマミュージシャン役だから、親バカがちょっと出ちゃったのかな的な感が 笑
でも下手ってわけじゃないので、場面転換のとっかかりとしてよかったんじゃないかなとは思います。
終盤、長年追ってた凶悪犯をやっとの思いで捕まえたのに、警察がとっても優しい。
せめて後ろ手に手錠掛けて、ボディチェックしてから車に乗せるくらいやらんものかな?
と、突っ込みどころは満載です。
ハラハラさせる展開が続くので、観ていて飽きるようなことはなく、ラストしっかりシャマランっぽさを出してくれたので、まぁよかったかなぁという感じです。
ライブシーンもうちょっと削って90分ぐらいにまとめててくれたらもっとよかったかな
毎度おなじみ余韻を残す終わり方なので、同監督の他の作品と絡ませたりするのかな。
まぁまぁです!
娘の念願のLIVEに、一緒に行ってあげてる父親が実は殺人鬼だった!
犯人に応援してしまう!
天才的な対応力
シャマラン監督と聞けば見ずにはいられない。映画館でみるかどうかは置いといて、どこかで必ず見る。
さて、予告でわかっているからいいんだけど、この父親が例の殺人鬼である。
まさかの主人公が悪人。
ということは、この悪人が助かる過程をみるのか?と思ってしまう。
厳重に警備されたライブ会場をどう脱出するのか、いろいろと試行錯誤する過程が面白い。
いきなり天才的な抜け道を見つけるわけでなく、地道に探していくのがよい。
しかし、それにしても対応力が半端じゃない。
その時々で瞬時に最適解を判断していく。
その能力を他に生かせ。
途中からだいぶ場面が変わるのだが、それは賛否が分かれそう。
というかおれがあまり好きじゃない展開だった。
その代わり最後の最後のシーンは痺れた。これよこれ。
シャマランなのに………めちゃくちゃ面白い!?
M・ナイト・シャマランの新作というだけで、もう楽しみと不安が混濁してしまうような不可思議な気持ちを抱かせる。
こんな映画監督も珍しい。
M・ナイト・シャマラン監督といえば、これは「シックス・センス」の頃から一貫している事だが、シャマランは、恐怖の中で、家族への絆と愛を描く。
観客をさんざん怖がらせた後で、胸に迫る感動を残すのだ。これがシャマランのスタンスになっている。
なんだか早々にディスりな発言に思えるかもしれないが、デビュー作の「翼のない天使」から、プロデュース作品の「デビル」まで、全作鑑賞済みの自称シャマラニストである。
(一番好きなのは「サイン」)
もちろん本作も鑑賞した。
前半はめちゃくちゃ面白かった。
劇場スルーして、DVDで見てしまったが、本当に後悔したくらいだ。
それだけに、後半のなんでそんな展開にしちゃったんだろうって言う勿体無さが悔やまれる。
そして今回もしれっとシャマランが登場している。
これは流石にかばいきれんぞ
悪名高いレディ・イン・ザ・ウォーターだって幻想的で寓話的で好きだったのですよ。しかしなんじゃこれは?ストーリーが全然薄っぺらな上に設定もムリにムリを重ねて、あげくにうすーい演技のレディレイブン、イマドキの歌姫連れてきたのだねと思ったらなんと娘だと言うじゃないの。シャマランくんよもう君は終わりなのか?ついこないだミスター・ガラスという一大傑作をつくったじゃないか、あれが最後の花火だったのか?君の才能はもう枯れてしまったのか?でもエアベンダーだって私は見たんだよ、なんだったら続編をまだ待ってるくらいだ。だからもう君の遺作まで付き合うよ、どんなに駄作でも凡作でもシャマラン作品が見られるだけでよしとしよう。アジアの天才キム・ギドクはもう見られないのだから。
休憩多過ぎライブ…w
レディレイブン、いい人だなー。めっちゃ目がデカイ。 ていうか警察が...
田中アリーナw
全170件中、1~20件目を表示











