「過保護なパパの自己保身」トラップ uzさんの映画レビュー(感想・評価)
過保護なパパの自己保身
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機密を簡単に漏らし、バックヤードに気安く招く物販スタッフ。(理由は「消防士なら信頼できる」)
警察や警備のザルさなど、前半も定番のツッコミ所はあるが、個人的には毛色が変わる後半が微妙。
レディ•レイヴンが招いただけで尋問スルー。
客の情報は警察が把握しており、顔や名前まで特定できてるのに家まで行って、レイヴンが無茶しすぎ。
クーパーとしても、監禁した男の生死よりレイヴンの口封じの方が重要になってるハズだし。
謎に隣家の庭への地下トンネルの用意があり、消防士とはいえ特殊部隊員を瞬殺し、2連続の早着替え。
「警官を2部隊配置」してるハズなのに、悠々と帰宅。
奥さんがあんな迂遠な方法取るのも解せない。
ラストも、輸送車の中で拘束を解いたところでどうなるというのか…
タイトルの割に仕掛ける側の描写はほぼなく、“罠”というほどでもない。
ここにもっと凝って、脱出までの駆け引きをメインにした方が面白かったのでは。
娘をイジメた奴らを粛清してるのかと思えばそんなこともなく、ターゲットは無差別?
ジョディも関わってこないし、イジメ話必要かな。
ステージや会場の熱気はよく表現されていたが、世界的歌手のアリーナ公演ってパイプ椅子なのか。
ライリー役のコの“ノリ”は非常によかったし、冒頭の親子での競歩は微笑ましかった。
緊張感や全体の雰囲気、役者の演技も素晴らしいだけに、脚本がちと残念。
プロファイラーって、突入の指揮や捕獲にまで出張ってくるものなんですかね。
ラストカットを見るに、コメディだったのかも。
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