長篇アニメ映画 ザ☆ウルトラマン ウルトラの星へ!!のレビュー・感想・評価
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45年経ってしまった!アニメシリーズ最終4話を特別編集した劇場版! アニメ制作日本サンライズ、豪華声優陣競演、ウルトラシリーズ2大巨匠の音楽!主題歌は歌ささきいさお 作詞:阿久悠 作曲:宮内国郎
ウルトラマンアニメシリーズの最終4話を特別編集した劇場版が登場!
当時ほとんど見てなかったので観れて良かった!
大ヒットしていた「宇宙戦艦ヤマト」の影響が大きすぎる内容(ストーリー、戦艦、女性キャラ、主題歌などなど)も今観れば、何もかも皆懐かしい。
観直せば、「なぜヒカルは肝心な時にいつもいないのか」「他人に頼らず自分自身の力で切り開け!」、原点回帰を思わせる真摯な展開とメッセージ。
科学警備隊メンバーが互いに別れを告げ、決死の戦いに挑む展開が熱い!!
アニメ制作は、当時「機動戦士ガンダム」と同時並行していた日本サンライズ!
超豪華声優陣競演!
富山敬
島本須美
柴田秀勝
二瓶正也
滝口順平
兼本新吾
千葉繁
伊武雅之(伊武雅刀)
池田勝
大木民夫
主題歌は、歌:ささきいさお、作詞:阿久悠、作曲:宮内国郎という布陣。
特にエンディング「愛の勇者たち」は名曲です!!
そして、「ウルトラマンQ」「ウルトラマン」の宮内国郎、
「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA」「ウルトラマンレオ」の冬木透、
ウルトラシリーズ二大巨匠によるシリーズ集大成ともいえる音楽も素晴らしい!
音楽がとにかくカッコいい
円谷映画祭2024で観ました。
今観るとけっこう楽しい。
寄生生命体で地球上では人類と融合とか、宇宙人側は「ウルトラマンに依存せずに人間として頑張ることを忘れるな」と思っていたとか、初代『ウルトラマン』が少しと、主に『帰ってきたウルトラマン』のテイストをしっかり含んでいたのはよいなと。
ある種の原点回帰だったようにも思いました。
肝心な時に主人公(ヒカリ 超一郎)がいないことに気づいた科学警備隊メンバーが、正体を疑うことで生じるドラマとか、当時の実写ではやらなかったことにも挑戦していたし。
『ザ☆ウル』放送当時は子どもだったんだけど、『ヤマト』『ガンダム』のアニメブームを受けてのアニメ化というのは流れとして分かると思いつつも、実写ベースだからこそ生じる質感や、ミニチュア対比の怪獣の大きさや、登場する人間の生きている感が、絵では画面からわからなくて、またご都合ないかにもアニメらしい展開を嫌っていたお年頃だったから、途中から観なくなってしまったなぁ、ということも思い出しました。
まぁ今は今で「ミニチュアや着ぐるみを作るよりは、アニメだと安くできたんではないだろうか?」とかも思っちゃったりしますけどね。
昔も今も変わらないのは、オープニングもエンディングも、作中劇伴も、音楽がとにかくカッコいいってことですね。
今、見直してみるとスタッフが超豪華で見どころ満載!
今年も開催「円谷映画祭2024」。
本日は放送開始45周年『長篇アニメ映画 ザ☆ウルトラマン ウルトラの星へ!! 』が再編集され大型スクリーンで上映されるとのことで劇場へ。
『ザ☆ウルトラマン』の放送開始は1979年4月。もう45年も前になるんですね。
1975年3月に『ウルトラマンレオ』が放送終了。それでもTBSでは朝6時の早朝や夕方帯でずっと『ウルトラシリーズ』を再放送、いわゆる第三次ウルトラブームで、ビデオも無い時代、ひたすら浴びるように観て幼少期の脳内は99.99%を怪獣・怪人が占めてましたね。
そんなブームの真っ只中での4年ぶりの復活に狂喜乱舞。
放送開始当初は1話完結の怪獣退治定番フォーマットでしたが、次第にスペースオペラ色が強くなって幼稚園児には難解でしたので、今回45年ぶりの再挑戦になりました。
本作品では最終回4部作を長編映画として再構成。
番組終盤は古代ウルトラ人が地球に隠した「ウルトリア」という全長300mにも及ぶ宇宙戦艦に乗り込み、ヘラー軍団の侵攻されたウルトラの星U40を助けに行くという連続した壮大なストーリー。主人公のヒカリ超一郎の声を富山敬さん、ウルトラマンジョーニアスの声は伊武雅刀さん、主題歌はささきいさおさん…まさに『宇宙戦艦ヤマト』を完璧に想起、オーバーラップしますね。
当時のSFアニメブームを考えると今なら納得ですが、当時はあまりの方針転換に子供心に驚きましたね。
ただ、今回見直してみるとスタッフが超豪華で見どころ満載。
アニメーション制作は日本サンライズ(現サンライズ)。ほぼ数日違いで『機動戦士ガンダム』も放送開始、本4部作も富野由悠季氏や高橋良輔氏が絵コンテ参加、メカニックデザインも大河原邦男氏、河森正治氏、音楽も作曲に宮内國郎氏、冬木透氏、作詞に阿久悠氏と凄い制作陣。撮影も16mmフィルムでなく35mmフィルム撮影なので当時のアニメーションと比較しても動きもすごく滑らかでしたね。
この機会に1話から見直してみようと思います。
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