空想特撮シリーズ ウルトラマン 4Kディスカバリー「浪漫のものがたり」のレビュー・感想・評価

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4.0大阪万博(日本万国博覧会)に古代生物を展示する計画

2025年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

謎の少女(浅沼みう)と、大きくて立派な耳を持つ劇場支配人(石坂浩二)の会話に深みがある。

第壱話「第3話:科特隊出撃せよ」
...電気をエネルギーにする“透明怪獣ネロンガ”が登場する。画面サイズは4:6のままだが、さすが4Kディスカバリー、光線などの表現が美麗で良い。

第弐話「第19話:悪魔はふたたび」
...古代の高度文明ミュー帝国で封印した“アボラス”と“バニラ”が現代に蘇る。“アボラス”と“バニラ”はウルトラシリーズでは常連の怪獣。
3億5千年前のカプセルが登場する。昔のSFなので設定については目をつぶり、科学特捜隊の制服(オレンジ色のジャージのようなスーツとヘルメット)に注意を向けてみると案外格好良いことに氣付く。

第参話「第26話:怪獣殿下 前篇」&「第27話:怪獣殿下 後篇」
...1967年にTVで放送された前編と後編をノンストップで繋げているので比較的長尺。日本万国博覧会の準備期間中の話で、“怪獣ゴモラ”(古代生物ゴモラザウルス)を生け捕りにし剝製にして展示しようとする。ガメラシリーズのように少年が主役で、ウルトラマンが苦戦したり、怪獣の部位破壊の描写が面白い。

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Don-chan

3.0ウルトラマンを愛する人たちへ

2024年10月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

「円谷映画祭2024」で観賞。しっかりと観賞するのは初めて。案外、怪獣は覚えていてもストーリーって覚えていないもんですよね。今回はシン・ウルトラマンにも登場した怪獣ネロンガの回や古代怪獣ゴモラの前後編など興味深いストーリーが選択されていて面白かったです。今後も定期的に劇場で公開していただきたいと思います。

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よう

5.0ゴモラ

2024年10月16日
iPhoneアプリから投稿

浪漫の物語という事で古代怪獣に
スポットを当てた4話
ウルトラマンでは珍しく2話ブチ抜きの
ゴモラの回が怪獣の容姿、のどかな
家族の話なども含め
特に面白くて素晴らしい

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Leojiji

4.0電気 雷 土の中

2024年10月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

石坂浩二支配人にお客さんポツネン1人だけの映画館 何だろうと思ったらウルトラマン作品選だった:ネロンガと赤青怪獣(名前失念😞)にゴモラ
ゴモラは傑作選でも見たけどちょっと話が違っていたような、気のせいか...何度も見てる筈だけど意外に忘れてしまっている ゴモラは大怪獣のあとしまつの元ネタかな?今頃気が付いた
人類と科学の発展について考察の作品選でしたが、温暖化で永久凍土溶ければ確かに何かの脅威が目を覚ます可能性もあるかなと思ったりした やはりあのオープニングを見ると気分が上がる、次は是非ともウルトラセブンもやってくれ〜

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ゆう

5.0​『円谷映画祭2024』改めて円谷英二の偉業を思い知る!​​ ロマンあふれる古代怪獣編4本が大スクリーンで甦る!!

2024年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

「ウルトラマン」第一作から毎回テーマを決めて、4Kバージョンを劇場上映するシリーズ第3弾。
今回は、ロマンあふれる古代怪獣編4本を映画用に編集!
上映時間:102分
第3話「科特隊出撃せよ」ネロンガ
第19話「悪魔はふたたび」アボラス、バニラ
第26話「怪獣殿下 前篇」ゴモラ
第27話「怪獣殿下 後篇」ゴモラ
※上映順

​​第3話「科特隊出撃せよ」透明怪獣ネロンガ 登場
1話の宇宙怪獣ベムラー、2話の宇宙忍者バルタン星人に続いて、3話目で初めて地球怪獣が登場。
しかも、史上初の透明大怪獣!!電気を吸って透明になる!!
ネロンガが、東宝特撮映画のバラゴンの着ぐるみの流用であるのは超有名な話です。
観直すと、一度だけ「バラゴン・ジャンプ」を披露してくれたことに気付いた。
ネロンガのスーツ・アクターはゴジラの中島春雄!
動物的な動作がさすがです。
さらに、東宝特撮映画「怪獣大戦争」のAサイクル光線砲車のミニチュアをそのまま流用
本作では、スクリーンプロセスに、オプチカルプリンターによる光学合成、光線や放電のアニメーション合成などを多用していて、当時の最先端の特撮技術が堪能できます。
当時のテレビドラマで、これだけの技術が駆使された映像作品は他になかったはずです!
改めて円谷英二の凄さに驚きます。

​第19話「悪魔はふたたび」生殖発砲怪獣アボラス、赤色火炎怪獣バニラ 登場
二大怪獣出現!決戦は「国立競技場」!という大スペクタクル編!
特にミニチュアが見事!
円谷英二が自ら特撮を担当したことで有名な1本。(ノンクレジット)
赤いのにバニラという不思議、タツノオトシゴから発想したデザイン。
対するアボラスは、レッドキングの頭をすげ替えて流用。
印象的な頭が違い、さらに青色にしたので、体が同じでも気づきにくい。
博士が責任を感じて現場に来るのはいいが、自らスーパーガンで普通に攻撃していてびっくり。
他の隊員もおどろきもしないところから、科特隊とは親密な仲なのか。
この回では、イデも、マルス133とスーパーガンを両手で発射、二丁拳銃の技を見せてくれる。

第26話「怪獣殿下 前篇」第27話「怪獣殿下 後篇」古代怪獣ゴモラ 登場
飛び道具を一切持たない怪力と頑丈だけが武器の王道怪獣!
後のシリーズでなぜか念力を使うようになるという謎設定は、本作で斬られた尻尾が単独で勝手に暴れていることを遠隔操作と勘違いしたからか?
前編は、大阪万博出品のために怪獣を輸送するキングコング的孤島冒険編。
未開のジャングルにはつきもののスフランも多々良島に続き再登場。
後編は、大阪城が目玉の都市破壊スペクタクル編。
前後編の大作で、金城脚本の子供に対する目線が優しい。
これだけ毎週怪獣が出てるのに子供たちは「怪獣なんていない」なんて超現実的な設定は、物語の世界よりも視聴者の世界に合わせている。
呑気な団地の両親もまた本当に微笑ましくて、いい感じです。

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ITOYA