「スマホで撮影した映画でも、題名だけは素晴らしい」誰よりもつよく抱きしめて YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
スマホで撮影した映画でも、題名だけは素晴らしい
映画.COMの評価が良く、文学テイストの作品を期待して、観たのだが。。。 とてもアレな作品でした。
第1シーンで、店員が座布団をハンカチと言う 謎のミスがあった段階で、嫌な予感がしたが、それを覆す事はなく、始終テキトーマインドな映画作りには、脱帽でした。
特にアレなのは、撮影・照明。
街灯や月明かりとは関係ない方向に、影をだしてしまったり、照明の非存在感はハンパない。
撮影では、顔の表情が観たい重要なシーンなのに"逆光撮影"だったり、三脚を使わず、ブレたパンを行ったり、演出ではない手振れが有ったりピントの深度も理解できていないありさま <💩撮影賞>
編集でも、カットが繋げず、無理な絵を強引に入れたり。。。
撮影の多くは、午前中ぽい日差しばかりで、単調
更には、映画自体の時間間隔があいまいなので、
シーン・カットの繋ぎ間が、数十分なのか、数時間なのか、数日なのかもファジーに流されてしまっており、背景・空の明るさが輪をかけて混乱を誘発させました。
本作は原作がある作品とは思えない アレなシナリオ構成でした。
ご都合主義的な展開は、非常に稚拙なもので、並みの高校生でもこのレベルのシナリオは描けないでしょう。〈💩シナリオ賞〉
まさに お金がかかった"自主製作映画"でした。
また、舞台が西鎌倉である必然性もなく、鎌倉を表現するカットもない。
声や音も同時録音であったり、アフレコだったり。。。
この映画を観たら、先日観たばかりの「366日」と見比べて、どっちがアレなのか 比べたくなりました。
共感ありがとうございます。
座布団も持ち込みだったんですね、気付きませんでした。
触れ合い無しで男女の愛情は維持出来るか?興味深いテーマでしたが。韓国の男によろめくのも責められないと思いますし、そうなってからの二人が観たかったので、ラストは個人的に不満でした。