「内田節故の容認出来ない程物語の為の展開に喪失」誰よりもつよく抱きしめて サスペンス西島さんの映画レビュー(感想・評価)
内田節故の容認出来ない程物語の為の展開に喪失
2025年劇場鑑賞9本目 凡作 40点
当方久保史緒里のファンである
昨今多く映画出演をし確かな実力をつけているのは明白で、言わずもがなミッドナイトスワンの内田英治組として主役を張るのをなんとも心待ちにしていた
そして公開初日に鑑賞したのだが、、、最悪の出来だ、そしてなぜこんなに世間の評価が高いのかが理解できない、、、主人公御三方がアイドルでそれのファンが高評価の多くを占めていると自分を納得させている今日この頃である
何より韓国人が要所要所でストーカーのように絶好の場所と時間に久保史緒里の前に現れ、言葉では大人の振る舞いをしてる風なのに行動は懲りずに執着し毎度現れるのが最後の方は笑っちゃうくらいきしょくて、これはキャラクター造形とそうに至ってしまった脚本脚色を手がけている内田英治の毎度現れるよくない部分が今作が一番垣間見れた
そして、潔癖の彼と韓国人に彼をもう少し両極端に描くべき、じゃなきゃ潔癖な彼の物語冒頭の帰宅後全身洗濯や部屋中ラップ巻きや料理除菌も簡易的に彼の説明のための演出の域を出ない
潔癖の彼の家に押しかけた酒匂さんとの3人でのやり取りも展開のためのキャラクター造形に古臭く扱われた酒匂さんが可哀想だし、この監督はその話しを持ってくジョイント部分の繋ぎのアクションポイントがいつも古くて弱くて違和感があるから作品としての高揚感に欠ける
そして当方が顔面とスタイルが大好きで、そのか弱そうな風貌とは裏腹にロックな一面を持つホシモエはやはり演技が上手いし四番手のポジションながら確かな存在感が拭えないのがすごい
この監督、どちらかと言うと城定監督に近くて、排出作品が昨今多く、一つ一つの作りの細部や情熱が薄く甘く、作業感がある中でミッドナイトスワンだけ草彅と音楽と終盤の展開と彼女のおかげで大成功したが、その栄光以降個人的にほぼ全部外している(逆火のみ映画監督と事件の間で揺れるという題材がはまり高評価)
潔癖の彼が酒匂さんに怒鳴られ久保史緒里が仲介に入りその場を収めて彼が彼女のために直してみせるからねと奮い立たせそれを見た久保史緒里がいつまでも彼の一番の味方でいてあげようという眼差しなのに、彼は同じく潔癖のホシモエが家の近くを通ったからって家にあげて3人でご飯食べようとか、久保史緒里が冷静に正論並べるとそれは言い過ぎだよ謝りなよと、お前が招いた展開なのに何ほざいてんのと、彼は寄り添ってくれた彼女にも奮い立たせた少し前の自分にも同じ悩みのホシモエを気軽に出汁に使ったの全てが失礼極まりないし、この出来事で久保史緒里が韓国人に靡く要因にする展開にされた潔癖の彼のキャラクター造形ですら被害者で、もう全部ひどい、高評価の方々は描写と雰囲気になんとなく呑まれてちゃんと見てないのがよくわかる
そんで話にならなくて家出たら韓国人出待ちしてんの展開のための展開の応酬で腹捩れるからギャグすぎてもうやめてくれ見てられない
