「人は皆つまらない存在」ベイビーガール Eijiさんの映画レビュー(感想・評価)
人は皆つまらない存在
令和の時代の「浮気もの」という印象。
昭和のものだと、謝るのは決まって男性でしたし、ドロドロした結末を迎えるものと決まっていた気がしますが、その辺りとの対比が面白かったですね。
ただ、誰しも表と裏を抱えながら生きている、そんなエッセンスは理解したものの、それぞれの内面がみえてこなかったのは残念でした。
二人には何らかの目的があったんでしょうか。あるいは目的なくそうなってしまうのが男女というものということだったでしょうか。
浮気する側として設定されてもおかしくない、「セクシー」を絵にしたような存在のアントニオ・バンデラスの終始穏やかなパパぶりの方が印象に残りました。
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