「永遠の孤独を抱えつつも、その先にある連帯を求める」クィア QUEER 【映画評論家】潮田映介さんの映画レビュー(感想・評価)
永遠の孤独を抱えつつも、その先にある連帯を求める
華麗な映像美と大胆な演出、ダニエル・クレイグの体当たりの名演が光る一方で、中盤の冗長さや一部サブキャラクターの薄さが惜しまれる。しかし、ウィリアム・S・バロウズの難解かつ挑発的な原作を、時代を超えた普遍的テーマとして咀嚼し、スクリーン上に再構築した意欲作。LGBTQ+ 作品の文脈を超え、「愛と依存」「自己探求」のドラマとして多くの観客に響くだろう。
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