ハイパーボリア人のレビュー・感想・評価
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謎かけじゃなくてなぞなぞね。
幻聴に悩まされる患者から、俳優で心理学者の女性が聞いたことを映画化しようとする話。
個人的な問題だけど、あらすじ紹介の「オオカミの家」というタイトルをみて、内容を勝手に「ウルフウォーカー」と勘違いした状態で観賞しはじめ、「名前のノート」が始まって、あ゛っ!オオカミの家って…щ(゚д゚щ)
実写の人と安くてシンプルなセットの中で展開していく物語だけど、人が突然パペットになったり戻ったり、そして空洞地球がーとか、メタルヘッドがーとか、パワーホールがーとか言い始めて、冒険活劇ですか?もしかして病んでます?
パワーホールといえば長州力ですよ?って、えっ!?
良くわからないCMもどきみたいなものが差し込まれたりしながら進行していき、ストーリーはわかるようなわからないような・・・。
一応ブラックジョークも入り混じったシュールでカオスなコメディなんだろうけれど、空気感は弛いし判りにくいしで、面白さより考える面倒臭さばかりが気になった。
タイトルなし
期待して見たんだけど、前作の方が良いし同時上映の短編の方が良作。表現が凄くて超超挑戦的なんだけど、それよりも現在映画の病の症状がはっきり見て取れる。昨年見た「ナミビアの砂漠」や「ぼくのお日さま」「スーパーハッピーフォーエバー」などなどなどと同じ。つまり、結論を言い切れない、映画を終わらせられない。これを映画自体の死期と捉えるか、キャンセルカルチャーを踏まえた映画の生きる為の営みと捉えるか。きちんと作品を終わらせられた作品で思い浮かぶ監督って、今だと三宅唱しかいない。まあ言える事は、自分が見たい映画は死につつあるんだなって事。ドキュメンタリーの方が今冴えてるのかな。去年の「マザー」とか素晴らしかったから。
カメラを武器に進み続ける
静寂という空間
映画は総合芸術だなあ
始まりからもう個性的。
奇怪で複雑でアートな唯一無二の世界観、大好きだ!
目まぐるしく入れ替わる現実と虚構世界に引き込まれていく。
全体を通して観ると、音も映像も絶妙に不気味さが積み上がって、美しくも不穏な世界を作り上げているのよね。
映画は総合芸術なんだなあと改めて思った。
『名前のノート』
あーキタキタこれこれ、この感覚。
音がもう怖い。
全てが独特。
音とセリフと映像で不気味さの重ね塗りになっていく世界観、たまらーん。
『ハイパーボリア人』
ミゲル・セラーノと言う実在の人物がテーマになっている?らしい。
出てくるキャラクターが自在に実写と人形が入れ替わって物語が進むので、それがなんかすごく不思議な気持ちを掻き立てる。
現実なの?虚構なの?みたいな。
とりあえずパンフレットが出たら読んでみたい。
クトゥルフ神話
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