マックス・エルンスト 放浪と衝動

劇場公開日:

マックス・エルンスト 放浪と衝動

解説

シュルレアリスム絵画の理論的支柱となった画家・彫刻家マックス・エルンストのドキュメンタリー。

フロッタージュやデカルコマニーといったオートマティスムの技法を駆使し、多様な作品を生み出したマックス・エルンスト。1891年にドイツで生まれた彼は、第1次世界大戦への出征、画家レオノーラ・キャリントンやアートコレクターのペギー・グッゲンハイムとの恋愛と別れ、第2次世界大戦下での迫害とアメリカへの亡命、シュルレアリスムを主導した詩人アンドレ・ブルトンとの確執など、波乱に満ちた人生を送った。エルンスト本人のインタビューや創作活動をとらえた貴重な映像、彼と30年連れ添った妻ドロテア・タニングや周囲の人々の証言を通し、その革命的な精神と創造的な思考に迫る。

監督は「哀愁のトロイメライ」のペーター・シャモニ。日本では「シュルレアリスム100年映画祭」(2024年10月5日~、ユーロスペースほか)にて初公開。

1991年製作/100分/ドイツ
原題または英題:Max Ernst: Mein Vagabundieren - Meine Unruhe
配給:トレノバ
劇場公開日:2024年10月5日

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