「正義の天使」ダイ・ハード レクイエム Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
正義の天使
LA市警のベテラン刑事ジェームズ・ナイトが活躍するアクションの第3段で、闇落ちした救命士の青年が犯罪に手を染める話。
上映のタイミングの問題で、前2作は未鑑賞。
銀行強盗か発生した現場に駆けつけた救命士が、警察の溜まり場のパブで揉め事を起こしたと思ったら、6月6日の仕事の件でトラブルになり巻き起こるストーリー。
開始して程なくしてナイトが登場しなかなかの見せたと思ったら、なんだかずっと救命士ばかり…一応主人公はジェームズ・ナイトの設定だけれど、このシリーズは犯人の機微をメインにみせる作りなんですかね?それとも既にブルース・ウィリスが病気で出番を減らしてつくられたということでしょうか。
これはこれでダメではないけれど、これっぽっちもダイ・ハードっぽさはなく、ナイトが最初と最後の美味しいところだけ持っていく、ある意味ブルース・ウィリス頼りの安いドラマで物足りず。
それならいっそのことブルース・ウィリスに大振りせずに、救命士の哀しさとか狂気に振った方がよほど良いのに。
元々はそういうタイトルではないので作品としてはこれもありかとは思うけれど、ちょっとこの邦題は煽り過ぎ。
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