「極上の音楽に感動し涙した」ECMレコード サウンズ&サイレンス エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)
極上の音楽に感動し涙した
これはECMレコードの、そして創設者であるマンフレート・アイヒャーのドキュメンタリー。
オープニングテーマの如く流れるキース・ジャレットのピアノ。これはレーベルの輝かしい歴史をたどるアンソロジー、かと思いきや全く違っていた。
そう、これは現在進行形のECM、そしてマンフレート。
世界中を飛び回って音楽を記録するマンフレート。観る我々は決して知り得ることがなかった素晴らしい音楽と出会う。
その音楽に、その音に激しく感動した。
まさにジャンルレス、ボーダーレス。
極上の音楽があった。
極上の音楽に涙した。
そう、これはECMのスピリットを我々に知らしめる作品。
思えば1969年、若干26歳にしてECMを立ち上げたマンフレート。それ以降の仕事はまさに偉業だ。
70年代初頭から音楽を聴き始めた我々にとってECMは絶対的だった。中学のときチック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエヴァー」で出会い、高校のときキース・ジャレットの「ケルン・コンサート」と出会った。「ジャズの時代」とも言える大学時代にECMのアルバムのコレクターになった。
特に熱狂したのは、
・Art Ensemble Of Chicago including Lester Bowie’s Solo
・Jack DeJohnette‘s Special Edition
・Pat Metheny including Pat Metheny Group
このときマンフレートが若いイケメンだとは思ってもみなかった。歳とったおっさんだと思ってた😰🙇
コメントする