「見終わった気持ちは複雑です……」五等分の花嫁* シマさんの映画レビュー(感想・評価)
見終わった気持ちは複雑です……
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見終わった感想は正直複雑です。
何も考えずに見たいという人なら楽しめる作品かもしれません、
でも自分は好きなコンテンツだからこそ、そのストーリーに疑問を抱かざる負えない。
▼以下疑問点
【旅行先で出会う少女を助けるために五つ子が入れ替わること】
↑入れ替わる必要あったの?
【風太郎が家庭教師復活のくだり】
↑こじつけ感ありあり。
【マルオの使い方】
↑マルオである必要性あったの?風太郎にお酒飲ませる必要あったの?
【五姉妹の悩み】
↑風太郎の無理矢理な解決方法、結局五姉妹のみで解決してる。
これでは高校時代からの風太郎や五姉妹の成長が感じられない。大人になった彼らが、それぞれの道でどんな人生を歩んだのか、想像を膨らませる部分が少なかった。
特に風太郎はあんな形で五姉妹の悩みについて解決方法を提示するなんて、高校時代から更に人間性が退化したんじゃ……
(特にこの部分が後味悪く複雑な印象を加速させてる)
ストーリー製作において、映画の尺や五姉妹の見せ場の均一化、コンプラなど色々大人の事情があったかもしれません。
それでも個人的にはもっとハネムーンにフォーカスを当てた内容が見たかった。
風太郎と四葉のハネムーン。
そこで二人に襲いかかるトラブルを一花たちの助けを得ながら、風太郎と四葉はもちろん、一花や二乃、三玖、五月も成長していく。
やっぱり五姉妹一緒だと最強だよねって作品だと最高でした。
言葉で言うのは簡単かもしれないけど、
自分も分野は違えど作品作りの経験がある身として、もっと作品への敬意や、キャラクター達への思いやりを持った作品にしてほしかったです。
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