「そんなに怖くない」ロングレッグス 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
そんなに怖くない
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ここ10年で一番の怖さなどと宣伝されており、どれほど怖いかと気構えしていくと、そんなに怖くない。ホラーを期待していたらミステリー&サスペンス色が強い。家族全員死ぬ謎の連続殺人事件に共通点があり、娘の誕生日など、どうしたことかと調べると主人公の女刑事にも関りがある。とても狭い世界のできごとだ。
ニコラス・ケイジが恐ろしい殺人鬼なのに、店番してる女の子に「キモおじさんがまたきたよ」と言われているのがリアルで面白い。確かになんであんな白塗りなのだ。
犯人は暗号の手紙を残す。主人公はそれを解読する。犯人も解読してもらえてさぞ嬉しいだろう。誰も解読できなかったら寂しくてどうしようもない。意味不明で終わりだ。
どっしりとした淡々とした演出で、コンディションが悪いと眠くなりそうだ。
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