少年と犬のレビュー・感想・評価
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ラストの展開で台無しに...
犬映画のような印象を与える映画だが物語が進むとこれは不幸な和正と美羽の出会いと旅立ちの物語が中心なんだと分かる
そもそもこの2人には心から感情移入しづらかった
大震災と男の裏切りという不幸があったとはいえ同じ境遇でも真っ当に生きてる人がほとんどだ
美羽もゲス彼氏を殺さなくても逃げられた立場でありこの殺人は正当防衛にすらならない
しかし物語が進むにつれ何とか立ち直り人生をやり直してほしいと願う自分がいた
ところが...
突然和正が事故死...
そして最も興ざめするのが刑務所から出てきた(殺人でこんなに早く出られるのも疑問だが)美羽がバス内でイジメられてた?少女を焼き肉に誘い語り出す
何故、多聞が大事な人の元に帰れたのか
ここでどうやって刑務所にいた美羽がそれを知りえたのかを観客は不思議に思うはず
つまりその種明かしが何なのかがとても物語を締める上で大切になる
美羽が語り出したのはなんと幽霊になった和正に聞いた
は?
突然現実的な映画からスピリチュアルなある意味ファンタジー映画へと急変しもうひっくり返りそこで一気に興ざめしました
西野七瀬が美人オーラを消し際どいシーンも披露し熱演だが脚本がこれではねぇ~
現実的な映画で一工夫して終わらせてほしかった
そして多聞が何故岩手から熊本に帰れたのかも謎のままでした
犬と人々の出会いと感動を謳ってるけど、人々に振り回された多聞が何だか可哀想
お涙頂戴邦画の十八番、ワンちゃん映画。
今作でも、震災直後の日本各地を舞台に、震災で飼い主を失った一匹の犬と事情を抱える人々の出会いと別れの物語が紡がれる。
仙台。震災で職を失った青年・和正は一匹の犬と出会う。GPS機能で名は多聞、岩手から来た事を知る。多聞はいつも南を向いていた…。
多聞の存在は家族の癒しになるが、金を稼ぐ為に和正は窃盗団の運転手の仕事を請け負う。一回一回いい稼ぎになるが、悪事は長続きせず。仕事でトラブル、それが原因で家族から見離され、多聞も何処かへ…。和正は多聞を探す。
滋賀。森の中で何かを埋めていた若い女性・美羽は一匹の犬と出会う。レオと名付け、その写真をインスタグラムに上げたり。
それを見てやって来たのはが、和正。あの多聞で間違いない。一時の飼い主で家族にとって必要と言う和正に対し、美羽もレオ(つまり多聞)を手離そうとしない。今の美羽にとって唯一の癒しの存在になっていた。
金に困っている恋人の為にデリヘル嬢になった美羽。家族からは縁切り状態。
恋人が浮気。その現場を目撃。自分はただの金づるでしかなかった。
ショックけら衝動的に恋人を殺してしまう。森の中に埋めていた時、レオと出会った。
逃げ切れぬ事を悟った美羽は和正とレオを連れ、西へ。行ける所まで。
レオはいつも西を見ていた。行って、レオ!
その先は和正に託して。しかし、和正の身に…。
東北から近畿へ。一匹の犬の旅。
その都度その都度である方向を向く。何処を目指しているのか…?
お涙頂戴ワンちゃん映画定番の子犬ではなくシェパードだが、賢さと凛々しさ溢れる。名演は勿論。
高橋文哉と西野七瀬も好演するが、一応原作小説通りらしいが、窃盗団やらデリヘルやら殺人やらファミリー向けにはちょっと…。『ハウ』もそんな要素あり、『ハチ公物語』や『マリと子犬の物語』のような健全なワンちゃん映画を見たい人には違和感あり。
多聞が目指していたのは熊本。一人の少年の元へ。それは再会であった。
まだ岩手に住んでいた頃に出会った多聞と光。多聞には飼い主がいたが、すっかり仲良しに。祖母と公園に散歩に行き多聞と遊ぶのが光の楽しみだった。
そんな日々が失われた。多聞の飼い主と光の祖母は津波の犠牲に…。
光の両親は光を連れ、妻の実家の熊本へ。津波で海を怖がり、声すら出せなくなってしまった光。
そんな光が心配の両親。
ある日、光の元へ、多聞がやって来た。いや、光の元へ帰ってきたと言っていい。
また明るさを取り戻した光。
多聞がどんな旅をしたのか、SNSを通じて情報を募る光の父・徹。
岩手~仙台~滋賀~熊本…。情報が募る。
出所した美羽もSNSを通じてコメントをする。
多聞が会いたかった人に会えた事を安堵する美羽だが、その過程で和正に起きた不幸を知る…。
また、多聞と光にも別れが…。一時のではなく…。2016年、熊本を…。
潰れた家の中で光を庇って多聞は…。
感動的ではあるが、何だか多聞が可哀想でならない。
和正の人生を変え、美羽の人生も変え、その他多くの人と出会い、最愛の光と出会い…。多くの人の元に舞い降りた“守護天使”と形容されるが、時々時々人の都合に振り回された感も…。
2度の震災もその出汁に感じる。
しっくり来ない点も多々。
ステレオタイプな外国人役の嵐莉菜、ステレオタイプなチンピラの一ノ瀬ワタル。キャスティング・ディレクターが下手。
熊本地震が起きた時、光の両親はさっさと外へ。普通はまず幼い息子の部屋へ行くだろ!
これを言っちゃあおしまいだが、飼い主ならともかく、何故多聞は光にそんな絆を…? “運命的な出会い”と誤魔化しているけど。
最たるは、クライマックス突然のファンタジー!
不慮の交通事故で死んだ和正。その後幽霊体となって多聞の旅に付き添う。
美羽との約束を守ってとの事だろうが、幽霊体で美羽との再会まで。
多聞に護られた和正が、今度は和正が多聞の守護天使となって光との再会を見守る…という事なのかな…?
これは原作通りなのかな…?
悪くはなかったけど、かと言って特別いいというものでもなく…。
過剰描写や要素、シュールなファンタジー展開がちと違和感。
個人的には守護天使どころか名犬にもなれず。
原作をぶち壊した駄作中の駄作
原作を読んで良いと思ったので映画を見ましたが、
原作の内容をかなり端折って、幽霊を使うというファンタジー要素や、原作では絡みのない登場人物を無理やり絡めて恋愛要素を入れるなど、もの凄い改悪を施しています。
映像化は必ずしも原作に忠実である必要はないかもしれませんが、これはやりすぎで、多くの人は改悪と見るでしょう。
原作者とお話する機会があったのですが、やはり納得されていないようでした。
唯一、いいところを挙げるとしたら、西野七瀬の下着姿とブラを外されるシーンですかね。
運が悪すぎる
震災に2度もあうとか、事故に合うとかほんと運が悪い。泣けなかったけど、犬のおかげでいろんな人が幸せになる話。最後死んでたけど会えて話せたからよかったかな。心にいる彼とかもしれないけど……。
〜タイトルの少年とは誰だったのか〜
鑑賞後、小説原作があることを知ったくらいの知識で鑑賞しました。なので他の方のレビューの通り、原作と違ってるのかどうかについては分からないので触れません。
震災後の東北地方をスタート地点に、突然に迷い込んできた犬と青年が、犬に導かれるまま様々な出会いを通じ、犬が歩んできた時間と元の飼い主との交流が主軸の物語でした。
私も被災地に近くに在住しているので、その現状を描写しているところはかなりリアリティを感じました。
しかし、色々気になる点もありました。ヒューマンなのかファンタジーなのか少しごっちゃになるところが(和正が途中で亡くなり、幽霊で美羽には見える等)ありました。この演出は原作でもあったのか?後々確認してみようと思いましたが、周りから美羽の様子が(美羽は姿が見える和正と話しているが、周りは話し相手の和正が見えず、独り言を話してるように映るので)気味悪がられているのが、必要な演出とは思えませんでした。犬の多聞との再会をきっかけに少年(ここでやっと登場してきます、多聞の元々の飼い主の少年だったのでした)が心を開き、言葉を取り戻すところはヒューマンドラマとして美しいと思いました。多聞や和正との出会いをきっかけに、残酷な宿命を受け入れて自首し、再生の道を歩もうとする美羽の姿を映して物語は終わります。
原作知ってた上で鑑賞するとまた評価が変わりそうな作品です。ただ映画単体で観ても、個人的にはもう一つかなと言う作品でした。
タイトルを活かせていないのが残念。ちょっとずつ惜しい作品。
題材にまでなっている「犬」の扱いが少々雑で、多聞の必要性がうまく伝わらない。
お話の中のキャラクターにとっては運命の出会いと救いになっているが、鑑賞側からすると登場率の少なさが残念で、題材にするならもっとフォーカスすべきかと。
後半になってやっと出番が増えた。
しかしタイトルにするには出数が少ないし関わり方も弱い。
そして非常に変なタイミングで医療体制の限界という理由で少年を守った多聞がほっぽり出される。
その描写があまりに呆気なさすぎて違和感。
何より震災というワードが出る割に全体的に悲しみが伝わりづらい。
ちょっとずつ色んな部分が中途半端だったのが惜しい。
あと高橋さん演じる和正の死の描写って必要だったのかが謎です。
まずとにかく描写が凄く分かりづらい。
幻覚として描きたいのか本当に美羽にだけは見えているという設定で描きたいのか分かりづらすぎます。
あそこまで分かりづらいなら和正は普通に生きてて良かったんじゃないかと思ってしまいました。
高橋文哉さんや西野七瀬さんといった演者の方々のお芝居は良かったです。
西野さんはお芝居にまだ不慣れな頃から見ていますが、もうすっかり自然になりましたね。
観ていて好きな女優さんです。
基本的には面白く観たのですが‥
(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
(レビューが溜まっていたので短く)
基本的には今作の映画『少年と犬』を面白く観ました。
特に、須貝美羽(西野七瀬さん)にかなり共感で、彼女に限らず社会から忘れ去られている人々に焦点を当てる映画は、個人的にも好きな題材ではありました。
須貝美羽が、呼ばれてもいない妹の結婚式に来て、中垣和正(高橋文哉さん)と一緒に「ヘビーローテーション」を歌う場面は、その場違いだけどアップテンポでお祝いにもなり、かつ世間から外れて生きている須貝美羽でも知ってるだろう絶妙な選曲で、孤独の切なさが非常に伝わる良いシーンだと思われました。
中垣和正の宮城県仙台市での行き詰まった生活心情も、社会から見えなくなった人達の象徴として、個人的にも共感出来ました。
ただ、ラストの東日本大震災と熊本の震災を強引に(と思われた)犬・多聞で結ぶ構成は、さすがにやり過ぎだとは思われました。
震災に関係して生きる人々を今も描くことは重要だと思われます。
しかしながら、主客を転倒させて、感動のために震災を利用してはいけないとは一方で強く思われています。
その点で惜しい作品になっていると、個人的には思われました。
犬の冒険の断片
なんだろう。
スッキリしないものを感じた。
感動ものを犬を中心に描きたいのは分かったのだが、人間ドラマありきではないだろうか?
そして主人公2人の家族は崩壊したままであり、犬の向かった家族のみ幸福度を上げてもスッキリしない。
少年のドライバーとしての犯罪の償いや犬を送るためお金を借りた理由も中途半端だし、そのお金を借りたまま刑期を終えて出所しても無事で済まされることはどうしても考えずらい。浅はかな気がしてしまう。
ダルダルなところもあったけど…
原作勢なのですが、原作とはだいぶ違ったので、ほぼ別物として見ようと思いました。
西野七瀬と伊原六花の泣く演技には圧巻・脱帽しました。
デリヘルシーンが突然だったのでびっくりしてしまいました👀
別に琵琶湖に入水しなくてもいいんじゃないか、
美羽が道のど真ん中に車停めたから和正は轢かれたと言っても過言では無いのに、ビンタはないんじゃないかとか
???な部分もありましたが、個人的には雄大な自然の中を走る多聞が見れたので満足です。(そこが見たいという思いが1番でした)
そこからはずっと泣いてました。
あとは配役が素晴らしいと思いました。
江口のりこさんや、柄本明さんなど、確かにこの顔の人この仕事してそうというイメージピッタリでした👏
残念
個々のエピソードは良かったし、脇役も豪華で、西野七瀬も薄幸な役を熱演してたと思います。
見応えありました。
ただ、和正は死ぬ必要はなかったです。展開がおかしくなリました。
希望を失った美和の行く末を案じてしまい、後味がやや悪いです。
記憶の中の原作イメージとの乖離
原作既読だけど大分記憶が薄れており、映画を観ながら思い出していく感じ。
もっとたくさんのエピソードが入り混じって多聞が南下して行ったと思うのだが、劇中は和正と美羽のエピソードがメインで、途中退場する和正が幽霊となってストーリーテラーになる。いやぁ脚色するにしても、うーん…
多聞演じるさくらは自然でとても上手だったし、現場でも無理させてなさそうでそこは良かった。
終盤多聞のたどり着く少年が、朝ドラあんぱんのたかしくん役の子だと気づけたのは4月に入ってから鑑賞したおかげ。
江口のりこさんも出てる。
割と皆さん悪い人達
原作を読んで無いので分かりませんが
ストーリーの個別の所が大袈裟過ぎると思った
直ぐに殺そうになったり、殺したり・・
窃盗犯、チンピラ、殺人犯、デリヘル嬢など
東北から遠路、子供を追いかける犬の動機も
小さい頃、遊んだくらいでは薄いと思う
結婚式でAKBの歌を飛び入り参加はドン引き
折角の動物モノなのにシンプルに感動するかと
思いましたが無理です
か弱そうな女性が一人で男を殺して運んで埋めて
なんて無理でしょ(白の服も汚れが少し)
登場する方々に文句はありませんが、割と悪役
その割に皆さん善人顔で何か悲しくなる
やはりストーリーに問題があるのでは・・
ただ、登場したシェパードは流石に頭が良く
演技も上手い(ややリードがなさ過ぎ)
久々に手塚理美を見ました。お元気で何より
(若めお綺麗でやや認知には早いが○○)
素朴そうな内容を連想させるタイトルに
ちょっと期待し過ぎたのかも
子供と動物を使うのならハードル高めなのです
監督脚本が⤵︎⤵︎
文句ばかりでスミマセン。ただ
原作は素晴らしいらしい
大分違うらしいが
ワンちゃんと西野七瀬の体あたり演技に脱帽
原作未読。ワンちゃん(多聞)の演技に脱帽です。悲しそうな表情は、どうやってトレーニングしたのかしら?西野七瀬さん(美羽)は、体あたりの演技でした。ショートカットの横顔が、若い頃の石田ゆり子さんに似ていたような気がしました。高橋文哉(和正)さんも良かったです。脇役では、斎藤工さん。優しい父親役を演じきっていました。ビックリしたのは、美羽の母親役の美保純さん。ちょっと体積が増えてしまいましたね😭。「ピンクのカーテン」や「男はつらいよ」シリーズのタコ社長の娘役の時は、キュートだったのに...歳にはかてませんね。個人的な希望を言えば、和正が事故で亡くなるのではなくて(原作はやはり事故死)、美羽と一緒に人生をやり直す終わり方にして欲しかったです。
シェパードの演技以外は残念!ホラー?ファンタジー?ご都合主義
原作はあらすじ程度の知識、犬が好きなので上映を楽しみにしていました。
感想は残念につきます。
犬を通しての短編を繋いだロードムービーを撮る。
犬を擬人化しないで、ストーリーを繋ぐためとはいえご都合主義すぎる。
春休み時期なので親子で動物映画だと思い、鑑賞したなら後悔するでしょう。
よかったのは認知症の母親が、多聞によって生き生きとした描写のみ。
なぜ犬が少年に合うことに固執したのかが、あの程度では伝わらない。
少年は飼い主ではなく、よく公園で遊ぶ友達だった?
会いたくて会えた少年に対しての犬の喜び表現が薄い
(飛びついて、しっぽをぶんぶん振るのが犬の特徴)
【ご都合主義と意味不明な演出でしらける】
・警察に出頭時の美羽の服が、ふんわり生地の短めスカートに小さなハンドバックってありえない。旅をしていたならもっと動きやすい服のはず。わざわざおしゃれして出頭?
・なぜ妹の披露宴の会場で歌う?そのサービスいらない。
・ストーリーテラーが途中から幽霊になるあたりから、いきなりホラー・ファンタジー展開でびっくり。
・ラストで犬が少年をかばって死ぬシーンも盛り上がらず、薄味で泣けない
全体に非常に薄味、ペラペラ。短期間にやっつけで撮影したのかなと思われる映画でした。
別物に・・・・
珍しく本の読めない私が(じっくり活字に向かうことができない)
原作本完読しました。
知り合いの中学三年生の女子と見に行きましたが、ちょっと気まずい
雰囲気に・・・。
素直に原作と同じように作ればよかったのに。
オカルト部分も昔の映画のようでダメでしたね。
原作は良かったのに、と言っちゃいます。
犬の演技力がすごかった
西野七瀬さん目当てで見ました。七瀬さんの演技力がめっちゃ上がってて驚いたけれどそれ以上に犬の多聞役のさくらが凄かった😳映画の内容に関しては、和正を死なせる必要があったのか疑問に思いました。別に死なせなくても感動的な展開に持っていけたのに…って感じました。
「フランダースの犬」が好き人向き
高橋文哉が主役だということで、観てみようと思いました。
たぶん泣くだろうな、と期待しつつ。ハンカチを手元にしっかり用意。
もちろん号泣です。犬が演技してたら、泣くよ!そりゃ。(犬の多聞、素晴らしい演技でした。)
ただ、個人的にはもう観たいとは思いません。
「フランダースの犬」は名作だけど、犬と主人公が理不尽な目にあい、死んでしまうのが好きじゃない。それと同じような印象を持ちました。
役者さんたちはよかった。
高橋文哉もよかったし、ヒロインの西野七瀬は、体当たりのいい演技でした。
雰囲気のある女優さんだなーと思ってたけど、いまいち印象が薄かったので、見直しました。
ただ、ちょっと社会現象をてんこ盛りしすぎ?
東日本大震災、熊本地震、闇バイト、セックスワーカー、自閉症など。。
理不尽な世界の中でも生きていかなければならない、というメッセージなのかな。。
まあ、今の世の中、こんな設定もあまり突飛ではないんですけどね。馳星周さんて、わりと理不尽な世界を描きますよね。
けど、主人公と犬は殺さないでほしかった。
救いを求めて観たのに救われなかった
昨年最愛のワンコを亡くし、まだ少しペットロスが続く中、救いを求めて観た映画。
さらに東北出身ということもあり、この映画には多大な期待をしていた。
予備知識ほぼゼロで、タイトルと予告編から『震災で離ればなれになった犬が元の飼い主を求めて遥か何千キロも旅をする途中で出会った人々を救う』話と勝手に解釈。
ところがところが、人は死ぬわ暴力シーンはあるわ幽霊は出るわ…
で、最後にクレジット見たら原作が馳星周…なるほどね、と納得。
知ってたら観なかったかも。アンチではないけど、好んで読むこともないし。
内容について。
みなさん書いてますが、少なくとも和正は死ぬ必要なかった。
生きて熊本まで連れていったほうが自然だし、それならきっと号泣したと思う。
タイトルの『少年』はプロローグ的にちょこっと出てきて、その後は終盤まで出てこない。
そんなの感情移入できるかい!w
瀕死の多聞を「手術はできません」と言った獣医師とのやりとり。
最後は逃げるように飛び出して行ったけど、そんな獣医師いないと思う。
震災直後でパニックになっていたとも取れるけど、それならなぜ受け入れた?
「内蔵まで達してます。残念ですが助かりません。」でいいはず。
良かったのはやはり多聞の演技!
負けてるぞ、人間!w
あと西野七瀬ちゃんが素晴らしかった。
彼女のこれからが非常に楽しみ!
とにもかくにも期待が大きかった分、落差が激しかった。
手洗い用以外に涙拭く用のハンドタオルまで用意したのに…w
そしてモヤモヤしたまま帰宅し、犬と飼い主のドキュメンタリー本をソッコー注文。
それが届いて見始めて、ようやく精神が落ち着いたのでレビューを書きました(笑)
子どもと見るのはお勧めしない。性的描写有り
暴力(刺さつ)で血が出るシーン、デリヘル嬢(下着)ベッドシーン有り。
登場人物の説明欄にセックスワーカーだと書けばいいのに!
PG12なぜついてない?小学生の子どもと行かなかったし、レビューを見ておけば良かった…。
予告編見ると全然そんな感じしないし、完全に騙された感じ。笑 ただの動物系感動映画ではないです。
春休みだからか周りに小さい子どもと一緒に見に来てる人たちが沢山いました。
途中からファンタジーみたいな感じになって、うーん…思っていたのと違うなという感じ。犬がしぬ=感動になるの?
映画館で見るレベルの内容か?スマホ画面で十分のような…(ごめんなさい)
でもでも、犬の演技はとても素晴らしい!そこに感動してしまった。
この映画は高橋ふみやくん、西野七瀬ちゃんファンにはいいのかもしれません。お二人とも綺麗で素敵でした!
全59件中、1~20件目を表示












