少年と犬のレビュー・感想・評価
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犬は優勝🏅あとは努力賞
毎回思うが、動物の出てくる映画ってほんと凄いなぁって思います。どんなに賢い犬だって、人間の意図を汲んでくれるほど賢くもないハズ。ワンテイクにどれほどの時間を費やしたのだろうと思われるシーンも多々あったと思います。そんな努力の甲斐あって、犬の多聞(それを撮った方またはその演技を導いた方)には主演俳優賞をあげたい。
話は面白かったし少し惜しい気はしました。盛り込みたい話が多くてまとまりきれていなかった。もう少し上手に並べ替えられたかも…。泣きたかったが、もう少しで泣けなかった。そんなもどかしさは残りました。観終わったあと鮮烈に感じたのは、震災の恐怖と犬の誠実な心でしょうか。
動物映画ではなく、ヒューマンドラマです
タイトルから「日本映画で安易に客が入る動物映画」と
誤解されているのが、損なのではないのでしょうか?
重厚なヒューマンドラマです
東北被災地での出来事を、安易に美談にしない所とか…
批判的な評価は「R指定でない」というのが多い様ですが
「バトルロワイヤル」に比べて、そんなに危険な「残虐」「冷徹」の
内容でしょうか?
「バトルロワイヤル」自体が、中学生がメインの内容なのに
中学生が見れない「R指定」にされた… を、逆に宣伝材料に
使っただけの映画な気がしますが…?
私が観る限り「バトルロワイヤル」も、切断された少年の首が転がる
場面以外は、大して問題ある過激な描写とも思えません
でしたが…
あれから25年… 映画の変化より現実世界の変化が、問題では
ないのでしょうか?
昭和中期の江戸川乱歩・作品「天才と狂気は紙一重」の
時代でなく、現代はバカでアホが猟奇的殺人事件を起こすが
本当に多いですからね…
映画館で見るより、引きこもりの奴が「変なDVDばかり見る」という
社会的偏見が一層進んだような…?
だから、凶悪犯罪が起きる度に「過激な映画や動画の悪影響!!」と、
やり玉に上げられるかと…
話が、かなり反れましたが「黒澤明監督映画」とは、
また一味違った、重厚なヒューマンドラマであり、オススメです!
原作とは違いました
タイトルに惹かれて、事前知識を一切入れずに鑑賞しました。
結論から言うと、邦画のダメなところが見事に詰まった作品でした。
それでも、良かった点を挙げます。
・出演される俳優さん方が脇役のすみずみまで豪華
・映像、美術面でもちゃんとお金がかかっている
撮影技術、照明など、俳優さんを置いた背景との画作りの良さが印象に残る
・劇伴も良い
・震災の傷跡を生々しく描くことに果敢に挑戦した
・脇役の俳優さんたちはちゃんとがんばってる
悪かった点
・原作の持ち味を殺す独自改変(脚本が最悪)
全てはこれに尽きます
・主演俳優二人の画の持ちの良さを活かせない展開
・原作にない登場人物の意味の無さ
・豪華俳優さんが出てくるだけで、台詞がことごとく陳腐
・タイトルの「少年と犬」が全然主題じゃない
・原作への敬意が何一つ感じられない
これだけ豪華な実績ある制作陣と俳優さん、大きな受賞歴のある原作小説を用いながら、こんな映画を作って恥ずかしげもなく宣伝し、公開してしまう。
日本の映画界、特に脚本家は本当に恥ずかしいと思いました。
何もかも原作通りに作れとは思いませんし、公式サイトで監督さんが語られていた「原作者からの物言いや指示は一切なかった」というコメントなどを見ても、原作者は制作陣の華々しい経歴に信頼をもって作品を制作陣に委ねたのかもしれません。
ですが、昨今、日本テレビのドラマ制作でも話題になった脚本家による原作の改変、原作者への敬意を欠いた独善的な姿勢があまりにも酷いという現状を、この映画からも強く感じました。
これは日本映画界、日本シナリオ作家協会が抱える病巣、とすら言える気がします。
鑑賞後、あまりにも映画が酷かったので原作小説を後から買って読みました。
原作小説は、賞に値すると納得できる名作でした。
この映画の功罪の功があるとすれば、直木賞受賞作ともあろう作品が映画になって、こんなにも陳腐でどうしようもないことに疑問を抱いて、未読だった「少年と犬」の原作を手に取るきっかけになった、ということだけかもしれません。
原作のイメージで鑑賞すると…
小説に大変感動を覚えたので、久しぶりに映画館に足を運びました。
家で犬を飼っている事もあり、思入れが強かったあまりなのか、気持ちが最後まで
入らず、小説を読んだ時ほどの感動も無く、少し寂しい気分で館を後にしました。
馳星周さんの原作は、多聞と出会う事により、人生に転機を迎える人々の人生模様を
映し出し、多聞に心を救われるストーリーが複数あります。
最終的には「少年」のところに行きつくのですが、それぞれのストーリーだけでも
成り立つ位ですが、複数のストーリー全体を俯瞰で見ることにより、多聞が人間に
与えたものや、人間が多聞に求めていた事が見えて来て、最後に「少年」と出会い、
アンサー的な結末を迎えるので、強い感動を覚えました。
しかし、本編は複数のストーリーの主だったところを抜き出して映画化しており、
話の流れも小説にはなかったストーリーテラーを設定する脚色がされていましたので、
原作を読んだ後に鑑賞をすると、だいぶ違和感を覚えるかと思います。
原作を忠実に映画化すると、とても長時間の映画になる事が容易に予想されますので、
致し方なく今回の脚本になったのだと思います。
なので。原作を読まずに鑑賞する事をお勧めいたします。
しかし、西野七瀬さんのキャスティングと演技は非常に良いと感じました。
人生に翻弄され、薄幸な感じを出せる女性の俳優は中々いないと思います。
犬好きにはいいのかな
話の内容にちょっと無理があって
なかなか入り込めなかったというのが
正直な感想ですが、
単なるいい人のいい話だけではないところが
よかったところ(^^)
犬については、犬の映像を数年間撮ったことがあるので
思うのですが、指示されて動いてるのがわかってしまう。。
犬って表情があって、動くにも
喜んでその方向に行きたいから行く時と
呼ばれて行く時と、表情が全然違って。。
犬の感情が映像に出るまで撮影する時間がなかったんだろうなとは思いますが
そこがなんともおしいなと。。
結婚できない男にでてくるパグがお手本(⌒-⌒; )
あのパグの表情はホントにすばらしい。。
犬種の違いもあってむずかしいとは思いますが( ̄▽ ̄;)
いやはやこんなレビューですいません…
とか、書きながら最後まで楽しませていただきましたm(_ _)m
震災と犬使って感動できないとは
犬と柄本明に救われる
本日も付き添いday。
ここまでの駄作は
なかなかお目にかかれない
レベルの作品。
あまりの酷さに
眠ることすら出来ず。
2時間チョイの長編で
3名ほど途中退席。
主役の俳優…
喜怒哀楽の演技パターンが
7つくらいしかなく
子供向けの戦隊モノなら良いかもしれないけど、
ツギハギのお粗末な脚本のお陰で
笑わなくても良い場面で失笑しちゃうシーンも。
ただ、どんな駄作でも見所はある
主役の犬「さくら」だ。
喜怒哀楽の「哀」だけで7色の表情がある。
よく似た犬を5匹くらい集めて
分けて撮ったのか
或いはAIによるものか?
(特に虐待に関するクレジットは無かったけど、
頼むから薬物等の虐待は無かったと信じたい)
そして、ベテラン柄本明。
(彼のシーンの美術&ヘアメイクも仕事レベルエグい)
このような作品でも
空気ビリビリ突き破ってくる演技力!!
凄いな!
僕も3.11で世界観が変わった
シェパード犬(タモン)のご主人様に対しての忠誠愛に感涙🥺✨
このモヤモヤはなんだろう
泣けた。感動した。
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