少年と犬のレビュー・感想・評価
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意外にも大人シーンあり
タイトルとイヌの写真から、小さい子供連れで観ると
ややエッチシーン、暴力シーンなどあるので気をつけてくださいね。
前評判だとつまらないストーリーと聞いてたので、期待せず観たら、まあまあいい感じでした。
犬がわんさか出る感じではありません。
さくらちゃんは良かった!
メインの兄ちゃんは別に死ななくていい
幽霊はないわー!w劇場で笑いそうになった
多聞も突然死ななくていい
さくらちゃん死体役までやらされて可哀想
柄本明のエピソードもカットでいいかな
色々脚本が惜しい!
さくらちゃんのがんばりに脚本が追いついてない!
犬を飼っていない私でも泣けた映画
約5年の歳月をかけて、福島県~滋賀県~熊本県までの距離を駆け抜けた雑種犬の多聞(さくら)。
ガーディアンエンジェル(守護天使)の名に相応しく、途中で世話をしてくれた人々(男性/女性/老人)の心の支えになり、壮絶な最期を迎えることになりました。
犬を飼っていない私でも泣けた映画ですから、犬を飼っている方にとっては、猶更泣ける映画だと思います。
「1つだけでいいから、良い事をしたい」という言葉が、とても印象的でした。
少年のガーディアンドッグ
けっこうスピリチュアルな物語。
要するに多聞は少年のガーディアンドッグだったということなのね。
面白くはありましたが強引な脚本にそんなには泣けず。
登場時間が短い役にも豪華キャスト。
西野七瀬さん、演技が上手くなったなぁ〜。
多聞役のさくらがいい演技だしかわいい!
気になってた映画なので鑑賞しました!
震災から半年後の宮城県仙台。
職を失った青年・和正は、同じく震災で飼い主を亡くした
一頭の犬・多聞(たもん)と出逢った。
和正とその家族に瞬く間に懐き、一家にとって無くてはならない存在となったが、多聞はなぜか常に<西の方角>を気にしていた。
そんな中、家族を助けるため危険な仕事に手を染めてしまった和正は、やがて事件に巻き込まれ、その混乱の最中に多聞は姿を消してしまう―― 。
時は流れ、多聞は罪を隠し続ける女性・美羽と滋賀県にいた。
多聞と過ごすことで徐々に平和な日常を取り戻していく美羽の前に、離れ離れになってしまった多聞を追いかけてきた和正が現れる。
最初は和正を警戒した美羽だったが、多聞を通して二人は少しずつ心を通わせ始める。
しかし、美羽が犯した罪は二人をどこまでも追いかけてきた。
「俺が多聞を届ける。」
美羽との約束を叶えるため、和正は多聞とともに“少年”を探す旅に出た。
そこに待ち受ける過酷な運命、そして奇跡とは―― 。
というのがあらすじ!
多聞役のさくらがいい演技してましたね!
すごいしかわいかった☺️
東北から熊本までかなりの移動したけどこの間にいろんな人のことを救ってましたね
少しでも早く少年の元に行きたいはずなのに出会った人たちに寄り添っててよかったです…
少年と遊んでるシーンも楽しそうだしさらによかった〜
でも熊本の地震で多聞が😭
悲しかったですね…
あと途中まさか和正が事故で亡くなるとは…
トラックが近づいてきてる時にまさかとは思ったけど笑
しかもその後に幽霊として出てくるのはびっくり!
あの人が消えてでもそんな役だったと思い出しました笑
そして個人的に西野さんの演技もよかったと思います!
事件前や事件後、そして出所後などいつもとは違ういろいろな表情が見れた気がします🤔
この映画は原作があるみたいなので読んでみたくなりました!
感動するいい映画だったと思います!
いい映画をありがとうございました😊
支離滅裂が‼️❓てんこ盛り‼️❓
味付けの濃い映画
犬(さくら)の演技が秀逸!
西野七瀬が出演しているのが鑑賞動機。
原作未読。
震災後に犯罪に手を染める青年和正を主人公にしているのは、
当時における震災がもたらす苦しみを、私の知らない角度から見せられていると感じ、
胸にくるものがあった。
加えて、家庭環境のヘビーさが主人公のみならず観客である私にも重くのしかかった。
もう一人の主人公美羽も、あまり詳しくは描かれないがしっかり説明がされる
高校生時代からの家庭環境の荒れ方による親子不和。
交際関係から現在の厳しい生活環境があることがわかる。
そしてふたりとも犯罪に手を染めてしまう、、、というキャラであるがゆえ、なかなか共感はしずらい。
したがい、感情移住できずに客観的に観ることになるのだが、
これはこれで苦しいし、冗長に感じてしまった。
一方、犬の多聞の行動が謎ではあるが、だんだんと解き明かされていくにつれ、
犬をとりまくキャラクターには多少なりとも想いを馳せることができた。
原作未読であるゆえわからないが、
多聞を軸とした、多聞と出会う人々との交流を章仕立ててで紡ぎ上げたほうがよかった
ように思える。
そういう意味でもストーリーテラーは和正だが、
高橋文哉の演技がキツい。私は役不足に感じた。作品を引っ張る力が欲しいところだ。
一方、西野七瀬は素晴らしかった。髙橋文哉との演技の差が歴然としていたと思う。
※益岡徹のオーバーすぎる表情の演技にも違和感あり
後半は一気にファンタジー化し、若干興醒めはしたものの、
多聞と西野七瀬の演技に救われたように思う。
瀬々監督の次回作『SUKIYAKI 上を向いて歩こう(主演:岡田准一)』には期待している。
終盤の展開が残念
飼い主と離れ離れになった犬が飼い主を追ってはるか彼方まで旅をする。 こういう話は最近10年だけでも何作か映画になっている使い古されたプロット。そうなんだけど、犬好きは惹かれてしまう(笑)
最近40年以上は犬を飼っていないのだけど、それでも犬が大好きな俺は観てしまいました。
【物語】
東日本大震災から半年後の仙台。職を失った和正(高橋文哉)は、不正な仕事に手を染めていた。あるとき、震災で飼い主と離れ離れになったと思われる野良犬と出会う。なぜか放っておけない気持ちになった和正は犬を連れて帰り飼うことにする。犬には“多聞”というタグが付けられていた。
多聞は和正の家族(母・姉)にも受け入れられ、家族にとって大事な存在となるが、あるとき窃盗団の運転手を務めたことで事件に巻き込まれ、逃走中に事故を起こし、その混乱の間に多聞は姿を消してしまう。
その後多聞は滋賀で美羽(西野七瀬)という女性に拾われて過ごしていたが、美羽がSNSに多聞の写真を投稿したことで、多聞を探していた和正が見つけ、美羽の前に現われる。突然現れた和正と多聞を巡って諍いが起きるが、過去の罪を背負う守と暗い闇を抱える美羽は次第に距離を縮める。 しかし、ある決断と出来事で二人と1匹は離れ離れになり、多聞は西の方角を目指して歩き始める。
【感想】
中盤までは悪くないと思って観ていた。
震災により生活環境が激変し、気が咎めながらも生きるために悪の誘いに乗ってしまった人も居るだろう。また、人間の弱さ故に不幸な人間関係にハマり、社会底辺から抜け出せず、罪を犯してしまう人も居るだろう。
それを赦せるかどうかは別にして、そういうことは起こり得るだろうと思えるリアリティーが中盤までは有った。ところが終盤は突如としてファンタジーになってしまう。俺としては「なんで?」となった。多少のファンタジー要素が有っても良いが、中盤までリアリティーのある展開だったのだから、終盤もリアリティーの上にファンジーを少し載せるくらいにして欲しかった。 逆に最初から犬にしゃべらせるくらいのファンタジー路線で始めるのなら、それはそれで良いが、途中で突如として切り替わったのが俺としては大いに不満。
後から思うと、今現在の美羽(西野七瀬)がバスで初めて会った少女に過去の話として語り出す作品の作りもかなり微妙。リアリティーのある話にしたいのか、ファンタジー仕立てにしたいのか、どっち付かず。リアリティーに欠けるが、ファンタジーとしても不十分。
このどっちつかずの思い切りの悪さが本作の難点。
これは…酷い
多聞がさくら?女の子だったの?
多聞と言う名前が首輪にあり、男の子だと思っていたら、エンドロールでさくらと名前が出て、女の子だったみたいでシェパードは分からないなぁというか、犬は結構分からないなぁと思った。
関係なさそうですけど、多聞が遠くを見るシーンの雰囲気がとっても男の子だったんで、意味がありそうな雰囲気を上手く出していましたね。
メインの高橋文哉君と西野七瀬さんの2人はどちらも不幸なキャラがとっても良く演じていたけど2人を繋げるのは不自然極まりない設定に感じ、その上幽霊が多聞を熊本まで送って行くという突拍子もない設定がとっても涙が乾くほどに奇抜な感じに仕上がったと思いました。
島根の猟師の話はちっとも関係なさそうです。ちょっと脱線して寄り道したみたいな話を付け足したみたいで、それならもっと何カ所も寄り道話を付け足していたら良かったかもしれません。
主人公が置かれた状況が重視されたため、肝心の犬の多聞が辿った足取りとその先々のエピソードが霞んでしまったことが残念です。
小説家・馳星周の直木賞受賞作「少年と犬」を、「ラーゲリより愛を込めて」の瀬々敬久監督が映画化。主演は本作が初共演となる高橋文哉と西野七瀬。連作短編形式の原作から複数のさまざまな事情を抱える人々と1匹の犬が織りなす交流を描くエピソードと映画オリジナルの要素を加えて再構成し、描かれます
●ストーリー
東日本大震災から半年後の仙台。職を失った青年・中垣和正(高橋文哉)は同じく震災で飼い主をなくしたシェパード犬の多聞(さくら)と出会います。多聞は、和正とその家族に瞬く間に懐き、一家にとって無くてはならない存在となりましたが、多聞はなぜか常に<西の方角>を気にしていました。
そんな中、和正は家族を助けようと犯罪グループに加わり、窃盗団の送迎を繰り返すうちに、やがて事件に巻き込まれてしまい、その混乱の最中に多聞は姿を消してしまいます。
時は流れ、多聞は滋賀県で暮らす須貝美羽(西野七瀬)と一緒に暮らしていました。美羽も、ある秘密を抱えながらデリヘルで働いていたのです。美羽は多聞のことを“レオ”と呼び、徐々に平和な日常を取り戻していきます。そんな美羽の前に、離れ離れになってしまった多聞を追いかけてきた和正が現れるのです。
最初は和正を警戒した美羽でしたが、多聞を通して二人は少しずつ心を通わせ始めます。多聞は相変わらず常に<西の方角>を気にしていました。和正はきっと多聞には<西の方角>に会いたがっている人がいるはずだと確信します。でも、美羽が犯した罪は二人をどこまでも追いつめてくるのです。その罪の精算を覚悟した美羽に和正は、「俺が多聞を届ける。」と約束し、美羽を励まし送り出すのでした。
美羽との約束を叶えるため、和正は多聞とともに<西の方角>にいるはずの多聞が会いたがっている誰かを探す旅に出ます。
旅に出ようとする矢先に待ち受ける過酷な運命、そして奇跡的な出会いを繰り返し、多聞はいつしか熊本まで辿りつきます 。
●解説
馳星周が直木賞を受賞した同名小説では、多聞が行く先々で出会う人たちと織りなす各エピソードを独立した短編小説として描き、それらを連立して一つの作品として構成しています。
映画化の中で、瀨々監督は単なる多聞のロードムービーとはせず、辻々で多聞が出会う新たな飼い主が負っている生きることの悲惨と喜びを伝える映画に出来ないか、そう思い挑んだそうなのです。その結果、数多いエピソードの中で和正と美羽に注目。先ずは原作以上に二人が追い込まれている切羽詰まった状況を描き、なぜ犯罪に染まってしまう必然性があったのか、瀬々監督が持ち前のこだわりを持って繊細に描く人間模様が丁寧に描き出されます。
それがあってこそ、犯罪へと追い詰められいった和正や美羽が、多聞との絆を深めることで心のよりどころとし、自らを取り戻そうとする過程が感動的に浮き上がってくるのでした。
瀬々敬久監督は、2人の犯罪を断罪するのではなく、2人に寄り添う多聞に語りかけることで、彼らが再生に向かう心の動きを丹念にすくい取ったのです。薄幸な和正や美羽が発散する無垢な感性と、多聞のいちずさが融合して、ドラマに高揚感を生み出されました。 思うに任せぬ不運で苦境に立つ和正と美羽に向けたまなざしは、瀬々監督らしく厳しくも温かいものを感じます。
その先にあるもう一つの物語はファンタジー色も加わり、犬好きは共感と愛着に包まれること必至。とにかく俳優犬さくらの演技は素晴らしく、さくらにしか出せない生のお芝居には、共演の高橋文哉も「中垣和正としてリアルに向き合う楽しさを感じることが出来ました。」(作品公式ホームページより)と語っていました
●感想
連作短編集の原作から2人を主人公に据え、東日本大震災と熊本地震という二つの災厄を結ぶ人と犬のロードムービーに仕立てたところはよかったと思います。多聞は人間ペの希望の象徴のように、行く先々で人々の人生を変えていくのですが、映画化にあたり和正や美羽が置かれた状況を描くことにかなり配分されたため、多聞が辿った足取りとその先々のエピソードが霞んでしまいました。多くの人が、本作に一体仙台から熊本まで、1匹の犬がどのように辿りつくのか、そこに関心をもって臨むものと思います。
ただ和正はアクシデントが起こり離脱。多聞ただ1匹だけで熊本までたどり着くには、説明不足だったと思います。
途中、多聞が島根県まで辿りつくエピソードも描かれてはいます。でもストーリーとしては掟破りで、かなり強引な方法でした。ここで登場するのが原作の「老人と犬」パートの主人公片野弥一(柄本明)という老いた元猟師に、多聞が拾われる話が展開します。彼は末期の膵臓がんを患っており、多聞とのつかの間の交情を交わすところは、なかなかよかっただけに、もう少し長めに描いて欲しかったです。
オカルト映画?
「犬が主人を選ぶ」ということはあり得るだろうし、犬に選ばれたことをきっかけに人々が繋がっていくという着想も面白いと思う。
ただ、窃盗団の運転手に身を落としてしまった男だとか、クズ男を殺してしまったデリヘル嬢だとかの、不幸のオンパレードのような登場人物が出てきても、「自業自得」という言葉が思い浮かんで、今一つ同情することができなかった。たとえ、震災の被害にあっても、あるいは、恵まれない家庭環境で育っても、真っ当に生きている人達はいくらでもいるのである。
確かに、不幸な2人は「多聞」によって慰められたのだろうし、だからこそ「多聞」は2人を選んだのだろうが、それでも、犯罪を「仕方のないもの」として肯定するかのような語り口には、違和感を覚えざるを得なかった。
家族で散歩に出て「天国みたいだ」と幸福感に浸っていたのに、いきなり窃盗団の運転手を志願したり、母親のために「多聞」を連れ戻しにやって来たのに、「良いことをしたい」と「多聞」を西に連れて行こうとしたりと、主人公の脈略のない突発的な言動にも当惑を禁じ得ない。
それにも増して、この映画で許容できなかったのは、高橋文哉演じる青年と、犬の「多聞」の2つの死である。
特に、青年の死には、何の必然性も感じられず、お涙頂戴のための作為にしか思えない。
さらに、幽霊になった彼が、「多聞」と旅をしたり、西野七瀬演じる女性と語り合うに至っては、ちっとも怖くないオカルト映画のような滑稽ささえ感じてしまう。
こんなことなら、変な小細工を弄さずに、彼が、刑期を終えて出所して来た彼女と一緒に、人生をやり直す様子を描いた方が、よほど感動的な物語になったのではないだろうか?
「多聞」のその後の話も、それは、幽霊から教えてもらうのではなく、斎藤工演じる父親に会って、彼がインターネット等で情報収集をした結果を聞き取るべきだろう。
「多聞」の死にしても、観客を泣かせようとする「あざとさ」が透けて見えて、かえってシラケてしまう。それどころか、下手をすると、せっかく東日本大震災のトラウマから立ち直った少年が、新たに熊本地震のトラウマを負うことになりかねず、まったく納得できないばかりか、「不幸の安売り」に辟易してしまった。
極めつけは、幽霊の設定の杜撰さで、青年の幽霊が堂々と姿を見せるのなら、「多聞」の幽霊が出てきてもおかしくないはずなのに、そうしたシーンが一切ないところには、ご都合主義的なチグハグさを感じざるを得なかった。それとも、どこかに、「人間しか幽霊になれない」というルールでもあるのだろうか?
なんやこのぺらぺら作品は。
ヒューマンドラマ系かな?感動できそうでいいなと、公開を待ち侘びていたのですが、いざ観てみたらなんだこれ?????ファンタジーなの?ヒューマンなの?どういうふうにしたかったの?なにを伝えたかったの?色々と質疑応答させてほしい作品でした。
心理描写が見えない。感じ取れない。だから、作品のなかにイマイチ入り込めなかった。白けるシーンもあって(たとえば結婚式の余興とか)冷めた気持ちになってしまった。あと、時系列の組み方もうちょっとどうにかならなかったですか。いついつのどこです、と作中に入れてくれてはいるけど、そんなにタイムリープされてもついていけないよ…観づらかったなあ。
グダグダ言ってますが、嬉しいこともありました。高橋文哉さん以外のキャスト情報をあまり把握しないまま鑑賞したので、柄本明さんが出てきたときはかなり心拍数上がりました、好きなので。すごい脇役。数分だけの出演。たった数分なのに、泣けた。この瞬間、初めて、やっと、感情移入できて泣けた。レビューの星、すべて捧げます。存在感がすごい。忘れられない。少女や少年よりこっち掘り下げてほしかった。
全体を含めての感想だと、なんて薄っぺらい作品なんだろう。になってしまう、どうしても。残念で仕方ない。鑑賞作品のカテゴリーやレビューの評価基準がもし僕と似通っていて、観に行こうか迷っている方は、配信でもいいかもよとお伝えしたいです、心から。今年ワースト1になるかもしれない。個人的に。
思っていたのとは・・・
泣けた
少年と犬
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