「ここにいる」少年と犬 みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
ここにいる
という正直言って陳腐な結末では、じじいのここには全く響かなかった。
犬が好きではない、はっきり言えば嫌いだ。
それは大前提だが、それを差し引いてもかなり支離滅裂だった。
前半はかなりありふれた東日本大震災などをモチーフにした底辺でもがく若者を描き、
後半は一転してあまりにも単純で無理矢理と結びつけた熊本大地震少年と犬の感動話。
展開が混沌としすぎていて理解しようとする気さえなくなる。
最初と最後に出てくる少女の存在意義もわからない。
映画館で観賞しなかったことが救い。
原作はもちろん読む気になれない。
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