劇場公開日 2025年3月20日

「ここにいる(これこそHERE)」少年と犬 ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ここにいる(これこそHERE)

2025年4月6日
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原作は馳星周の直木賞受賞作『少年と犬』
映画化すると知り、作年末読んでみた。
7章から成る話の中から本作は「男と犬」(文哉)、「娼婦と犬」(七瀬)、「老人と犬」(柄本)、「少年と犬」(エンディング)をまとめあげている。
和正と美羽は接触しないなど、設定はやや異なる点もあるものの、感動作に仕上がった。
楽しみにしてたが「ミッキー17」等にひきよせられてしまい、本日鑑賞となった次第😅

犬と人間の不思議な絆の物語。
多聞と光は幼い頃から共に過ごし、縁とか波長が合うという事に理由はなく本当に互いが大好きな存在だったのだろう。離れても思う…そこに感動した。
飼い主が次々変わるというか、人が多聞に惹き付けられていたが、真っ直ぐな多聞は、迷いや悩みのある人々にとっても本当にガーディアン・エンジェルだったのだなと思った。

*****
脇役陣ではワル・クズの3人(伊藤さん・一ノ瀬さん・栁さん)がイメージに合ってて良かった。
光役の木村優来くん、始まったばかりの朝ドラ「あんぱん」でやなせたかしさんの幼少期役。ちょうど見ているところです。これからが楽しみ。

ふわり
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