「特定班恐るべし」少年と犬 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
特定班恐るべし
闇を抱えた人たちと出会い交流しつつ、岩手から南西に向かう犬「多聞」と、多聞き救われた人たちの話。
震災から半年後の宮城で窃盗団の運搬業を生業にしている青年が、コンビニの駐車場で首輪をつけた野良犬と出会って連れ帰った…というエピソードを語る女から巻き起こっていくストーリー。
弱い人にめちゃくちゃ懐き寄り添う多聞だけれど、ふとした時にいつもなぜか南を気にする宮城県、そして2年後滋賀では西を気にする様に…と、帰巣本能ならまだしも、ちょっとファンタジー感が否めない感じですかね。
とか、かなり都合が良いし話しが粗いな、なんて感じつつも、ヤサグレドラマはなかなか面白かったし、そんな人を癒す様子も結構良かったのだけれどね…。
終盤あからさまにオカルトファンタジーになって、どんどん気持ちが冷めてしまったし、これじゃあ話したがりで胡散臭い関西のおばちゃんの戯言じゃないですかという感じ。
結局のところ、お子様向けファンタジーにしてはヤサグレ感が強過ぎるし、ドラマを観るには上っ面だしで勿体ない仕上がりに感じてしまった。
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おたかさんのコメント
2025年3月21日
共感、ありがとうございます(_ _)
大吉さんも言っているように、監督さんが脚本に関わっていないのであれば、それが仇になったのかなと🤔
監督さんが脚本に関わっていたら、ファンタジー路線は不評の嵐になるからやめましょうよって止めてくれたかもしれないな、と思ってしまいました🙄
トミーさんのコメント
2025年3月21日
共感ありがとうございます。
シナリオには監督関わってないので、スピリチュアル改変の責任は無いのかもしれません。しかしずーっと子どもに語り続けてるってどういう事ですかね、また独り言?と言われてる描写とか、みんな体調悪かったんですか?