「児童映画の皮を被った大人映画(完成度は抜群)」野生の島のロズ たび☆びとさんの映画レビュー(感想・評価)
児童映画の皮を被った大人映画(完成度は抜群)
映像、ストーリー、テンポ、音楽、全てにおいて本当に上手に出来ています。
基本「子育て」の話なので、子育てが終わった、もしくは一息つき始めた人にハマる作品です。
ま、ストーリー自体は単純ですし画もきれいなので、子供でも十分楽しめるとは思いますが…
各場面における作者の意図や思いに触れようと思うと、子育ての経験は必須と思います♪
最近の映画は興行成績を上げるために、統計学的、心理学的に色々計算されて作られている作品が多い印象です。
この作品も面白くなる方程式を存分に詰め込んだ感じは否めませんが…
そんな手法をとっても大外しする作品が多々ある中、本当に上手にまとめられています。
おヘソが曲がり気味の方や心が若年層に置いてけぼりになっている方以外は、純粋に楽しめると思います♪
もし子育てが終わっているのにこの作品を楽しめなかった場合、へそ曲がりかピータパン症候群を疑いましょうw
で、素直に泣いたし、笑ったし、良い作品だだったので~ ★5!
で終わりたいのですが、私は若干へそが曲がってまして…w
全てにおいて奇麗すぎるので★-1 して、合計 ★4 にします。
いや、でもホント、何の文句もない良い&巧い作品でした。
良いものを観せて頂き、クリエーターの方達に心から感謝!
DVD買っちゃいそう~(で、結局買わなかった的なオチになりそうw)
なお。
こんなすぐにロボットに自我が芽生えるなら、大量生産されれる前、プロトタイプの段階で既に自我芽生えちゃうでしょ、的な…
リアル志向の方は、頭にミッキーの耳を着けてからのご鑑賞をおススメします♪