「後半からは難業・苦行でございました。」破墓 パミョ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
後半からは難業・苦行でございました。
クリックして本文を読む
跡取りの赤ん坊が泣き止まない難病に困る
大富豪の一家の依頼で、
先祖の墓を掘り起こしたら、大変な事態になるホラー映画。
風水師、
葬儀師、
巫堂(ムータン)
が100年前の墓を掘り起こすと、
その墓に封印された“何か”が!掘り起こされて・・・
一件落着かと思ったら、
墓の下に垂直に立つ更なる墓が、
あった!!
ここからはオカルトと言うか、
日本語を話す武将の霊が現れて・・・
豊臣秀吉の朝鮮出兵・・・
20世紀前半の日韓併合・・・やら、
日韓の耳の痛い歴史が蒸し返され、
「あー、いつまで経っても、恨まれてる」
「日本を傷めつければ、わーッと盛り上がるのね」
と辛くなるのでした。
親日で話しが割と通じると思えた大統領は、
今や韓国人の敵的な有り様だし、
韓国人にとってはホラー映画にしても、
日本は怨みの対象なのね。
「哭声/コクソン」の方が面白かったけれど、
やはりこちらも、國村隼は悪役だったもんね。
日韓に横たわる深い淵に暗い気持ちになった映画でした。
コメントする