「キツネが護る墓」破墓 パミョ bionさんの映画レビュー(感想・評価)
キツネが護る墓
キム・ゴウンがスーツを着てクールな佇まいを見せるかと思えば、巫堂(ムーダン)として荒々しく踊る。その横には、甘いマスクのイ・ドヒョンが相棒として付かず離れずサポートする。
韓国ドラマで巫堂はよく登場するので、なんとなくはわかっていたが、お墓の場所にこだわりがあるとは知らなかった。
物語は、悪霊と化した先祖の霊を鎮めるだけにとどまらず、日韓の歴史に起因する別の悪鬼が登場する重層構造になっている。この辺が韓国でヒットした理由だと思う。
正直、棘は感じるが、エンタメとしてみれば、楽しめる作品でございます。
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