「力作なんだろうが、怖くなかった…」破墓 パミョ りらさんの映画レビュー(感想・評価)
力作なんだろうが、怖くなかった…
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大好きな韓国ホラー、しかも民族伝承要素も濃ゆそうなので、結構楽しみにしていたのだけど、正直全然怖さを感じないままに見終わってしまったなあ。
理由その一
大富豪の後継ぎに祟っているらしき先祖霊と、同じ場所に重葬にされていた謎の巨大棺との関連性がわかりにくい。そのせいか、ストーリーが、多層性を持っているというより単にわかりにくい印象。観ながらあれこれ考え出すと怖さって生まれにくいよ。
理由その二
こっちのが大きいけど、墓から出てきた「何か」が日本の精霊だか祟り神、しかも見た目的には鎧武者って…ちょっと日本人的には怖がるの厳しくないか。
私はスラムキング(バイオレンスジャック参照下さい)や、「八つ墓村」の鍾乳洞に祀られていた屍蝋を思い出して微妙な気持ちに。
そして、全体に日本語の台詞が多く、まあそれは良いとして、言葉遣いや言い回しに所々違和感あり、気になりだすと気になってしまった。武者の精霊も滑舌良すぎだよ…
雰囲気はあるし、儀式シーンは迫力あるけど、上記諸々でのめり込めず仕舞い。締めも半端にハッピーエンドだし。
韓国ではヒットしたようだけど、韓国の人からすると日本の鎧武者って怖いのかな?
総括して、期待値には遠く及ばずで残念でした。
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りらさんのコメント
2024年10月21日
コメントありがとうございます😊
確かに背景知識があると、また見えてくるものが違うのでしょうね。
でも、それ無しでもわかるようにするか、理屈抜きで怖い映画にしてほしかったなーと。役者陣が良いだけに…