「主人公のことばを、私自身がふりかえって」ありきたりな言葉じゃなくて chikuhouさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公のことばを、私自身がふりかえって
皆さんのレビューを読んで、主人公のあまりに独りよがりな言葉、態度が見えてくると、「若気の至り」と思うのか、自分の若かった頃の反省に落ち込んでしまうのか、とても気になって観に行った 業界特有の話かもしれないし、ご都合主義の登場人物なのだろうが、若い時の思い出したくない(ふたをしてきた)記憶がよみがえり、多くの人を傷つけてきて今の自分があることを思い知らされた 授業やワークショップなどであらわした言葉や表現、また日常の職場での会話において、自分に正直に発した言葉であっても、それを聞いた受け手の思いなんて、考えもしなかったであろう もう一人の主人公りえにとっては、あの場面自分を全否定されたと受け止めたのだろう 「どうして自分だけこんな目にあうのか」とみんなが思っている中で、非難されることで反発が増幅することは(許されない行動であるが)あるだろうし、私自身もそういった感情をどちらの立場でも立ってきた 見ていて苦しかった
テレビ局のスタッフ役の池田良さん、CMでは声が印象に残りますが、存在感のある脇役をされ、ファンとして嬉しかったです
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