劇映画 孤独のグルメのレビュー・感想・評価
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いつまでも続いてもらいたいドラマ
2012年にスタートした「孤独のグルメ」だが、放映が始まった当初、偶然深夜に観て何だこりゃ!と思ったものの、オッチャンが腹を減らし飯屋で美味そうに食べる姿に妙に癒され、機会があれば何となく観ていた。その後、海外勤務になり、その存在を忘れていたが、帰国しテレビを観たらそのseasonはさりげなく続いていた。今は全話を制覇してはいないもののだいたいは観ている。
映画もテレビも趣味が違う妻もそれなりに「孤独のグルメ」は観てたので、映画化されたから、観に行くか?と言ったら喜んでついてきた。久々の夫婦での映画鑑賞である。
主演の松重豊が監督、脚本とのことだがこのワールドを一番熟知してるだけあって観る側の期待を裏切らず美味しいシーンが満載で、かつストーリーは映画的なまとまりも出来ていて、ゲストのオダギリジョーや内田有紀もしっかり脇を固めていた。
五郎ちゃんは貿易商だけあってフランス語も英語も韓国語も挨拶程度だけど少しはできるんだ〜とか、相変わらず何処行くのもスーツだなぁ〜とか、どうでもいいことを思いつつ、遠藤憲一の「孤高のグルメ」にはニヤニヤ笑ってしまいました。
松重豊も還暦を過ぎた。もう大食い的な注文は出来なくなるだろうが、いつまでも美味しそうに「孤独のグルメ」を続け、我々を楽しませてもらいたい。
美味しそう
スープが繋ぐ。
レイトショーで見てはいけない
この警句を知らなかったわけではないのだけれど
たまたま夜間に時間を作ることができてしまい、たまたま見たいと思う映画の中で、未視聴かつ時間が合うのがこの映画だった
だから、見た
……甘く見ていた
近場に開いている飲食店はない
そもそも健康を慮るならばレイトショー後の食事は控えるべきだ
それでも
腹が、減った
仕方ないので豚骨のカップラーメン買って帰って食べました
感動にもいろんな種類があることも知っていたけど、“食欲”と言う感情をここまで動かすんだからこれもう感動超大作ってことで良いんじゃないだろうか
映画として見ても、ストーリーの追いやすさとテンポの良さの賜物か、スルスルと時間が過ぎてしまう
その、どの場面でも「飯がうまそう」というか、「飯をうまそうに食う」という点が一貫されている
動きがあるわけでもなく、凝った画面効果で飾られているわけでもないのにこれ
孤独のグルメという作品の特異性がここにあるんだろうな、と思う
実際に見てみるまで、「この作品を、映画で?」っていうことに疑問があった
でも、思いの外にしっかりと、良くできた映画だったと思う
この映画は、オススメできる
でも、絶対にレイトショーで見てはいけない
そのことは改めて、深い実感を込めて伝えておきたい
ゴージャスな仕上がり
面白かったです
TV版の延長かとも思いましたが、きちんと映画ではの話になっていてよかったです。
作品後半は無性にたんぽぽが観たくなりました。とても懐かしい気分。
観終わったあとちょっとだけ元気になって、すごくお腹が空く作品でした。
予想外に感動するストーリー
ドラマ観たことないけど話題になっていたので映画館へ。パリでの活躍がメインかと思っていたら色んな場所を奔走。長崎出身の身としては、映画で長崎弁が聞けるのは嬉しいね。
井之頭さんは大人しそうに見えるけど、行動力がぶっ飛んでて面白い。映画館でもみんな思わず笑っちゃってた。ドラマも観てみたくなるな〜。
ストーリーの細かい伏線を回収していく感じも個人的には好みな展開。最後はわかってても泣いてしまう。志穂さんは後悔してないとは言ってたけど、井之頭さんにお店を教えたのは店主に対して心残りがあったのかな。同じ場所には居なくてもお互いのことを思って支え合える、幸せの形の一つだよね。井之頭さんの話しすぎないのも粋な感じでかっこいい。、、、書いててまた泣けてきた。
配信でいいかな〜と思ってたけど映画館に観に行って正解でした!
ただただいい映画でした。
ドラマも大好きですが、松重豊さんがインスタなどでも、ひたすらアピールしており、応援という意味で見に行きたいと思っていました。
どんな仕上がりなのか、2時間弱持つのかと正直不安に面もあったが、すごくいい物語でした。
ちょこちょこ劇場内でクスッとなる小ネタが挟まれており笑えて、スタンドアップパドルボードで海を渡るのは無理があるだろと冗談みたいなネタも入れてくる監督。笑
波については素人で台風が来るという情報を持っていないので、5%くらいの人は行けると考える層がいるかもしれないと思えるいいラインを攻めてると個人的には思いました(実際はいないと思うが、万が一いるのではという感覚)
スープが売りの上手いラーメン屋が閉じる原因になった食材を見て、心を開いて裏では奥さんが関係していたという設定。それを店主に伝えたのか伝えていないのか、あえて映像では見せてこない点は、こちら側に想像させてくれる余白もありました。エンケンさんでの番組パロディも面白く、ただただ見て良かったな~と思った。
星野源さんANNに松重さんがゲスト出演した際に、伊丹十三監督の映画『タンポポ』の話をよくしており、それを連想する演出もよく、リスペクトを感じました。海外撮影は予算が厳しいとのことでしたが、JALさんのタイアップのおかげで実現できたようです。JALさんありがとう。
ドラマも好きですが、あえての劇映画とのことで、劇場で見て良かったと思える作品でした。
(ファンの方は2024/12/10の星野源さんのANNも良かったら聞いてみてください)
松重豊という存在〜なんか、ズルいよなぁ(笑)
2025年公開、配給・東宝、製作幹事・テレ東。
【監督】:松重豊
【脚本】:田口佳宏、松重豊
主な配役
【井之頭五郎】:松重豊
【志穂】:内田有紀
【中川】:磯村勇斗
【松尾千秋】:杏
【さんせりて店主】:オダギリジョー
【千秋の祖父】:塩見三省
【滝山】:村田雄浩
※「さんせりて」〜フランス語で、真心、誠意、誠実を意味する(追記しました)
1.温かみ溢れるキャスティングによる温かい作品
脳出血のリハビリから復帰した塩見三省さん、
動きはない役柄だが、スクリーンで顔を拝見できて良かった。
ほかの皆さんも、温かみのある雰囲気を出せる役者さんを揃えて、作品全体のトーンを統一できていた。
徹頭徹尾、温かい映画だった。
2.あのフォルム〜なんか、ズルいなぁ
Wikipediaに詳しいが、松重豊自身、
三谷幸喜に見切りをつけて、東京サンシャインボーイズを脱退したこと、
テレビ『孤独のグルメ』は当たらないと予測したこと、
などから、
「自分には見る目がない」と自嘲しているらしい。
しかし、
◆190cmの、あの存在感
◆アニメから飛び出したような、あのフォルム
◆鬼瓦のような、あの顔
松重豊、ズルいなぁ。
3.まとめ
「若手スタッフを育成したい」から、
著名な監督やシナリオライターを起用せず、松重豊みずからメガホンを取ったという話だが、
真に受けて良いのか、照れ隠しか、私はわからない。
申し訳ないが、テレ東の番組は見たことがなく、
映画ではじめまして、だったが
全編に漂うほのぼの感に癒された。
ちなみに、ロケ地に五島列島を選んだのも松重豊らしく、ご当地のベストには
「みかんやのチャンポン」を選んでいる。
食べてみたいものだ。
良作☆3.5
映画としては楽しめましたが……
元々は原作ファンで、ドラマは初期と何本かの特番しか見ていません。
映画としては細かな不満はあれど楽しめました。
脚本には少し難ありですが、松重さんが監督する別の作品が作られるのなら見てみたいと思ってます。
ただ、やはり井之頭五郎としてはもう限界じゃないですか? お顔はもうご老人のそれですし、手や指の弛みもなども年齢を隠せません。
昔はそこまで気になりませんでしたが、五郎の食べ方も汚く、さらに少し残った食べ物も気になります。
以前はもっと綺麗な食べ方をしてたと思うのですが、演出なのだとしたら、逆効果な気もします。
とりあえず松重さんの演じる井之頭五郎はこの作品で終わりにしてください。
それにしても、腹が…減った
孤独のグルメの魅力は
面倒な顧客に振り回された井之頭五郎がゆく先々で
その地元のいい感じの店を見つけて腹を満たす
そういうとこにあると思うのだけど
今回の映画にそういう部分を期待するとすごい肩透かしを食らう
なにしろ「記憶の中の味を再現するために手掛かりを探す」という
ストーリー部分がメインであり、
地元の店で舌鼓…というパートはかなりすくない
というよりなんかいつもより食べてる量が異様に少ないのだ
しかも終盤は心折れたラーメン屋の再起の物語になってしまうので
ちょっとなんだかなという感じがしてしまう
しかしそんなことがどうでも良くなるぐらい終始腹が減る
パリで食べるオニオンスープも
五島で食べるちゃんぽんも
韓国で食べる数々の料理も
どれも本当にうまそうでとにかくっ見てるだけでものすごく腹が減ってくる
そして見終わったときダメ押しのように腹が減る
なんだこれ、本当に劇場を後にしたときの感想が
「…はらが、減った!」
しかでてこない(笑)
まぎれもなくちゃんと「孤独のグルメ」だ
そして一貫して「汁」がちゃんと物語の背骨として機能している
いろいろ不満がないわけじゃないけど
これだけ腹を減らさせてくれたらもう満足というしかない
普段のTVドラマシリーズとは違う
年末の特番とも違う「孤独のグルメ」
井之頭五郎の活躍が楽しめる作品だ
いやあ壮大で…テレビ版のを見続けていたもので、規模にまず驚きました...
いやあ壮大で…テレビ版のを見続けていたもので、規模にまず驚きました。
JAL機上→パリ、五島、韓国、東京、ですね。
4か所それぞれに、出来事があって、ご縁や物語が紡がれて。
なのに話の展開がテンポよくて。
展開の速さが小気味よく。
深読みやツッコミする前に見終えてしまう、
劇場内では笑い声もしばしば聞こえる、
あっという間の楽しくおいしい物語でした。
時折聞こえる、おしゃれ系ピアノ曲が、無性に心地よかったです。
パリのメシ処さがしの場面、釜山近くの港町、など。
曲調自体が、テレビ版ではなかった、特別なおめかしのような。
エンドクレジットをみたら Kan Sano さん、納得です。
(一方で、原作の久住さんはご出演なし、かすかな寂しさも感じます。
あえてそうしたようで、尊重はします。いちファンの勝手な独り言として。)
ちゃんと映画になっていて驚き
ドラマシリーズのファンです。
レビューしている中に、ドラマを見たことがないのに見に行ったという人がいるのですが、ちょっと頭の構造がよくわからないですね。
続き物を途中から観たら、そりゃあ理解できないだろう、と思ってしまいます。
ハリーポッターシリーズを3作目から観始める様な物だと思うので、ちょっとオツムご愁傷さま、という感じですが…。
さておき、TVドラマが映画化された場合、だいたいは尺を伸ばしただけで、映画になっていない場合が多いと感じます。
劇場に行って、集中して見なければいけない環境に耐えられない作品が多い、と個人的には思っているので、今回もあまり期待はしていませんでした。
ですが、ちゃんと映画館で集中して観れました!!
TVシリーズがもっている、ゆるーく観れる雰囲気と、しっかり集中して観れる部分、なるほどと思える部分と、どんなことあるかよ!という部分。コメディとシリアス、とういった物がまさに、スープの様に絶妙なバランスで溶け合っていて、見ていてギリギリ飽きない、ギリギリ冷めない、ギリギリ呆れない、そして、感動しすぎない、笑いすぎない、面白すぎない。
何でしょう、不思議な映画でした。
それでいて、ファン目線では満足度が非常に高いです。
BDを買おうとまでは思いませんが…。
シリーズのファンであれば、見ないという選択肢はありません。
ファンじゃない方は、一度Youtubeでも本編が配信されているので、それを見て嫌いじゃなければご覧になることをお勧めします。
すべての人が誰かのために
こういうのじゃ無いんだよ
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