劇映画 孤独のグルメのレビュー・感想・評価
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とにかくお腹が空いた!
名古屋で初積雪の封切り日に鑑賞。松重豊さんの初めての監督作品。午前中は交通トラブルで諦めて、最終の夕方上映に間に合った。観客は私のような高齢者のみならず、カップル、女性グループと幅広く、日本らしく大笑いはないが久しぶりにくすくす笑いが聴こえる観劇環境であった。
この映画はやはり食事前観たせいかとても楽しめた…。何とエッフェル塔バックに例の定番シーンで始まる。パリで美味しそうな店を飛び入りで見つけ入る。片言でも構わない「空腹」が全てを片付ける。もしパリに行ったらこの店あるのかなぁ。
それからスープ探しの冒険旅が始まる。五島列島そして何と、妄想のような手段でぶっ飛び韓国の沿岸へ。そして東京の横丁らしいところでエンディング。
音楽好きな監督らしく映像と音楽がマッチングしていて1時間50分は長く感じなかった。上映終了の時間は勿論空腹感じる。名駅の駅麺街か韓国料理店ソウルか二択で迷い、映画館からすぐ行ける店で味噌ラーメンを堪能した。
映画なので,「孤独のグルメ」とは思えない展開があって面白かった。
予告編を見たとき、孤独のグルメでパリに行く必然性があるとは思えなくて思わず笑ってしまった。公開されたら絶対見に行こうと思った。もちろんパリへは出張だから必然性はある。
パリでは、エッフェル塔を背景にして言う「腹が減った」が面白い。そしてこの後,例によって「こいつはウマイ」とか言って、出された食事を美味しそうに食べる。
オニオングラタンスープがとても美味しそうだった。
松重 豊さん(188センチ),杏ちゃん(177センチ)、2人とも背が高いので、並んでパリを歩くとカッコいい。食べ物ではないが映える。
パリでは顧客からスープ探しを依頼され、ここから映画ならではの冒険の旅が始まる。
このあとの五島列島では、テレビドラマでは起こり得ない話となり興味がわく。
嵐に流されてどこかの浜辺に行き着くなんて、「孤独のグルメ」とは思えない命懸けの展開だよ (^^)。
貝とキノコなんてマジで即死するぞとは思いながらも、五郎さんが死ぬわけないので安心して見ていられる。
まあとにかく、このアトどこへ行こうが、「腹が減った」の定番セリフと、心の中で 「ああだこうだ」ブツブツ言いながらウマイウマイと食事を平らげて満足感に浸る流れに揺るぎはない。
「オジサンが,ただメシ食ってるの見てイッタイ何が面白いんだよ?」って言われちゃうと、その通りなので返答に困るのだが、
「まあとにかく、それが面白いんだよ ( `Д´)/」である。ウンウン。
僕は深夜にやってるのを,たまたま見る程度なので10回ぐらいしか見たことがないが、ドラマを見たことがある人も,見たことがない人も両方楽しめると思う。
今回1番驚いたのが、テレビがもう13年もやっているってこと。マジか (゚д゚)
それからテレビで松重豊さんが食べるのは撮影時が初めてで、取り直しなどしない一発勝負、しかもホントに1人で完食してるので少食の松重さんは大変らしい。
ただし、今回の映画は監督も兼ねたから2回目とのこと。
小難しいことは考えない
ただお腹が空く、美味しそう。
きっと美味しいんだろう。そんなシンプルな感情だけで楽しめる映画です。
映画を見ていて隣の人が笑ってしまってたり、反対の隣の人のお腹の音が途中で聞こえてきたり、ポップコーンを貪り食う音が劇場内に響いていたり、なかなか楽しい映画の時間でした。
シンプルに食べ物へのリスペクトだけが詰まった映画でした。面白かったので私はもう一度見に行こうと思っています。
フランス、韓国、日本と3カ国を渡り歩きますが、どこの国でも美味しいというシンプルな感情は共通の物で、そこには必ず笑顔がある。人情ドラマもあったり、飲食店ならではの葛藤もあったり、味わい深い作品でした。
ただし好き嫌いは分かれると思います。
でも孤独のグルメって元々そういう好き嫌いが分かれる作品だと思うので、それに関しては好きな人が何回も何回も繰り返し見たらいいんじゃないかなと思える映画でした。嫌いな人もいるけど、自分はとても好きだよ、癖になるよねっていう感覚は食べ物でもありますよね。
松重さんが進退をかけて作ったこの映画、私はとても好きでした。見る時は必ずポップコーンや食べ物を売店で買って入りましょう笑
必ず途中でお腹がすきます。
ドラマ未視聴の人は是非ドラマを何話か見てから映画を見てください。ドラマ見てなかったら、何だこの人感が強くてきっと感情移入が出来ない気がします😅
ヨダレが出すぎて、涙が出ない
そうきたか
ちゃんとドラマであり映画でありそうきたかといわんばかりの仕上がりでした
みんなが求めてるのはなんとなく見れるドラマが受けてるので、映画がどんなものかと思いましたが心配そっちのけの最高の仕上がりです
観客席から笑いがおこり場内もいい雰囲気
そして何よりドラマをしっかり映画にしてしまった松重監督
流石です
なによりワンシーンワンシーンにセンスの良さを感じましたが何よりも音楽のチョイス
センスしか感じません
最高の110分ありがとうございました
これから孤独のグルメもそうですが松重さんの監督業にも興味ありです
そして鑑賞するか悩み中の方はドラマを裏切る事なく映画に昇華されてるのでオススメです
p.sエンドロールのシーンは一生観てられる
⭐︎4.3 / 5.0
松重豊監督による迸る井之頭 五郎への愛情
もはや井之頭五郎=松重豊監督・主演だからこそ、
非常に高いクオリティでの人間ドラマへ昇華した作品だと思います。
笑い、泣き、フィジカルにエンターテインできる映画になっていて、
ピンチに陥る五郎にドキドキしつつ、それでも笑いをとっていく五郎にホッとしたりして
まさか本作でここまで感動できるとは思ってもおらず、素晴らしい出来としか言いようがありませんでした。
私は原作未読・ドラマも未視聴ですが、それでも全然楽しめますし、
むしろ情報を入れていないからこそ、虚心坦懐に観て楽しむことができたのかもしれません。
冒頭の飛行機内で食事にありつけない、フランスでスープと牛肉を堪能、という冒頭のシーンから
今回のストーリーの軸である「いっちゃん汁」に到達するまで、
井之頭五郎による「腹が減った」からの食事シーンは秀逸ですね。
ほんと松重豊の表情及びモノローグが素晴らしいんですよね。いちいち面白いしグッときました。
脇を固める、村田雄浩、杏、内田有紀、磯村勇斗、オダギリジョー、みんな最高の演技でした。
そして今日から情報解禁の善福寺六郎役の遠藤憲一、素晴らしかったです。めちゃめちゃ面白かった。
井之頭 五郎の真面目で真摯な人間性も本作の魅力なのでしょう。
私も大ファンになりました。
エンドロール後のセリフもグッときましたね。
いやぁこんなに面白いとは!!
大好きな作品になりました。
面白かった。年末スペシャルと同じぐらいには。
映画でやる必要あったのか?と思ってしまいましたが、
原作から、ドラマシリーズもスペシャルも全て観てきた身としては、やはり観なければならないでしょう。(笑)
で、面白かったです。
スペシャルと同じと言えば同じです。テレビで流しても映画だとは気付かないのでは。
ただ、出てくる店が実在するか、架空かの違いはあるでしょうね。ラーメン屋さんは明らかに架空だし。
映画だから、なんでしょうね。
パリはほんのちょっとです。(笑)
あとは韓国がほとんど。
懸念されてた「恋愛要素」とか、「冒険要素」は、安心してください、ありません。
冒険してないです、ただ流されただけで。
「映画要素」はあります。
ラーメンのシーンは間違いなく「タンポポ」のオマージュでしょうけど。
いつものように、ただただ行った先で美味しいご飯を食べるだけです。
物語はありますが、食材探しのミステリーかと言われるとあっけなく見つかりますし、早々と解決します。
盛り上がりには欠けますが、孤独のグルメは、「こーいうのでいいんだよ」
孤独のグルメに派手な盛り上がりなんて求めちゃいけない。(笑)
なのでスペシャル同様、安心して観れます。
善福寺六郎が最高に面白かった(笑)。ここがヤマ。
遠藤さんノリノリ(笑)
二代目させるつもりなんじゃないですかね、本当に。(笑)
スタンディングボートで海渡ろうとするとか、その辺に生えてるキノコ食べちゃうとか、ケンカ強いはずなのに簡単に腕ひねられちゃうとか、水に浸かってスーツとか乾かす時間ないだろとか、あと汁のためにあのおじいさんいくら払うんだろうとか…そう言った不自然な部分はありましたけど、いんだよ細けえことは(笑)。
ご飯食べるシーンと独白が全てだから。
1997年の漫画原作ではハードボイルドグルメだったのに、
すっかりコメディになってしまいましたね。(笑)
漫画も2巻はドラマに引っ張られてハードボイルド要素無くなりましたしね。
久住さんもこれで良いと思ってらっしゃるのでしょう。
最後が第一話の焼き鳥屋につながるのが、また良い感じでした。
ご馳走様です!
ただのドラマ化だけではなくしっかりとした映画に
ドラマの映画化だが、予想以上に映画らしくなっていて見事。
いや映画作品の一つ。監督、脚本も自らした松重豊のこの作品への
集大成の一つとした熱意もスクリーンから伝わってきた。
評価したいのは脚本。このドラマの集大成に相応しい内容でストーリーも含め素晴らしかった。松重豊のこの作品への想いも伝わった。
しかし、この作品を観ると何故かお腹がすく。ご飯を食べよう。
これでいいんだろーなー。
食へのリスペクトから生まれた人との繋がり
「どうせドラマの延長版でしょ」と思うなかれ。映画ならではのストーリーに仕上がっています。ちょっと突飛な展開ではあるものの、それぞれの舞台で起きたことが、最後きちんと繋がって見事な大団円でした。ドラマの要素ももちろん含まれて、普段見ている人にはお馴染みの展開。それでも、次何が起こるんだろう、とワクワクさせてくれます。
ドラマでは独り飯の楽しさを伝えてくれますが、映画ではプラス人との繋がりの温かさが伝わってきます。
食材から作る過程を経て、食べることへ繋がる。この一連の流れに感謝し楽しむことが至高の時間となるのだ。
「いつかテレビでやるからいいや」という理由で見ないなんてもったいない。是非この笑いと感動のスパイスが効いた「劇映画 孤独のグルメ」を大きなスクリーンで堪能して至福のひと時を味わって頂きたい。
見終わった後「腹減った」けど、「ごちそうさまでした」という満たされた気持ちになりました。
グランメゾン・パリに比べると見やすい作品
今年4本目(合計1,546本目/今月(2025年1月度)4本目)。
…といっても、10日ほど違いなので、一概に言えるわけではないですが…。
ストーリーは個々個々違っても料理をテーマにするという趣旨では同じだし、ストーリーはかなり違いますが、共通項としての「料理」があるので、どちらかが好きならもう一方も、といったところですが、あえて選ぶならこちら、でしょうか。主人公はフランスをはじめとして韓国(後半はほぼ韓国パートとなる)等になりますが、根底にながれる日本料理の文化という点では変わっておらず、「グランメゾン~」と比べるとわかりやすいしおすすめといったところでしょうか。
元ネタはテレビドラマだそうですが、原作を知っていることを前提にしない展開であったのが良かったです。しいて言えば、長崎県(五島列島)の地理に詳しいとやや有利かな、といったところです。出てくる料理は多々色々ありますが、一部を除いて丁寧な説明と誘導がついているので「何の料理なの?」といった展開にもなりにくいです。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.3/飛行機でのフードサービスと不当利得)
飛行機の運賃には通常、特に海外運行の場合には料理代金が込みであることが普通なので、「理由のいかんを問わず」それを出さないと不当利得(703)の問題が発生します(不当利得は、他人の財産で利益をあげたこと、他人に損失を及ぼしたこと、この2つに因果関係があること、法的に根拠を持たない、の4つで成立します/不当利得の成立に不可抗力であることは免責事項とされていない)。
ただ、この映画で不当利得の問題を追及すると映画はヘンテコな方向になってしまうし、海外に行くパートなので、どこの法律が適用されるか怪しい(法の適用に関する通則法。原則と例外)ことまで考えて、指摘はしますがこの程度です。
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お腹減った
納得の劇場版・・・幻の“いっちゃん汁“を探して‼️
予告編で見事に《ネタバレして無かった!!》
ですから、とても新鮮な驚きを持って観ることが出来ました。
ドラマではCMを抜くと20分弱・・・それを110分の映画にする。
当然、ドラマを多くして、人間を増やして、ロケ地も国際的・・・
面白かったです。
井之頭五郎さんが、フランスまで行くことは
エッフェル塔の前にいる五郎さん、
なので当然知ってましたが、
その先・・・幻のスープ探し・・・それ以外は私はなにも
知りませんでした。
五郎さんが若い頃“小雪さん“という女性とパリで暮らしていて、
五郎さんの娘ではない小雪さんの娘の千秋さん(杏)の祖父が、
生まれ故郷でいつも食べていた汁、
《母が作ってくれた“いっちゃん汁“を死ぬ前にどうしても飲みたい》
と、パリに絵画を届けた際に五郎さんは頼まれたのです。
早速、お祖父ちゃんの故郷・長崎の五島列島まで出かけることに、
それがひょんな事から、韓国領の無人島に流れ着いて・・・
正直言って、生きてたのが不思議!!
でも劇場版ですもの。
冒険、危険、何もあり!!
キャンプ道具の忘れモノに卓上コンロがあったり・・・出来過ぎ‼️
その後の展開も面白かったです。
入国審査を受けるために小さなモーターボートで、韓国に入国する
・・・という流れで、行く先々で、
フランス→五島列島→韓国→東京、と展開するのです。
「あー!!腹が、減ったぁ〜〜」
本場フランスのオニオンスープ、五島列島では長崎チャンポン、
そして韓国料理・・・と美味しい“食レポ“が当然のように入って来ます。
今回はじめて知ったのですが、「孤独のグルメ」は韓国でも
放映されていて、
テレビでも韓国ロケも過去にしていて、とても人気があるそうです。
だからこの劇場版が韓国へ行き韓国料理を食べ、スープの素材にも
使用する・・・韓国の市場を当然計算に入れてのこと、ですね。
韓国の入国審査官のユ・ジェミンさん大活躍。
心の声が最高でした。
そして初監督で脚本も主演もと松重豊の「孤独のグルメ」12年の、
集大成の劇場版。
流れがスムーズで、すっごく見やすい‼️
松重豊監督、上々の仕上がりです。
自然で無理がない。
相変わらず綺麗に食べて汁の一滴まで残さず美しく完食。
本当に美味しそうでした。
ドラマも昔は録画して観ていましたが、
劇場版もとても気持ちいい映画でファンも納得です。
(お祖父ちゃん役の塩見三省さんの、ラストの一言も、
(効いてましたね‼️)
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