劇映画 孤独のグルメのレビュー・感想・評価
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もっと身近な話で良かったと思う
TVドラマは2~3回は観た程度で、ドラマファンと言うわけでもない。 ただ、バイプレイヤーとしての松重豊は好きなので、劇場版は観る気になった。
【物語】
輸入雑貨商を営む井之頭五郎(松重豊)はパリを訪れる。 かつての恋人の娘である松尾千秋(杏)からの依頼で、千秋の祖父の故郷、五島列島の集落を描いた絵画を届けるためだった。
千秋と共に彼女の祖父・一郎(塩見三省)を訪ね、絵画を渡すととても喜んでもらえたが、その場で一郎からもう1つ頼みを聞かされる。
「子供のころに親が作ってくれた“いっちゃん汁”を死ぬまでにもう一度飲みたい」
曖昧な記憶で、曖昧な素材の情報しか与えられないが、「素材だけでもいい」と頼まれ、五郎は断り切れずに受けてしまう。
わずかな情報を手掛かりに、五郎は一郎の故郷である五島列島のとある島を訪れる。 地元の人に“いっちゃん汁”を聞き回るが誰も知らない。唯一、素材らしいものが福江島で手に入るかも知れないと聞き、福江島に渡ろうとするが、最終フェリーに乗り損ねてしまう。
目の前に見える福江島に何とか渡ろうとする五郎だったが・・・
【感想】
まあ、面白かったと言えば、面白かった。
軽いノリで観れば、楽しめるとは思うが、映画としてマジに観ようと思うと、展開に無理があると言うか、雑な作り。 特に福江島に渡ろうとする五郎の行動は・・・
ドラマファンにとってもどうなんでしょう?
元々のTVドラマがナンセンスコメディーであるならば、この展開でも良いのだろうが、むしろ逆で、サラリーマンの日常を描いた、誰もが身近に感じるリアリティーが売りだったのでは?
“劇場版”を考えたときに、「ドラマとは違う、スケールアップした作品にしなければ」という思いが空回りして、ドラマの良さをスポイル、という良く有る失敗パターンでは?
そんな印象を受ける。
やはりお腹が空く
空腹と俺
年末年始のお供な孤独のグルメの劇場版。
劇場版でどんな事をするんだろうと思ったけど、ちょい規模が大きくなっただけで基本的にはいつも通りに近い感じで映画としては少し物足りないものの、まったりした感じはそのままだったので一安心。
序盤から海外に絵を届けるといった輸入を生業にしている五郎さんは海外でもモノローグでご飯探しをしてくれるのでほっこりしましたし、窓から美味しそうにロールキャベツを食べていたご主人を見てフラッとお店に入るってのもいつものやつでニンマリしていました。
オニオンスープはチーズがトロットロで美味しそうですし、飛行機で食べられなかったビーフシチュー的なやつも良い色合いで食欲がそそられました。
そこから絵画を届けた先のご主人から幼少期の頃に飲んだスープを再現してほしいという、輸入業の人に頼むもんではないものを頼むのでズッコケそうになりましたが、お人好しがすぎる五郎さんが押され押されで承諾してしまうのもらしさ全開でした。
五島列島に向かって食材探しをする中で立ち寄った定食屋でのちゃんぽんがこれまた美味しそうで、スープベースを聞くだけでもヨダレが出てきました。
ただここからが若干映画にするためにスケールを大きくしてしまったなというところで島に行くためのフェリーが無かったからちっちゃいゴムボートを借りて海に飛び出すといういくらなんでも焦りすぎててバカになっちゃってる五郎さんにちょっと引いていましたが、そこに綺麗に台風が直撃して見事遭難という、原作やドラマからは全く感じられない荒れ模様はこの作品に求めるものとはちょっと違うなーと苦笑いしながら観ていました。
遭難先での行動もなんだかバカに思えてしまい、調理道具がたまたまあったのも謎ですし、どうやって火をつけたのかも分からないですし、怪しいキノコなんて食べないほうが絶対いいのにムシャムシャ食べて案の定泡吹いて倒れたりとこの人本当に輸入業だよな?ってくらい突飛な行動を取るのでこの映画やばいかも…とこの段階では強く思っていました。
ただ遭難した島で出会った志穂さんとの交流から壮大だけど孤独のグルメらしさが徐々に出てきてホッと胸を撫で下ろしました。
島でしか作れない食材で作った料理を堪能したり、島の女性たちの交流だったりと優しさに溢れる展開が出てきたり、監視官がめっちゃフレンドリーに喋ってくれたりと良さが沁みていきました。
韓国の入国審査官と一緒に入った定食屋での小鉢がとても美味しそうですし、聞いたことのない料理もとっても美味しそうに食べるので審査官と一緒に前のめりになってしまいました。
そこから本格的にスープ作りをしていく中で志穂さんの旦那さんのラーメン屋にたまたま出会い、そこから物語の点と点がしっかり線になって繋がっていく展開はなかなかに胸熱でした。
ラーメン屋の復活だったり、これまでの登場人物がたくさん登場したり、孤高のグルメなるエンケンさんが出てくるサプライズもあったりと面白さ詰めまくりで最高でしたし、このラーメンとスープが本当に美味しそうで食べたくなりました。
スープのオチには再びズッコケそうになりましたが、このオチはこの作品らしいなというところで納得はいきましたし、お腹減ったでしょ?と問いかけてくる五郎さんに思わず腹減った〜と呼びかけたくなりました。
ドラマのテンポでやるのが向いている作品だと改めて思いましたが、ちょうどいい尺でちょうどいい物語を楽しめたので腹八分目で満足です。
鑑賞日 1/10
鑑賞時間 11:30〜13:35
座席 G-27
まあまあ
ドラマのほうはたまに見る程度でしたが映画にするってどんなだろうと思い見てきました。
長崎で遭難して韓国まで流れ着くとは無理があるなという感じですが細かいこと考えなければ楽しめる映画だと思います。
終盤エンケンさんが登場しただけで場内からクスクス笑いが起きるのは配役の妙ですね。
テレビドラマ版が好きなら楽しめるのでは
ごろ~ごろ~ごろ~い・の・が・し・ら ふぅ~♪
いただきます
退屈する時間なくあっという間!
今日観てきてめちゃめちゃ面白かったです!
この後何食べようか考えながら映画観てました笑
所々自分もまわりも声出して笑ってました😊
みんな声出して笑えるような雰囲気で感動もできてごはんも本当に美味しそうで本当に2時間くらい観てたのかなと思うくらいあっという間で大満足です☺️
映画?パリ?どんなストーリーなの?と思ってましたが期待以上でした👏🏻
一緒に観た人の中には韓国人や中国人の人も多く見かけましたけど字幕なかったのに最後は楽しそうに帰って行ってましたよ〜👍🏻
まだ公開3日目なのにコラボポップコーン食べようとしたら売り切れ、パンフレット買おうとしたら売り切れ、グッズも全品売り切れでした🥲笑
人気すぎますね!笑
期待はしていなかったが
純粋に「腹が減った」
美味しいものを作りたくなる映画
人と人とのつながりの大切さが分かる傑作
今大流行りの”孤独のグルメ”仕事終わりにゆっくり観るのが日課の私は公開日に観に行きたかったのですが残念ながら仕事のため休日の夜に観に行きました。
仕事でパリに向かう飛行機のシーンから始まります。
爆睡してしまい残念ながら機内食を食べ損ねパリでも孤独のグルメを始める五郎さん
お客さんに絵画を届けて解放されると思いきや忘れられないスープを探して欲しいと言われここから映画本題のスープ探しの旅が始まります。
早速たどり着いた五島列島から韓国に遭難してしまうのですが、ここで内田有紀が登場
韓国でも今まで知らなかった韓国料理を味わえ少しずつヒントを掴めていたようです。
開店休業状態のラーメン店の話も良かったですね。
ラーメン店なのに炒飯しか作らないとぶっきらぼうに言う店主を結局またラーメンを作るようになってくれるエピソードも良かったです。
最後はおじいさんや皆んなにスープを届けることができEDへ
遭難したり携帯電話が壊れたりキノコに当たり倒れてしまうと言う災難もありましたが伏線の繋ぎ方も登場人物の繋ぎ方もうまく大変いい作品だと感じました。
出演者も意外と大物俳優・女優が出てますね
内田有紀・杏・塩見三省・オダギリジョーと
私自身更に孤独のグルメが好きになりました
世界を股に掛ける五郎さん
去年から今年にかけての年末年始にBSテレ東を観ていたら、四六時中「孤独のグルメ」を放映していて思わず観てしまいましたが、本作は「劇映画」版として制作され、主演の松重豊が監督を務めた一作でした。
劇場版らしく、五郎さんが国内では五島列島に飛び、さらにはフランスと韓国にも足を延ばして活躍していましたが、街場にある実在の名店で空腹の五郎さんが腹を満たすという原作及びテレビ版のコンセプトとはかけ離れており、その点ちょっと微妙な感じがしました。特に終盤のキーとなったオダギリジョー演ずる店主を務めるラーメン屋「さんせりて」は架空のお店のようで、テレビ版に慣れ親しんだ私にとっては、かなり首を傾げる設定でした。
また、五郎さんがフランスに行く筋立ては無理がないものの、韓国に行く筋立てはあまりにも無理があり過ぎました。五島列島からスタンディングボートに乗って漂流してしまい、旧助羅という釜山の南にある港町近くの島に行きついてしまう訳ですが、地図で見た限りこの両者は直線距離で250kmもあり、いくらなんでもそんな距離を漂流する前に溺れてしまうだろうと思わざるを得ませんでした。勿論そこに目を瞑るべきお話なのであればいいのですが、元々リアルの街場を舞台にしていただけに、かなり違和感がありました。
以上、かなりネガティブな部分を取り上げましたが、だからと言って井之頭五郎という強力なキャラクターが画面に出て来ればそれはそれで納得感はあり、各地の食堂で食事をするシーンはいずれも中々の出来栄えでした。特に旧助羅の海岸沿いにある「ジニの食堂」で、五郎さんとユ・ジェミョン演ずる韓国の入国審査官とのシーンは、結構面白いものでした。また、パリの場面ではパリに住む日本人という設定の役で杏が起用され、分り易すぎるけどこれはヒットでした。それを考えると、韓国渡航の筋立てをもう少し自然にして欲しかったなと、残念でなりません。
そんな訳で、本作の評価は★3.0とします。
ドラマの特番でもいいのかなと思ったのは『きのう何食べた?』に似た感想
心とお腹を満たす作品
何故そうなるかと思いつつ、コメディタッチ風
だが、しっかり人情劇。
そしてゴローさんがお腹を空かして食すシーン
の連続。
人と人との一期一会が丁寧に描かれていた。
ユ・ジェミョンさんの前で食べる場面。
心の声のセリフ
『美味そうに食べるなぁ』はさすがに笑った。
企画書を提出して2年半。
出演者には直に手紙書いたり。
映画タンポポに対するオマージュ。
タンポポカットも抜群。久住さんが描いた
んだ。可愛いらしい。
冒頭でパリに届けた絵は谷口ジローさん
の作品。素敵だ。
随所に松重豊さんの気持ちが伝わってくる。
松重豊さんの経験、人脈、人柄、実力の
集大成。友情によって出来た甲本ヒロトさん
の曲『空腹と俺』も満足。
無性に腹が減ったが
心とお腹を満たす良作でした。
うまい!全編良い味出てますネ、ご馳走様でした (*´ω`*)
正月過ぎの3連休は良い天気で何より。
大雪の地域も在るそうで大変ですね。
腹が減っては戦は出来ぬ! 雪カキも何もかも・・・
”腹減った~” この思いの言葉と 美味しいものを 美味しく頂く
ただそれだけ。 それだけの事を丁寧に映画にするこの作品は凄い。
今日は「劇映画 孤独のグルメ」を鑑賞しましたよ。
とっても仄々してて お腹いっぱい食べて大満足です!
原作漫画:久住昌之氏、谷口ジロー氏
監督・脚本・主演:松重豊さん
-------MC
井之頭五郎:松重豊さん
松尾一郎(千秋の祖父):塩見三省さん
松尾千秋(パリ在住):杏さん
志穂(韓国の孤島コミュニティ在住):内田有紀さん
さんせりてラーメン店主:オダギリジョーさん
中川(TV業界人):磯村勇斗さん
滝山(輸入雑貨商 同業者):村田雄浩さん
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その土地のお料理をバンバン作って頂く映画は、
この前観た 沢田研二さん主演の”土を喰らう十二ヵ月”がありました。
あの作品も山奥の田舎暮らしして、山菜から料理を
作りたてで湯気が出ている所を美味しく頂いてて。
それはどんな味するのって?思わず言葉が出る作品でした。
この作品も最初は、単なるナレ-ションの入った松重お食事ショウじゃんて
思ってました。
フランス パリのお店(レストラン)での食事場面ではそう感じてました。
何処となくグルメ気取ってお高くとまったサラリ-マンって感じを受けたからかも知れません。
しかし、そこから話展開で五島列島から簡易ボートで遭難し韓国の孤島に流されて助かって、そこの浜で飯炊きw。
なんでそこに簡易ガスコンロ一式が有るのよ・・・とは思いましたけど
腹が減った中での必死の貝料理。塩味抜群って言う美味さ表現が実に活きている物を感じ獲ます。
そこから一気にこの作品の 魅力を知った次第。
この作品は 人として当たり前に腹が減って、美味しく飯を美味しく頂く。
ただそれだけの事を 実に丁寧に違和感なく、そして忠実にやってのけている
素晴らしい見せ方をしている事に気が付きます。この作品の最もな魅力と感じます。
松重さんだからこそ演じる事が成し得た技かも知れませんね。
パリで三つ星レストラン目指すグランメゾン・パリ。あれは創る事、星を獲る事が主でしたが、出てきた料理がどんな味でどんな香り風味がしているのか さっぱり感じられなかったです。
しかし この作品は実際にあるその場所で食されている料理を
美味しく頂くことが主です。実に観ている側にシッカリと伝わる食する感覚が有りました。
そして ラーメン店”さんせりて”のエピソ-ド。
韓国で出会った志穂と東京のさんせりて店主との 元夫婦の話。
食材の集め方と、それらが語るスト-リ。
店主が作るだし汁。 3日間待って、そして更に3日間待つ思い。
やっと出来た出し汁の想いが、パリの松尾家と韓国の志穂へと届く。
届けられた出し汁をそっと飲んだ志穂が、何かを懐かしみ
そして想い出し涙ぐむ、この場面が とっても心を打ちました。
ただのグルメ映画ではない事を 証明していると思います。
”南極料理人” 以来でしょうかネ。
映画観た後にラーメン食いに行きましたわ。(*´ω`*)
この映画は お見事 圧勝です! そして素晴らしい。
ご馳走さまでした。
ご興味ある方は
是非 劇場へお越し下さいませ!
腹減ったー!オイオイオイ!
孤独のグルメはドラマもスペシャルも全部見るほど好きな作品でまさか映画になるとは思いませんでした
ダラダラ流し見するようなものだと思うので映画の尺で大丈夫か?と思ってました
肩肘張って見る作品では無いので
が!スープ探しという話である程度まとまりはあったと思うので最後まで満足して見れました
所々無茶苦茶だな(笑)と思いますがまぁそれも味ですね
オッサンが飯食うだけのドラマを映画で皆んなで見るってシュールで良いです(笑)
クスッと出来た場面も多かったです
内田有紀さんが夕陽の海を背にアップになったとこすげー綺麗でした
写真で飾りたいぐらいです
中国韓国でも人気あるドラマなのは驚きですよね〜
いや、ほんと見終わったあと汁かラーメン食べたくなりました🫡
エンドロールで味のある路地裏飲食店良い!
遠くへ行くゴローさんを見てあぁ…この作品も映画で終わりか…寂しいな ゴローさん遠くに行かないでよ😢と思いましたが
最後の最後でゴローさんではなく松重さんからのコメントみたいでめっちゃ良かった
またドラマも年末もお願いしますよ😄
こういうレビューサイトで孤独のグルメが真面目に語られてるの見るとなんかシュールで面白いです(笑)
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