劇映画 孤独のグルメのレビュー・感想・評価
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いい意味で期待を裏切られました。
タイトルがポイント
孤独のグルメシリーズはボチボチ見てる程度のファン✨たしか、4軒実際の店舗へ足を運んだ🤔どれも素晴らしいお店だった👏実際に訪れたくなるような見せ方が上手くて、いつも美味しそうで楽しく見てた。
さて、本作だが
きっとフランスのお店は実際にあるのだろうが流石に行くのはなかなかハードルは高い。
その後の展開もドラマの様な食事シーンはありつつも、いつものドラマの良さは程々にちゃんと、劇映画。それが良いか悪いかは人によると思う。オープニングのタイトルで劇映画と言ったのでそうゆう事ね!と思って楽しんで見た。だが、いつものドラマを期待してる人には違った作品に仕上がってるのかもしれない。私はそれなりに楽しめた(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
劇映画 孤独のグルメ
とタイトルで出るところが全てを物語ってる。
この映画は劇場版でもあるが、劇映画だということ。つまり途中でとんでも展開あるけどこれは劇映画ですからね!という前置き。全てを受け入れよう。究極のスープというのはおじいさんにとっての究極のスープでどんなものかは本人にしか分からない。行き着く先の答えというか、本当の答えは置いといてこの映画での答え、結末、メッセージみたいなものはある種、哲学的でもある。
映画が面白いかどうかは別問題だし個人差はあると思うが、やりたい事は分かった。確かに孤独のグルメだ。
孤独じゃないグルメ
この内容でどんな映画でやるんだ、映画でやる必要があるのか。と、散々(主に主演兼監督に)言われていた本作。ドラマの良さを消せば孤独のグルメではなくなるし、ドラマの良さを出し過ぎると映画である必要はない。本作は、きっちりとドラマの良さを出しつつ映画に出来ていると思う。
おっさんが独りで飯を食って、モノローグでぶつくさ言うだけ。「グランメゾン・パリ」の対極にある映画だろう。
あえて既存のジャンルで言えば「人情話」になると思うが、前半と中盤と後半で漫勉なく「スープ」という共通でまとめ上げている。
探し求めいていたスープ(を使ったラーメン)を食べている時、主人公以外知り合いじゃない4人で並んでいるのをやたらじっくりと動くカメラワークで見させられていて、「変な4人組だな・・・」と思っていたが、考えて見ると頼まれて探しているスープも4種類の食材を使ったものだった。一見意味不明なものにも「食」という共通点がある。ごった煮でもいいじゃないか。良い味が出ている。
何も気取らず「あのー、すみません」の台詞から料理を注文したり人と結びついていく感じ。なんの派手さもないが、この作品はこうでないといけない。
一部、ゴローさんの行動(例、韓国に不法入国しているのに飯を優先する)に批判的な人がいるような気もするが、彼は天然なところがあるのはドラマからの設定なので、むしろそこが無かったら彼じゃない。
日本でしか生まれない作品!
ドラマ成分マシマシ
井之頭五郎のイメージが…
これは酷い。
最初から、ん?と思う部分は多々あったが、進むにつれ五郎が身勝手でお世話になった人にきちんとお礼すら言えない嫌な人物になっていくのが見ていてツラかった。
現実のセールスマンだとこれが普通なのかもしれないが、ドラマのような誠実な人柄に夢を見させてほしい。
話はとっぴですが、この男ならこんな波乱に巻き込まれてもおかしくないと思えるのだから不思議です。
10年以上続く、グルメドキュメンタリードラマの代名詞的存在として長年にわたり人気を集めるテレビドラマ「孤独のグルメ」シリーズの劇場版。
原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる同名漫画を実写化し主演の松重豊が自ら監督を務め、主人公・井之頭五郎が究極のスープを求めて世界を巡る姿を描かれます。
タイトル通り、紛れもない劇映画になっています。輸入雑貨商の井之頭五郎が世界を飛び回り、サバイバルのような展開も。淡々とした食事シーンが眼目のドラマとの落差に冷めてしまうかと思いきや、この男ならこんな波乱に巻き込まれてもおかしくないと思えるのだから不思議です。
●ストーリー
輸入雑貨の貿易商を営む井之頭五郎は、商談で赴く先で、行き当たりぱったりの飲食を楽しむのです。これが、まさに食の楽しみ、旅先、仕事先での食事の一期一会そのものです。手にはガラケー。スマホを持だないため、検索することもできないし、事前に☆の数を知ることもありません。店構えを見極め、一人で入店し、メニューを吟味し、直感でオーダーするのです。
そんな五郎は、同業者の滝山(村田雄浩)からの依頼を受けて、かつての恋人である小雪の娘・千秋(杏)が待つフランスへ向かいます。パリに到着するといつものように空腹を満たし、依頼者である千秋の祖父・一郎(塩見三省)のもとを訪れるのです。一郎は子どもの頃に飲んだスープをもう一度飲みたいと願っており、五郎にそのレシピと食材を探してほしいと依頼します。ヒントはごくごくわずか。一郎の記憶を頼りに、詳細をさぐるために井之頭は、長崎・五島列島に現地取材へと向かいます。順調に特定されていくスープの食材。ところが好事魔多し。台風に巻き込まれ遭難。目覚めるとそこは知らない土地でした。五郎は何と韓国領の島に漂着してしまったのです。さまよえる五郎に救いの手を差しのべたのは、現地の島のコミュニティで暮らす志穂(内田有紀)でした。
究極のスープを求めてフランス、韓国、長崎、東京を駆け巡る五郎でしたが、行く先々でさまざまな人物や事件に遭遇し、次第に大きな何かに巻き込まれていくのです。
●解説
2012年1月に初めてテレビドラマ化された作品で、当時から主人公の井之頭五郎を松重が演じてきました。手の内に入れているどころではなく、もはや同化している役、松重=井之頭なのです。今回は主演・監督・脚本を松重が一手に担っていますが、本作において松重というよりも井之頭五郎が主演・監督・脚本をこなしているいった方がいいだろうと思います。
いきなり世界を飛び回るという、話はとっぴですが、案ずることはありません。五郎が探し当てた実在の飲食店で食事を楽しむおなじみのシーンもたっぷりあります。但し、それがワールドワイドに拡大されているところがドラマ版違うところ。そこらへんの食堂に飛び込むような感じで、いつものように五郎の食事シーンが始まります。でもその場所はパリの家庭料理のレストランだったり、韓国の小料理屋だったり、ワールドワイドなんですね。
映画館の大画面で見るとドラマ以上に食欲をそそられること間違いなしです。やはり五郎の食べ方がまたいいのです。気取った上品さはありませんが、かといって品がないのかと問われればそんなことはないのです。野趣あふれる食べっぷりでありながら、まったく卑ではありません。会食しても、相手に寸分の不快感も与えないだろう食べ方といっていいでしょう。要するにうまそうな食べっぷりなのです。食べ方は早いですが(^^ゞ
見知らぬ島に不時着した際にも海の幸で鍋料理を作ろうとする井之頭のあくなき欲求は、食べないと生きられない人間の業そのものを物語ります。五郎の手料理は、危機一髪に陥るくらいの危険性がありましたが(^^ゞ
そんな思いもよらない方向へ転がっていく後半はいかにも「孤独のグルメ」の制作チームらしい遊び心にあふれています。斬新な発想で番組を作り続けてきたテレビ東京イズムが感じられることでしょう。
松重監督は当初「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノに監督を依頼したといいます。そっちも見てみたかったですが、作品の世界観と井之頭五郎を誰よりも知り尽くし、愛してきた松重監督だからこそ、こんなにも魅力あふれる映画が撮れたのでしょう。
●最後に疑問に感じること
ドラマ版も含めて本作シリーズでは、輸入雑貨の貿易商を個人で営業している五郎の仕事ぶりはまったく描かれません。いつも顧客に頼まれると仕事とは無関係な依頼でも引き受けるのです。それが簡単に済む用事ならともかく、今回のように世界を飛び回り、顧客が忘れてしまったメニューの調査をするなんて貿易商の業務を完全に越えています。それでも五郎は、依頼されると、損得抜きで何でも引き受けてしまうところが疑問です。その結果毎年の年の瀬も必ず依頼が舞い込み、慌ただしく年を越すなんてことを繰り返しているです(年末ドラマより)
とにかく五郎の食事シーンがメインで、ストーリー性に重きを置いていないところを嫌って、これまでのドラマ版は無視してきました。しかし今回の劇場版公開に合わせてドラマ版を数本見てみたら、五郎の食べっぷりの良さと心の声にハマってしまったのです。
ストーリー面では疑問を感じつつも、何回かドラマを見てしまうとハマってしまう、中毒性のある作品なのでしょう。公開2日目に見ましたが、映画館では半分くらいの席が埋まっていました。ちまたに『孤独のグルメ』中毒患者が結構いるようです。
久住さん、出てほしかったなぁ。
ネタバレしたくない&与太話。
内容は、松重さんの孤独のグルメ愛があふてて最高です。この人真剣にドラマや原作が好きで、周知のとおり原作と主人公キャラは代わっているのですが、いやぁこれは良い!大好きです。パンフも最高、あれは買いです、面白すぎる。
唯一残念かなと思うのは久住さん、、でてきてほしかったなと。いいキャラなのでちょいキャラでもいいのででてほしかったなと。
これだけかなり残念だった気がします。
ま、このドラマネタはじめフジテレビにもっていって門前払いを食い、テレ東にもっていって大ヒットしてかつフジの凋落の要因の一つになったものですが、こういうエンターテインメントを無視しフジって痛いなぁというのが結論です。
谷口ジロー好きなもんで
映画のもととなったドラマ版は原作マンガよりちょっと滑稽味が強い。特にスペシャルになるとゴローさん活躍するんだが、本作もきちんとその長尺版の拡大版という趣向。本筋1のスープ探しはフランスへの目くばせレベル、本筋2の方は偶然が偶然を呼んでるところがちょっとねー。遠藤憲一の出てくるあたりでちゃんと音楽も似ているけど違うものが流れたり、見ている側が楽しくなる趣向がありました。
落ち着きます
五郎さんはうまいスープのように心にしみている
スープは、国境を越える生命の水
井之頭五郎=監督・脚本・製作・主演の四役を務める松重豊さん。TVから飛び出して日韓で愛されるドラマシリーズのエッセンスをスクリーンに落とし込みながら映画ならではのスペクタクルを持ち込んでいる。
ただ、その世界を股にかける大冒険の理由はロケーションありきで取って付けたな感じがするというか、(五郎さんの頼み事を断れないキャラはあるものの)少し弱い気がしてしまう。だけど、そこもまた本作らしいというか、本作を見ていると別にそれでもいいかと思えてくるのだ。理由なんて要らない、生きてると腹が減るのと同じように。全編にわたって仕掛けられた笑いのセンスもGOOD◎!
そして、韓国ロケが出てくる辺りの目配せある必然の広げ方もそうだけど、気の利かせたオチの付け方がなんともメタ的ながらその配役含めニヤリとしてしまう。(モノローグ)永遠のアイドル内田有紀さんは、本作でも眩しいくらい抜群にかわいかったな〜。あ、ここは本番では読みませんので。ポスト・コロナな今に必要な人とつながりを感じられる作品だった。
P.S. 強いて難を挙げるとするなら、出てくるお店が海外だったり手作り飯も多かったりしたため、観客が「ここ行きたい!!」ってなるお店が少なかったことだろうか。
腹が減ったでしょ?
劇場版としてグッド
気軽に見れる映画化作品
テレビドラマを映画化すると、異様にスケールが大きくなったり、初見向けに説明ばかりになったり、マニア向けに小ネタだらけになったりしますが、この作品はどれにも該当しません。
難しいことを考えずに、なんとなく見るのに最適です。
五島列島の郷土料理である汁物を探していたのにラーメンの話になっていた点や、2日待てば良いのに強引にスーツ姿でSUPで島を渡ろうとするのはよくわからなかったです。
おすすめです
面白かった〜
映画館でみんなの笑い声が聞こえてくる
漂流された島に偶然日本人がいて、輸送船のオーナーも日本語が話せるのは都合が良過ぎるが、まあいつもただただ美味しいものを紹介してくれる五郎さんなので、大目にみます笑
娯楽映画はこれでいいと思う
いくつかやり過ぎだろうという場面が出てくるけど、娯楽映画なのだからこれでいいと思う。例えば、五郎が五島列島から韓国まで流されていくというのは、ちょっとやり過ぎだったかな?とは思うけど。小型船舶で流れ着くならまだしも、ライフジャケット一つで、五島から韓国領内まで漂流するって言うのは、ちょっとね。
でも、冒頭で書いたとおり、娯楽映画なのだからそこまで細かく突っ込む必要はないだろう。
映画なので当然TV版とは変わって当然だけど、井之頭五郎の巻き込まれ体質はTV版と同じだし、これはこれでありだと思った。そもそも、原作とTV版でも色々と乖離があるわけだし。
最後、オダギリジョーと内田有紀が復縁するかどうかをはっきり書かなかったのもよかった。復縁するラストにしても良かったとは思うけど、それだと予定調和過ぎる気もする。
全世代で楽しく見られる、まさしく正月映画だったと思います(もちろん、褒めてます)。
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