「テレ東60周年記念企画!!!」劇映画 孤独のグルメ コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
テレ東60周年記念企画!!!
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『孤独のグルメ』TVシリーズは全て漏らさず観ているはずです。
深夜に何気に観てると必ず腹が減るいわゆる「飯テロ」ドラマの走りで、その後に似たような作品が数多く作られていますが、やはり元祖が一番!!!
主演の松重豊さん、このシリーズ出演前は強面であまりしゃべらない役が多いイメージでしたが、出演後はコミカルなキャラに印象が大きく変わりました。
変わったと言えば、営業職でありながらこのドラマ以前は馴染みのお店であってもご飯屋さんにひとりで入って食事をすることができなかったのですが、この作品の影響もあって多少できるようになりました。まあ五郎さんみたく飛び込みはほぼできませんし、コロナ禍でブランクができたせいでまたしばらく行けてませんが。。。
映画版は五郎さん役の松重さんが脚本、監督までやられるとのことで、12年も続くこのフォーマットを文字通りどう料理してくださるか楽しみにしてました。
まさかのフランスから始まって五島列島、韓国とロケ地も広範囲に渡り、出演陣も豪華です。
途中サバイバル映画になったり、劇中劇の『孤高のグルメ』で善福寺六郎が出てきたりとさすがは映画、TVシリーズとは味が違ってかなり遊んでる印象です。
でもやはり秀逸なのは松重さんの表情、いっちゃん汁の依頼を受ける時やサバイバル鍋を食った後の泡を吹く時など思わず笑ってしまいました。
誠に失礼ながら取ってつけたような話の流れではありますが、肩肘張らずに観ることができ最後にほっこりできます。
気付いたらいい意味でずっとニヤニヤしながら観ていました。
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