「腹がへった・・・」劇映画 孤独のグルメ セッキーかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
腹がへった・・・
人気シリーズの初劇場版。私はテレビ版はほぼ視聴済みである。
普段は尺がきまっていて展開が同じなので、劇場版がどのような展開になるのか期待して鑑賞した。
結果として、本作は劇場版化へ成功している。ストーリーは、美食の国フランスからはじまり、ここで話が展開していくのかと思いきや、舞台は長崎県となり、食材探しの旅が始まる。さらにそこから韓国、東京と場所が変わり、各地でお世話になった人物達を点として、最後はすべてが線で結ばれる。
「腹がへった」から食事までのシーンは今までと変わらず、ファンが期待する形を保っている。
五郎がたどたどしい英語や韓国語を使って一生懸命コミュニケーションを取る様がかわいい。
本作は主人公を演じる松重豊さんが監督となったが、俳優として輝く才能を監督としても見事に発揮している。
夕食前に鑑賞したが、観賞後には完全にこちらが「腹がへった」状態になってしまった。
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