劇場公開日 2025年1月10日

「いつまでも続いてもらいたいドラマ」劇映画 孤独のグルメ アベちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0いつまでも続いてもらいたいドラマ

2025年1月27日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

2012年にスタートした「孤独のグルメ」だが、放映が始まった当初、偶然深夜に観て何だこりゃ!と思ったものの、オッチャンが腹を減らし飯屋で美味そうに食べる姿に妙に癒され、機会があれば何となく観ていた。その後、海外勤務になり、その存在を忘れていたが、帰国しテレビを観たらそのseasonはさりげなく続いていた。今は全話を制覇してはいないもののだいたいは観ている。
映画もテレビも趣味が違う妻もそれなりに「孤独のグルメ」は観てたので、映画化されたから、観に行くか?と言ったら喜んでついてきた。久々の夫婦での映画鑑賞である。
主演の松重豊が監督、脚本とのことだがこのワールドを一番熟知してるだけあって観る側の期待を裏切らず美味しいシーンが満載で、かつストーリーは映画的なまとまりも出来ていて、ゲストのオダギリジョーや内田有紀もしっかり脇を固めていた。
五郎ちゃんは貿易商だけあってフランス語も英語も韓国語も挨拶程度だけど少しはできるんだ〜とか、相変わらず何処行くのもスーツだなぁ〜とか、どうでもいいことを思いつつ、遠藤憲一の「孤高のグルメ」にはニヤニヤ笑ってしまいました。
松重豊も還暦を過ぎた。もう大食い的な注文は出来なくなるだろうが、いつまでも美味しそうに「孤独のグルメ」を続け、我々を楽しませてもらいたい。

アベちゃん