「有名ベテラン俳優による初監督初脚本映画としてはまずまずの出来」劇映画 孤独のグルメ 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
有名ベテラン俳優による初監督初脚本映画としてはまずまずの出来
鑑賞後『孤独のグルメ』について書かれた一般人?のあるブログを読んだ
面白い人が面白いものを作る→つまらない人がそれに気づく→つまらない人に合わせて面白いものがつまらないものになる
元々深夜ドラマで人気を博した『孤独のグルメ』
テレ東で人知れず始まった初期の頃はとても面白いらしい
そうかも知れない
テレ朝だがくりぃむしちゅーの某バラエティー番組がそれで深夜番組として好評だったのに上層部が馬鹿なせいでゴールデン化したのだがその途端に早くも打ち切りになったことがある
いい年したおっさんがミニスカート履いてパンツが見えないようにスポーツするような番組がお茶の間の時間に向いているわけがない
2025年映画館鑑賞6作品目
1月22日(水)イオンシネマ石巻
ハッピーナイト1300円
監督脚本主演松重豊
粗筋
フランスのパリにやってきた井之頭五郎
かつての恋人の娘千秋と祖父一郎に再会
一郎の依頼で彼が子供の頃に食べた「いっちゃん汁」の材料を求めて一郎の地元長崎へ
さらには嵐に巻き込まれ韓国に
シリーズ化されているテレビ東京の人気ドラマ
松重豊の代表作であり代名詞とも言える
自分はテレビドラマの方を全く観ていないわけではないがそれほど観てるわけではない
監督や脚本家については紆余曲折あり結局なんやかんやで主演俳優がやることに
それゆえに彼の拘りが詰まっている映画と言える
なぜか劇場版ではなく聞きなれない「劇映画」
エロ劇画なら聞いたことがあるが
よくわからないが単なる劇場版には抵抗感があったようだ
腹が減ったという表情が年季を感じる
オニオンスープに入っていたチーズに苦戦するのが笑える
そこからさらにフランス風ビーフシチュー?のビーフをカットされたフランスパンにのせ溢れそうになっているところを食べる五郎美味そう
韓国の入国審査員に見つめられながら韓国料理を食べるシーンも好き
フランス語も韓国語も決して堪能とは言えないがハートでなんとかなるものだ
エンドロールも楽しめる
ハリウッドと違い長く感じない
エンドロールのあとにおまけあり
昨今の日本映画あるある
だから日本映画好き
私ごとながら夕食を食べ損ねたことあり鑑賞後お腹が空いたので近くの松屋でチーズ牛丼とチゲスープを食べました
チゲスープ辛すぎて半ライスがほしいくらい
配役
輸入雑貨商の井之頭五郎に松重豊
東京の中華料理店「さんせりて」店主の妻で今は韓国の島にある食品研究施設で働いている志穂に内田有紀
テレビ局のディレクターの中川に磯村勇斗
五郎の仕事仲間の滝山に村田雄浩
韓国入国審査官にユ・ジェミョン
孫の千秋とパリに住む松尾一郎に塩見三省
パリに住む小雪の娘の松尾千秋に杏
かつてはラーメンも出していたチャーハン専門店「さんせりて」店主にオダギリジョー
人気ドラマ『孤高のグルメ』に善福寺六郎役で主演している遠藤憲一に遠藤憲一
韓国の島の食品研究施設への船の船頭兼警備のダニエル八田にマイケル・キダ
韓国の島の食品研究施設で働くヘヨンにチェウニ
長崎の魚屋のタエに内田春菊
五郎のかつての恋人で故人の松尾小雪に目黒真希
フェリー乗り場の従業員に針原滋
配送会社の従業員に五島三四郎