「小難しいことは考えない」劇映画 孤独のグルメ オリオンさんの映画レビュー(感想・評価)
小難しいことは考えない
ただお腹が空く、美味しそう。
きっと美味しいんだろう。そんなシンプルな感情だけで楽しめる映画です。
映画を見ていて隣の人が笑ってしまってたり、反対の隣の人のお腹の音が途中で聞こえてきたり、ポップコーンを貪り食う音が劇場内に響いていたり、なかなか楽しい映画の時間でした。
シンプルに食べ物へのリスペクトだけが詰まった映画でした。面白かったので私はもう一度見に行こうと思っています。
フランス、韓国、日本と3カ国を渡り歩きますが、どこの国でも美味しいというシンプルな感情は共通の物で、そこには必ず笑顔がある。人情ドラマもあったり、飲食店ならではの葛藤もあったり、味わい深い作品でした。
ただし好き嫌いは分かれると思います。
でも孤独のグルメって元々そういう好き嫌いが分かれる作品だと思うので、それに関しては好きな人が何回も何回も繰り返し見たらいいんじゃないかなと思える映画でした。嫌いな人もいるけど、自分はとても好きだよ、癖になるよねっていう感覚は食べ物でもありますよね。
松重さんが進退をかけて作ったこの映画、私はとても好きでした。見る時は必ずポップコーンや食べ物を売店で買って入りましょう笑
必ず途中でお腹がすきます。
ドラマ未視聴の人は是非ドラマを何話か見てから映画を見てください。ドラマ見てなかったら、何だこの人感が強くてきっと感情移入が出来ない気がします😅
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