劇場公開日 2024年10月4日

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HAPPYENDのレビュー・感想・評価

全64件中、61~64件目を表示

3.040年前に持ってた。

2024年10月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

坂本龍一のライブドキュメンタリー『オーパス』の空音央監督作品。ドキュメンタリーの静謐なモノクロ映像が緊張感(坂本の命を削っているという)に溢れていた。よって、本作も期待した。
結果、がっかり唖然だ。
多国籍な生徒が集う高校3年生の教室。仲良し5人組。大人の社会は行き詰まり、抗議デモも暴徒化している。そんな中、学校にAI監視システムを導入して生徒の監視を始める。未来に明るい希望を持てない生徒たちの閉塞感。なんとか突破しようと行動する子供たち。
やや!どこかで似たような!そう、僕らの世代は『台風クラブ』(1985年)をすでに手にしているのだ。主人公らの置かれているシチュエーションは、40年前とは遥かに違うものの、その「大人たちに顧みられていない」という閉塞感は、若者の共通。しかしこれは、一種のイニシエーションなのだろう。
そんなわけで、40年前のマスターピースがある以上、僕は2本目の(令和版の台風クラブ)は、不要だ。

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t2law

3.5大切な仲間!

2024年9月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

難しい

ジャパンプレミアで鑑賞させて頂きました。幼馴染でずっと一緒だったユウタとコウ、そして気の合う仲間たち。多感な時期の高校生の気持ちをリアルに表現されていました。管理された社会の中で自分を見失わずに二人とその仲間たちの友情はずっと続いて欲しいと思いました。

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モコママ

4.0人生のモラトリアム

2024年9月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:その他、映画館

悪戯も度が過ぎると厳しい監視の目が必要になってしまう
監視システムを導入した高校の話
生徒たちの大人と子どもの狭間で揺れる思いを描いている
学校という狭い世界から外に目を向け始める頃

ヤンチャでちょっと面倒くさい本当の高校生みたいな役者さんたち
空監督とモデルで初俳優仕事のユウタとコウ役の二人が登壇の試写会にて鑑賞
そういえばユウタの母親役の渡辺真起子さんもモデルだったよなあ
諏訪敦彦監督の『M/OTHER』がとても良かった

誰もが自分の十代の頃を懐かしく思い出せると思う
あの頃の仲間たち、教室や先生、帰り道、友達の家、ああ、あの時、これがずっと続いて欲しいと思ってたな、でも大人にならなくちゃなって思っていたあの気持ち
お祭りが終わってしまうような寂しさ
親目線でも学校に対して、子どもたちに対して、思っていたこと、ユウタママの気持ち

大学生の娘と一緒に鑑賞し感想を語り合いました

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m m

0.5しばき隊(C.R.A.C.)が悦びそうな映画

2025年10月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

地元がロケ地なので我慢してみたが、最後まで見続けるのが苦痛だった。監督の出自経歴を考えると仕方ないが、日本のことを知ってるようで知らない思い込みが強い外国人が撮ったような映画。神戸=地震、在日=弱者・貧困、警察・学校・自衛隊・首相(安倍さんがモデルなのだろう)=権力=悪 という短絡的で一面的で古臭い手垢まみれの見方・構図にウンザリする。極左活動家でも言わない歯が浮くような台詞が次々でてきて早送りしたくなった。寿司かキンパかとか、、、バカバカしい。在日・マイノリティの描き方が昭和みたいに古臭い。炎上したNIKEのポリコレCMを長い尺で撮ったような独りよがりな啓蒙映画。神戸がロケ地なのにガッカリした。

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miro
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