「畑芽育だけに傍迷惑な姉です(どうもすいません)」うちの弟どもがすみません 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
畑芽育だけに傍迷惑な姉です(どうもすいません)
2024年映画館鑑賞120作品目
12月25日(水)イオンシネマ石巻
ACチケット(ソフトドリンク&ポップコーン付き)1400円
監督は『のぞきめ』『“隠れビッチ”やってました。』『弱虫ペダル』『恋わずらいのエリー』『先生の白い嘘』の三木康一郎
脚本は『君に届け』『聖☆おにいさん(2013)』『虹色デイズ』の根津理香
粗筋
市原に住んでいた高校生の成田糸は母の再婚で多摩に引っ越すことに
義理の父には4人の息子が
糸は4人兄弟の姉になるハメに
両親は仕事の都合で家をしばらく留守に
5人きょうだいの共同生活が始まった
原作未読
連載誌はマーガレット
設定に無理があるのはまだ良いが設定そのものが気持ち悪い
これがもし浦安鉄筋家族の長男のようなキモオタが主人公でその母親が再婚し親抜きで4人の美人四姉妹と共同生活するというストーリーならどうだろって話だよ
やっぱり気持ち悪いだろう
女子ならギリギリセーフかもしれないが
いやそれでも犯罪に近い
設定は全く違うがマツジュンと榮倉奈々共演で実写映画化された『僕は妹に恋をする』を思い出した
とはいえエグいシーンはない
そこはマーガレットだから
ひたむきで可憐な可愛い花だから
花言葉は「真実の愛」「心に秘めた愛」「信頼」「誠実」「貞節」など
ポルノじゃないから余計な心配はいらない
男の上半身裸ならインティマシーコーディネーター(笑)は必要ないね(ニッコリ
聞くところによれば親が再婚しても戸籍上はそれぞれの親の子供はきょうだいになるわけでなく法律的には結婚もできるらしい
とはいえ2人さえ良ければいいというわけにはいかないわけで御内密な関係を続けるほかないようだ
観客のリアルな感想としては「足りない」
自分なら「足りないのはお前のオツムだろ!」などときついツッコミを浴びそうだが「物足りない」ってことだろう
たしかに全体的に薄い
若い5人がメインだが誰1人存じ上げない
『恋わずらいのエリー』が星5だったけどこの作品はその半分が妥当
ちなみに成田家のお宅は多摩市ではなくあきる野市にある一軒家スタジオ
千葉から憧れの東京生活も多摩やあきる野だと微妙だね
あと畑芽育を知らず名前を正確に読めなかった
「はためい」であって「はたけめいく」じゃないのね
「はためい」だから良いのであってこれが「はたけめいく」だと愛情表現で「はたけめいくLOVE」だと一気にいやらしくなる
農村の逢引きを連想してしまう
配役
母の再婚で4人の弟ができた高2の成田糸(クエストネーム「Bozu」)に畑芽育
無愛想な長男で糸のクラスメートの成田源に作間龍斗
聡明かつ冷静沈着な次男で高1の成田洛に那須雄登
引きこもりになってしまった中3の三男の成田柊(クエストネーム「Yamada」)に織山尚大
天真爛漫な小3で四男坊の成田類に内田煌音
四兄弟の父親の成田勲に川島明
糸の母で四兄弟の義理の母になる成田さほに笛木優子
市原に住む糸の幼馴染に前田旺志郎
市原に住む糸の幼馴染の宝生恵に中島瑠菜
源のクラスメイトの行友朋之に中川翼
源のクラスメイトの相楽郁人に藤本洸大
糸のクラスメイトの沢木萌音に河村花
糸のクラスメイトの牧野羽咲に牧野羽咲
近所のおばさんに原芙貴子
柊のクエスト仲間の声のRayに中西茂利
柊のクエスト仲間の声のPotechiに乃紫