MaXXXine マキシーンのレビュー・感想・評価
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日曜洋画劇場などを楽しんだ方なら
XXX
コレジャナイ感…
この映画をシリーズ物では無く単品で観た場合、★3.5を付けたいと思う。
80年代のサスペンス映画としてはそこそこ面白いと思います。
でも『X』の続編として考えた場合はコレジャナイ感がスゴい。
もっと血がブシャー!で頭グチャ!っていうホラー映画が観たいんだ。
『X』がかなり面白かったから、正直パールも物足りなかった。
で、今作はもうホラーとは言えないね。
なぜ、こうなったんだろう?
ちょっと残念です。
自分の中で、今回一番の見所は最初の方の玉潰しかな。
てゆーか、潰したのは玉?竿?それとも両方?
一瞬の出来事だったので、そこまで確認出来ず。
痛そうでしたね。
ミア・ゴスの演技はスゴく良いですね。
とても美人と言うわけではないけどなんか可愛いなと思う。
これからも観たい女優さんです。
好きなシリーズですが、パールほどのインパクトはなく……
「X」→「パール」と続く3作目。
ミア・ゴスというなんとも不思議な存在の不思議な魅力を満喫する3作目なのですが……。
マキシーンは確かに魅力的で、要所要所に光る描写もあるものの、並行して走るサブストーリーが今ひとつピンとこないし、クライマックスもそこまで盛り上がらず終わってしまった感じ。
70年代ホラーを再解釈した「X」はもちろん好きです。「パール」はその前日譚として抜群の面白さとグロさと時代に翻弄された女性の悲劇を描ききり、「X」という作品にも改めて光を当て、再鑑賞させたくなる作品でした。
本作はマッチョな男社会全盛の80年代アメリカの中で、ミア・ゴス演じるマキシーンが危なっかしくもたくましく生き抜く姿を描いており、その面では「パール」との対比を味わえます。
ただし、ストーリー的なつながりが薄い3作目として、前作以上のインパクトはありませんでした。
が、やはり嫌いにはなれず配信が始まったら、何度も見返してしまうかもしれない。
あと、ソフィ・サッチャーはなぜあんな脇役に出てるんだ?
我々ミア・ゴス好きにはたまらん作品
イったところで止めたまま返すな。
巻戻し、巻戻し、フリダシに戻ってまた繰り返す、ホラーヲタクの映画的反復法。
ミア・ゴス血塗れ三部作完結と聞き、どうオトすのかと楽しみにしていたが、まさかまさかの映画愛ダダ漏れのハートフルサスペンスホラーに着地。
夢のハリウッドサインをバックに顔パーン、なんだか非常に健康的な幕切れだった。
作中作完成と、1人の元ポルノ女優の成り上がりが文字通り交差する大団円。
老婆のトラウマを払拭し、無事に顔型取れて愛でたし愛でたし、自身の生首を眺めるマキちゃんの表情は非常に安らかだ。
最後までぶっ飛び自慰的作風を崩さない姿勢、これはホラー映画文化における反復、満足して終わるな、再びお前の手で紡げ!というメッセージに他ならない(?)
ミア・ゴス最高
ミアゴス
眠い
レンタルビデオ屋のVHSテープかTVの深夜映画枠で見たい作品
1980年代のB級映画感満載!
当時ハリウッドではこんなテイストの作品が結構作られていました。低予算で、ジャンルはホラー、アクション、サスペンス。まだCGやVFXがなく、視覚効果は特撮と特殊メイクのほぼ手作り。粗めの画質、不穏な音響効果、ガタイの大きな車の疾走、冴えない私立探偵、殺人課のバディ刑事の進まない捜査。
シナリオは若干無理があっても、それなりには観客を楽しませていました。
ベイツモーテルが出てきましたが、「サイコ」で言うと、「サイコ2」「サイコ3」の味わいです。
また、レンタルビデオ隆盛期でもあり、娯楽作を気軽に家で楽しめるようになった時代でもあります。あのオタクっぽい店員昔もいたなあ。
ミア・ゴスは制作・主演で頑張ってたし、ケヴィン・ベーコンは80年代の青春映画スターですからね。異端のモルモン教徒ソフィー・サッチャーも出てました。リリー・コリンズはちょっと無駄遣いっぽかったが太眉は健在でした。
冒頭とラストで引用されてましたが、元祖「ハリウッドの怪物」ベティ・デイヴィス。個人的には彼女の「ふるえて眠れ」を推奨します。
映画愛に溢れた完結編。
控えめに言って最高すぎました。
過去2作と異なりマキシーンのサクセスストーリーになっています。
ですが退屈かと言えばそんなことは全くなく、展開の速さに圧倒されながらスクリーンの向こうの世界に没頭してしまいました。
1985年アメリカの質感、あの時代のハリウッドの世界に飛び込んだような映像。それはワンハリ以来の没入感で、見ながらうっとりしてしまいました。
そこで描かれるハリウッドの光と闇。表と裏。
これはテーマとしてもそうですが、まさかのハリウッドのセット裏まで舞台にしています。
中にはあの超有名スリラー映画のセットまで登場します。
映画ファンには度肝を抜かれるシチュエーション、最高のサプライズでした。
そんなハリウッドでのスターを夢見るマキシーンの半生。
最高に贅沢な104分。
最後まで抜かりなし。
完璧でした。
三部作を見続けてきた者へ、そして映画を愛する全ての人へのご褒美のような完結編。
最高の映画体験に涙腺が緩みました。
さよならマキシーン
タイ・ウェスト×ミア・ゴス「MaXXXineマキシーン」過去2作と違い、ホラー、スラッシャーが苦手な方にもおすすめできる作品ですね(責任は取らない)パールが不在でサイコやスラッシャーの要素は薄く、マキシーンが全てを掴むための抑圧者との闘いがメイン。これはこれで良かったかな。
敵として原理主義者、家父長制、PMRCなどが登場するけど、タイ・ウェストが特にPMRCにムカついているのが伝わった。ラストのマキシーンのセリフはタイ・ウェストのホラーと映画への愛と決意表明でもあるよね。
あと、今回はマキシーンの過去を知っていて追い詰める謎の人物というサスペンス色もあるんだけど、それが誰か分かっちゃう演出があって、あれはなかった方が良かったかなーと思った。
三部作の最終話なので予習は必須、パンフレットに時系列ネタバレがあるけど途中で読み止めてね
2025.6.11 字幕 T・JOY京都
2024年のアメリカ映画(103分、R15+)
『X エックス』『Pearl パール』に続く女優を目指す女を描いたミステリー&ゴアホラー映画
監督&脚本はタイ・ウェスト
物語の舞台は、1985年のアメリカ・ロサンゼルス
映画『ピューリタン』のヒットを受けて、監督のベス(エリザベス・デビッキ)は次回作のオーディションを行なっていた
そこに颯爽と現れたマキシーン・ミンクス(ミア・ゴス)は、要望に応えてワンシーンを演じ切り、見事に主役の座を射止めた
一方その頃、街では猟奇的な殺人事件が続いていて、被害者には悪魔崇拝を思わせるような焼印が押されていた
また、スタジオの近くでは『ピョーリタン2』の制作中止デモが起こっていて、表現の自由を弾圧しようとする団体なども現れていた
映画は、マキシーンが映画界で成り上がろうとする決意を描きつつ、友人たちが殺人鬼の犠牲になっていく様子が描かれていく
ショービズ仲間のアンバー(クロエ・ファーンワース)、タビー(ホールジー)に加え、気心の知れた親友レオン(モーゼス・サムニー)まで殺されてしまう
また、彼女を執拗に追う私立探偵のジョン・ラバト(ケヴィン・ベーコン)なども登場し、マキシーンが復讐の炎を燻らせていくことになった
ベスから「映画にトラブルは持ち込まないで」と言われ、「どんなことをしても」と念を押される
そこでマキシーンはエージェントのテディ(ジャンカルロ・エスジポート)とポルノ映画監督のジェパード(ウリ・ラトゥケフ
)たちの力を借りて、トラブル排除に動き出すのである
物語はざっくりとした単純なもので、構造に関しては解釈が分かれるような作りになっている
エンディング間近にて犯人を追い詰めることになったマキシーンは、ヘリからの呼びかけに応じ、逮捕のお膳立てをする様子が描かれる
だが、それは彼女の妄想であり、ショットガンで頭を撃ち抜くのが現実のように描かれている
それでも、その後普通に生活をしていたり、スターになって伝記映画の撮影に差し掛かっていたりするので、殺人の罪に問われなかったのは不思議に思えた
おそらくは、これら全てがひとつの作品であり、父・アーネスト(サイモン・プラスト)との幼少期(Charley Rowan McCain)の約束を守ったように思えた
ラストは「これが一本のホラー映画でした」というメタ構造になっているのだが、色々とおかしなところの辻褄合わせをすると「撮影された古めかしいホラー映画が発掘された」というテイストになっているのかな、と感じた
いずれにせよ、これでシリーズが終了なので一連の三部作全てが壮大な「マキシーンの自伝」であり、「父との約束を果たした物語」のようにも思える
自分らしく生きることを目指していたマキシーンの葛藤が父親殺しという試練として登場するのはエグいものだが、彼女自身はその映画内で「自分らしく」の方を貫いている
その後のハリウッドの生活というものも「妄想の一部」とも考えられるので、そう言ったことをアレコレ考えながら観るのが良いのかな、と思った
ビデオは日本製
犯人父だと分かってしまうよね
父しかいないよね笑
XもPearlもハラハラ感があって楽しかったけど
三部作目は
怖さもエロさも半減という感じ
この映画だけみてたら良かったかもだけど、一部、二部観ていたら
期待値上がるし
ビデオ屋のお兄さんとても好きなキャラだった
映画女優
結局3部作とも見てしまった・・・
期待ほどの恐怖は無かった
80年代の猥雑さがある風景や主演のミア・ゴスなどは良かったと思います。
前半も不穏な緊迫感があり良かったと思います。
が、期待していたほどの恐怖、ホラー感やスリラー感は無かったというか。
敢えて当時のホラーやスリラー映画に寄せていると思いますが、誇張したパロディのように感じました。
犯人の震える手とか、クライマックスの刑事とか、ギャグだよなと。
パロディなコメディでも良いのですが、クライマックスの犯人判明とか犯人との対決とかに、あまり乗れなかったもので。
マキシーンは、基本、主役の座を守るために行動していると思われますが。
しかし、過去の罪悪感とか、友人を殺された衝撃とか、次の被害者を助けるためとか、そういうところにも触れる割には、結局ボヤっとしている印象で消化不良というか。
父親の正体もよく分からず、父親との関係性もよく分からなかったので、あまりカタルシスも感じなかったというか。
エンドロールの最後まで見ると、この作品全体がレンタルビデオ時代のスリラー映画という体のパロディですよ、ということなのだろうかと。
オマージュとか元ネタなど詳しく分かれば、もっと面白かったのかも知れません。
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