グラディエーターII 英雄を呼ぶ声のレビュー・感想・評価
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前作と合わせて一つの剣闘士(グラディエーター)の物語
アカデミー賞で、作品賞など5部門を受賞した前作「グラディエーター」の続編として、24年ぶりに製作された映画。
前作が良かっただけに、今作もかなり期待して鑑賞しました。
まず、この作品の主人公・ルシアスが実は前作の主人公だったマキシマスの息子という設定には驚いた。しかも、ローマ皇帝の血筋をひいているルシアスが、なぜ異国の地にいるのかというのも不思議でしたが、物語が進展するなかで理由も分かるなど構成も良かった。
主人公・ルシアスが歩む道のりも、父であるマキシマスと同じ道を歩む姿から前作を彷彿とさせる内容で、気付いたら物語の世界に没入していました。
そして、コロセウムでのシーンは前作を圧倒するようなシーンが盛り込まれていて、特に海戦シーンの再現は凄いとしか言いようがなかった。この作品、映画館などの大画面で見たらもっと迫力があっただろうなと感じました。
ルシアスを利用して、皇帝の座を狙っていたデンゼル・ワシントン演じるマクリヌスの狡猾さも、物語を一層引き立て役になっていたので良かった。
自分としては、前作同様に面白い作品で上映時間は148分ありましたが、長いとは思わないほど楽しむことができた映画でした。
野望に駆られた男
世代を引き継がれた男の物語だが、主人公よりも国を乗っ取る男の野望を中心に描かれている様に感じられた。
なので主人公を魅力があまり伝わって来なかった。
ただ前作以上にこの時代の映像美は素晴らしい。
特にグラディエーターの海上戦のカメラワークは秀逸に思えた。あの競技場でのシュチュエーションはありえないんだけど。
タイトルなし(ネタバレ)
1点を付けている人が多く、期待感0で視聴。
良い意味で裏切られた。個人的だが、1は素晴らしいもちろん良かった。
でもでもでも~ やっぱりハッピーエンドではないけど、スッキリ終わりたいと
思ってました。悲しい感じで終わるのは嫌いじゃないけどⅡも同じように
志半ばで終わるのかとドキドキでしたが、細かい部分気にしなければ
これはこれでありだと思う。戦闘シーンも楽しかった。馬鹿になって観れば
泣ける。
デンゼル好きだけど違和感
前半は面白かった。
思っていたより1の要素を引き継いでおり思い出すのに苦労したが、重厚な世界観や迫力のある戦闘シーンなど、さすがリドリー・スコットといったところ。
特にコロッセウムで海戦を行うところは(無理があると思いつつも)楽しく見れた。
ただ後半にいくに連れて色々と粗が目立つ展開になっていってしまったのが残念。
前作で感じたような、クライマックスに向けてドキドキする感じや、結末における感動は今回は感じられなかった。
また、やはりデンゼルがノイズになってしまっていた。
デンゼルは私が最も好きな俳優の一人だが、彼のアメリカ英語や現代黒人らしい振る舞いの演技が、古代ローマの舞台では違和感が強く没入感を薄めてしまっていた。
黒人がローマ帝国の事実上トップに上り詰めるというのもさすがに・・・
1はまたいつかきっと見るだろうが、今作はもう一度見ることはないかもしれない。
闘技場での再現を観る私達って・・・
2024/12/1映画館で鑑賞後に下書きしてから随分日が経ってしまった・・・
冒頭のローマ軍の船団が侵攻するバトルシーンから物凄いスペクタクル。久々のスペクタクル映画でとても良かった。中程のコロセウムに水を張って海戦を再現、すごい見世物。それを実際にやったかのように映画の中で再現の再現をやってみせるとは恐れ入った。本当にコロセウムでこんなことやったのだろうか?と思うが、やれた気がするほどの映像。
ただ、残虐な殺し合いの見世物に映画の中のローマ市民と一緒になって楽しんでしまうのは違うかなぁと、複雑な気持ちになりました。一体どういう立場で観るべきなのかと。
汚名返上?
巨匠リドリー・スコットには、ナポレオンで心底ガッカリでしたが、シナリオがシンプルになれば、映像の素晴らしさが際立って、極上のエンタメ作品に。
前作の焼き直しのようなストーリーなれど、デンゼル・ワシントン演じる不敵な策士マクヌリスの存在感で最後まで飽きさせません。暴君ふたりを手玉に取るところなんぞ、痛快ピカレスクです。
でも、やっぱり主人公ルシアス(ポール・メスカル)を筆頭にグラディエーターたちの戦闘シーン、肉体美が圧巻!特に特にコロッセオを巨大プールに仕立てて、歴史的海戦を再現するなんて、ハリウッドの面目躍如⁈
妻の悲劇も悲しい親子の再会と別れも、なんだかまったく感情移入できませんが、枝葉末節と割り切って、スペクタルなエンタメを存分に楽しみませう!
ギリギリで大スクリーン上映に間に合って良かった!
迫力!
前作は観ているはずだが昔すぎて全く覚えてない。
それでも面白かった。
はじめは勧善懲悪の時代劇的なやつなんかなーと見始めて、だんだん、権謀術数うずまく政治劇なんかなー、と思ってきてたら、コロッセオの戦闘シーンで、あっ!この映画ってリアリティとかじゃないんだー、と気づいたという…。
大量の海水入れてサメ泳がせたり、海戦を再現したりとか、すごいんだけど、僕はちょっと白けたかなー。
アイデンティティの危機と乗り越え、とかなくていいの?
アイデンティティの危機と乗り越え、とかそういうものはなくてもいいのかなー。
自分がローマの皇帝の一族である事を知りながら、あえてヌミディアの民と共にローマ軍と戦ってるのだから、既に相当なアイデンティティの変容を経験してるハズ。
そこからもう一回転して、ローマの理想に目覚め直すんだから、相当な強度の試練(精神的にも)を経て自分を見つめ直す必要があると思うんだが、なんかスルスルと行っちゃう。目の前に悪き皇帝がいるのに何もせず、なんだか普通に格闘士となり(自暴自棄になったりしないの?)、将軍を殺してもあっさりスミマセンでした、という感じ。
脚本の書き方みたいな風に言うと、ぜんぜん「アーク」がない。
おそらく、ローマの夢は、アメリカの夢で、暴君から逃れ、対立を超えて、もう一度夢を取り戻そう、というのがメッセージかとは思うんだけど、伝わらないよね。言葉としては伝わるけど、スルーな感じ。
あと、今どき白塗りの狂皇帝というのもいかがなものだろうか。
途中で性格変わったんか
貴種流離譚を具体的に目の当たりにすると、自分を育ててくれた人たちが悉く殺される人生をよくぞここまで生きたなあ、あの妻は本当に多くのことを教えてくれたんだろうなあ(ニワトリにやさしくするとか)とか関心する。
後半から急に貴種に目覚めすぎでは?感は否めないけど、コロシアム海戦とかヘイルドンドュスとか好きなので良しとします。
絶望より始めよ
前作予習の上鑑賞。
マキシマスの死後の世界の話。マキシマスの血を引き継ぐ主人公(ルシウス)がグリディエーターとして、妻を殺した敵や独裁的な王政に復讐する物語。
世界観は前作同様の雰囲気となっている。オープニングの土で作った絵画のような前作の回顧がおしゃれだった。前作同様家族を失った者が単身で復讐するストーリー。前作は陸での戦いがメインだったが、本作は海での戦いがメインとなっている。構成も全体的に前作を踏襲している部分が多い。前作を楽しめた方なら本作も問題なく楽しめる形となっている。
ただ1点改善するならば、ルシアスの絶望感をより強く描いたほうがいい。前作のマキシマスは王に一度背いただけで次の日には家族が惨殺され、また信頼し合っていた前王も亡くなり何も持たざるものとなった。そこからグラディエーターとしてのすべては始まった。しかし、本作の場合、その要素は弱い。アクシデント的に死ぬ妻や母の死も相手の強い悪意を感じるものではなかった。私は復讐劇を描く際に最も重要なことは、敵対するものからこれ以上ない屈辱を受けることだと考えている。
前作と比較して敵対するものが少し複雑になっているのも減点要素となる。
時を経て偉大なる前作の続編を描くことは簡単なことではないと感じた。
期待しすぎた、、、が映像はさすが
ちょっと辛口ですが、まず今回の主人公ルシウスに全く感情移入できなかった。
そのわけとして俳優さんが喜怒哀楽の表情分かりづらい役者さんだったので憎しみや
怒りがあまり伝わってこなかった。あとちょっとほかのグラディエーターと
比較しても体格が小さすぎて「強い」ということに納得感がなく。。。
そういう意味では前作のラッセルクロウはオーラがあったなあ。
あとはデンゼル・ワシントンが今回のラスボスということが中盤までわからずに
なんなら奴隷上がりでルシウスに共感する味方サイドとすら思ってたので、
最後の対決でカタルシスが一切なかった。
あとなんか脚本がなあ。。
でも映像はさすがでした。金はかかってる。
前作がすごくおもしろかったので期待大でしたが
期待値はかなり下回りました。おすすめはあまりしません。
何かが…足りない
グラディエーターの続編。
おおむね面白かったけど、皇帝カラカラが暗愚な権力者のステレオタイプすぎて、なぜ皇帝になれたのか説得力なさすぎ…、どうせ実像とはかけ離れてるのだから、もうちょっと敵役として肉付けして欲しかった。
ホアキンが演じたネロのような底知れぬ怖さもなく、元老院の権力も感じられなかったので、ローマ兵たちが追従しているのがアホに見えてしまう。
こんな皇帝見限って、アカシウス側についちゃえよ! って、その展開だと主人公ルシアスが不用になっちゃうのだが(笑、心の中でなんど叫んだか。
なまじ、自分がローマ史をかじったので、余計もやもやしたのかもしれない。
デンゼルもペドロも貫禄の存在感、
運命のいたずらと血の因縁など歴史絵巻としてスケールたっぷりなのだが、
うちふるえるほどのカタルシスはなく。
ラッセル・クロウの影がちらつく。
気がつけば、去年も、年末にリドリースコット作品を観ていた。
御仁、尺が長いのは、余りよくない傾向かと。
映画館で観るべき作品。必ず前作の予習をして見て。
面白かったです。
こういう作品て、わ〜!お〜!って盛り上がれていいですよね。
特に細かいことを考えずに見れて、迫力あって、見ていてパワーをもらえます。
それでも気になったのは、最初の戦いに出てくる動物。ありゃなんじゃ。
犬? いや、猿?
とても現代に生きる生き物にはいない感じ。当時のローマにはいた絶滅した動物?
動きもウソっぽい。
途中に出てくる鮫もちょっとCGっぽさが目立ったので、生き物作るの苦手なのかなと思った。
デンゼル・ワシントンの役は、過去をやたらぼかすから、「あれでしょ?グラディエーター1でマキシマスの親友になった黒人なんでしょ?」
皇帝を暗殺するあたりも、「ほらほら、民衆のために今まで計画してたんでしょ?」と思ったら違った……。思わせぶりしないでよ。
それと、主人公の字幕の一人称が、気になった。
高貴な生まれ感を出すためか、一人称が「私」。
でも、身分を偽って地方の農民兼兵士を語るなら、「俺」のほうがいいんじゃないかなと思う。キャラクター的にも。
途中、だれが言ってる台詞なのか混乱する場面があった。
ルッシラさんといい、グラックス議員といい、24 年?ぶりの続編にでてくれたのはうれしい。
今回の子役は仕方ないけど、続編で違う俳優さんが演じるのは萎えるので。
マシマシ❗️
前作で綺麗に終わり劇場で泣いた思い出が。今回は隠し子❓が主役でびっくり❗️
ストーリーのメインはコロシアム体験と言って良いぐらいに猛獣ありに海戦にサメまで残酷度はマシマシ❗️
主人公よりも悪のデンゼルが目立ちまくりで話はストレートとわかりやすい。
リドスコ監督ますますパワフル❗️
絵にかいたような筋を絵にしてる力業
レビュータイトルどおり、流浪の王子が帰還して個の力でのし上がり、ラストには1万人を前に演説して鬨の声が上がったりする。途中二重三重の復讐や仲間との出会い、カマリア、じゃないや、生き別れた母とも複雑な再会、いろいろと絵にかいたような筋ではあるが、冒頭から絵でねじ伏せられて全く快感の連続なのである。コロッセオに作られた人工の海、あの水の色はさすがにアカンじゃろう。それにしてもデンゼルワシントン、あそこまでのし上がるのは並大抵ではない。悪者にしておくのは惜しい逸材じゃ。
北野武氏が激賞したのも納得の大迫力のアクションシーンは必見
他人の作品を褒める印象がない北野武氏が激賞した『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(2024)を映画の日(12/1)、TOHOシネマズ日比谷さんのIMAXにて鑑賞。
一部ネタバレあり。
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(2024)
『グラディエーター』(2000)の主役マキシマス(演:ラッセル・クロウ)の死から16年後の生き永らえた子息ルシアス(演:ポール・メリカス)を描いた続編、グラディエーター・サーガ。
ルシアスが剣闘士(グラディエーター)として頭角を現すまでの序盤は前作のストーリーを継承していますが、公開から四半世紀が経ちCG技術も飛躍的に進歩、コロッセオでのアクションシーンも大迫力でIMAXのスクリーンに映え、掛け値なしに観て損は無かったですね。前作は敵役ルキウス皇帝(演:ホアキン・フェニックス)の狂気を帯びた演技が出色でしたが、今作は奴隷商人のマクリヌス(演:デンゼル・ワシントン)が本人のキャリアでも珍しい悪漢を憎々しく見事に演じていましたね。
主役のポール・メリカスも『aftersun/アフターサン』(2022)、『異人たち』(2023)ではマッチョなイメージは一切ないのですが、本作ではビルドアップされた説得力ある体躯で驚きましたね。
サーガとしても24年越しに大団円での完結。ぜひ前作を復習した後の鑑賞をおススメしますね。
しかし『最後の決闘裁判』(2021)、『ハウス・オブ・グッチ』(2021)、『ナポレオン』(2023)と老いて益々盛んなリドリー・スコット監督には脱帽です。
落ち着けよリドリー、と俺は言った
前作は劇場未鑑賞、懐かしのレンタルビデオで鑑賞。
老いて益々盛んなサー・リドリー・スコット監督自身の24年ぶりの続編。
前作は、ローマ史劇と云えばのチャールトン・ヘストン『ベンハー』をテレビ放映時に夢中で何度も観てたので、あの戦車戦の興奮とキリストの奇跡は越えられず一度観ただけ。
思い出補正されたベンハーと比べるのもフェアでは無いとは思ったが、ラッセル・クロウが苦手なもんでノレなかった。なので見直しなし。
その続編である本作開始のスコットフリーのロゴから切れ目無いドローイング風の前作のダイジェストには、おお気合い入ってるなぁと思いましたし、冒頭の海戦も魅せるし、コロッセオの海戦も良い。実際にはサメを放つほど深いプールだったかは、ご愛嬌。
見せ場も多いし、話もストレートで何の捻りもないけど飽きさせない。
前作の復讐劇に比べるとカタルシスが弱いけど、主人公の出生があーそうなんだと記憶が曖昧なのでノイズにならなかったので、サクサク見れた。
主役のポール・メスカルは派手さの無い手堅い演技で少し押しが弱いが、デンゼル・ワシントンが嬉々として悪を演じてて良かった。
サー・リドリーにしては直球勝負でらしくなく、オマケにデンゼルがノリノリだったので、まるで亡き実弟トニー・スコットの作品のようだなぁと思いました。
兎に角、最近のリドリー御大の多作ぶりは物凄いし、本作も予算と撮影日数余らす早撮りだったそうで、24年開けての続編製作とか、エイリアンシリーズとかブレードランナーの展開とか、念願だったナポレオンとか、リドリー御大の終活なのか思ってしまう。
ただ如何せんどれも薄味な気がする。
脚本を書く人では無いので、誰かこの御大が持つビジュアリストの才能を全て吐き出すような、もの凄いオリジナルのSF脚本とか未映像化のSF小説の脚本とか与えて、じっくり腰を据えて奇跡の一本を撮れって説教してくれないかと思う。
もう少し大物感あったら良かった
豪華で迫力ある映像は凄いが、肝心の主演のポール・メスカルがなんか小モノでもうちょっと大物感ある人が良かったような。べドロ・パスカル、デンゼル・ワシントンの存在感溢れる脇役に食われてしまった感がある。
国を思うローマの大将軍アカシウスが大変かっこいい、すぐに死亡フラグ立ってしまって、その通りになるのが残念。生き延びてルシアスの良き片腕となってローマの再建に尽くす、みたいなら良かったな。史実はさておき。
ペドロ・パスカル、最近何かで見た、と思ったら、ストレンジ・ウェイ・ライフの彼でしたね。
デンゼル・ワシントンがさすがの悪役。
ハンノはマキシマスの息子、これって親子の話だったのか
ハンノの子役は、ハーレイ・ジョエル・オスメントに見えてしまって。。。
ラストにカタルシスが感じられず残念
大作には違いないがどこか精彩を欠くもったいない映画という印象です。
リドリー・スコットもお年を召したということでしょうか
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