グラディエーターII 英雄を呼ぶ声のレビュー・感想・評価
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ご都合主義だが大正解映画
蛮族の将軍捕らえてグラディエーターにしたら実は皇帝の血を引く唯一の王子でしたってか!
映画観る前からなんとなく主人公、ルシウスかな?って思ってたけど!
マキシマスの血流れてるだけあって強い!笑
めちゃくちゃご都合主義なんやけど、まぁ面白い!
そして映像すごすぎる!
敵の双子の王(ロムルスとレムス)もローマの成り立ちの起源の狼の双子なのもさすがリドスコ!
つーか、エイリアンロムルスは、グラディエーターの予告か?ってなる
凄すぎるぜリドクコ😳
最初の蛮族の王?がまさかのスパルタカスのオエノマウス!あっさり死んじゃったけど、この人全然変わってなくて笑った🤣
そんでペドロパスカルかっこよすぎやろ
何回か泣いたw
個人的には一番好きなのは海のコロッセオシーン!
これはBlu-ray買うの確定👍
伝説の作品の続編
人生の映画〇本!みたいなのを選べと言われれば必ず入るくらい前作の大ファンだった。あの衝撃から20余年、まさかの続編公開に期待と不安が入り交じったが、ネタバレは本編でしたかったので前知識はほぼ入れずに鑑賞。
世界観そのままに前作とストーリーが密接に交差する正当な続編だった。脚本は緻密に作られているし、非常に分かりやすい作りになっていて、ストーリーも普通に面白い。
が、どうしても二番煎じ感が否めない。シリーズの魅力である「主人公の数奇な運命」が、2代続くとなるとファンタジー色が強くなってしまうし、闘技場で対戦する猛獣に至っては完全にやりすぎでバランス感覚が崩壊しているように思えた。
悪くはなかったのだが、前作があまりに偉大だったと言う印象で採点は非常に悩んだ。
ローマの夢
『グラディエーター』が映画界に影響与えたものは大きい。
世界中で大ヒットし、アカデミー賞5冠。ハリウッドに再び史劇スペクタクルブーム。90年代後半低迷していたリドリー・スコットは完全復活。ラッセル・クロウはトップスターの座を揺るぎないものとし、ホアキン・フェニックスも大きく注目される事に。
2000年代の幕開けと共に刻んだ新たな伝説。
続編の噂はもう随分前から聞いていたが、まさか本当に作られるとは…!
前作は完璧に完結。改めて見直したが、やはり素晴らしい!
安易な続編はそれこそローマ帝国の滅亡を招くようなもの。
しかし、剣闘士リドリー・スコットは再びコロッセオに立つ。自らの手で。
まず気になるのは、どういう物語で、誰が主人公か。
これについては徐々に情報が解禁されていったが、特に主人公の設定については公開まで伏せておいた方が良かったかもしれない。その方が驚きを持って見れたから。
でも、分かった上で見ても、これはこれで何かの因果に思える。
『グラディエーター』は前作でも今作でも、運命に翻弄され、抗い、信念を持って挑んでいくのだ。
ローマ帝国の偉大な将軍から奴隷へ。そしてグラディエーターへ。
マキシマスが愚帝コモドゥスに復讐を果たすも命尽き、先帝アウレリウスの“ローマの夢”を繋いだかに思えたが…。
16年後。ゲタとカラカラの双子皇帝により、ローマは悪政と腐敗が蔓延っていた。
アフリカ北部の国ヌミディア。妻と穏やかに暮らすハンノは、争いが起これば妻と共に戦地へ赴く勇敢な兵士だった。
ローマ軍が侵攻。その闘いの中でハンノは妻を失い、奴隷に身分を落とす。
ローマ軍将軍アカシウスに復讐を誓う…。
話の立ち上がりは概ね前作を踏襲。
が、この序盤は前作より遥かに弱い気がした。
前作は高々冒頭だけだが、マキシマスが如何に家族や故郷を愛していたか、コモドゥスへの憎しみが充分過ぎるほどドラマチックに描かれていた。
今回は似通っているように思えて、ちょっと淡白な感じが…。
前作が辿った道をこの温度で進んでいくのかと思いきや、前作を踏襲しつつもまた違った展開に。
奴隷となったハンノは闘技で秀でた闘いを見せ、商人のマクリヌスに買われる。
マクリヌスの商い手腕とハンノの力で、コロッセオへ。
グラディエーターとして、ハンノはアカシウスへの復讐に近付くが…。
…と、ここまでは前作とほぼ同じ。
アカシウスは前作のコモドゥスのような憎き復讐相手と思ったが、ここが“違った”所。
このアカシウス、マキシマスのような偉大な将軍なのだ。
歴戦の英雄。軍は忠誠を誓い、民から絶大な人気。気高い性格。が、双子皇帝からは功績は認められつつも、疎まれている。ローマや民の為に、皇帝へのクーデターを企てる…。
人物像はマキシマスのようであっても、ハンノにとっては仇。善と悪について考えさせられる。
マキシマスやハンノがそうであるように、アカシウスも妻を愛す。
アカシウスの妻というのが、何とルッシラ…!
アウレリウスの娘で、コモドゥスの姉。マキシマスとは愛し合った過去が…。
ルッシラにはルシアスという息子がいたが、彼は…?
今回の設定絡めた空白の期間。前作後、何があったか明かされる…。
コモドゥス亡き後、皇位継承争いに息子が巻き込まれる事を危惧したルッシラは、密かにルシアスをローマから逃がした。いつの日か再びローマに呼び戻す事を…。が、それは叶わず、16年の歳月が流れた。
ルシアスはやがてヌミディアに辿り着き、そこで成長し、勇敢な兵士となり、妻を娶り、名を変え…。
そう。ハンノこそ、ルシアスなのだ。
コロッセオの闘いで、母は息子に気付く。あの仕草…。
闘技後、ルッシラはコロッセオの地下室で、密かにハンノと会う。
母と息子の再会は、感動的なものではなかった。
母に見棄てられた事で、母でも息子でもない、赤の他人。寧ろ、愛妻を殺した将軍の妻。
拒むハンノに、ルッシラは父親について語る。
あなたの闘いぶりは父親のよう。父親もかつてコロッセオで闘った。最も偉大なグラディエーターとして。その名は…
マキシマス。
ハンノ…つまり、ルシアスはルッシラとマキシマスの間に産まれた子だったのだ…!
今回の主人公の設定が解禁された時、驚いたのがこれ。
マキシマスには故郷に殺された息子がいたが、何とルシアスも息子だった…!
前作で別の父親がいるとされていたが、確かにその辺はちと曖昧だった。ルッシラとマキシマスが昔恋仲だったのは前作を見てれば分かる。
この設定を知ってから前作を見直すと、マキシマスとまだ幼いルシアスの対面シーンに何やら感情が沸き上がる。果たしてマキシマスはこの事を知っていたのか…?
ちょっと強引な後付け設定な気もしない訳はない。
が、父と似たような道を息子が歩む。これを新味ナシと見るか数奇な因果と見るかで評価が分かれそう。
私は後者。因果めいたドラマチックな展開に、やっと物語も熱くなってきた。
民を沸かせる新たなグラディエーターとして、人気を博したハンノ。
遂に因縁のアカシウスと闘い。
前作のマキシマス対コモドゥスのような決着になるかと思いきや、意外な展開に。
前作はシンプルな復讐劇だったが、似通っていると見せて続編は同じ道を辿らない。
グラディエーター、将軍、その妻、皇帝、そしてもう一人。各々の思惑とドラマが交錯する…。
劇場大スクリーンで見るべきリドリー演出。
超大作は専売特許だが、待ってましたの『グラディエーター』!
アクションやスペクタクルは無条件で期待上がり、それに応えてくれた。
肉体と肉体、剣と剣がぶつかり合う闘いは勿論、前作はトラだったが、今回は別の猛獣“たち”。
人を噛み殺すほど凶暴なヒヒ。戦車のような巨大なサイ。極め付けはコロッセオに水を張り、人食いサメを放ち…。
本当にあんな凶暴なヒヒいるの…? どうやって水を張ったの…?抜いたの…? 実際にこんな闘技あったの…?
などなど疑問やツッコミも沸いたが、一対一のみならず、猛獣サバイバル、海に見立てた洋上戦など、さらに激化したコロッセオでの闘いやアイデア凝らしたショーアップに、血沸き肉躍りエンタメ魂が燃えた。
映像、美術、衣装、音響、VFXのクオリティーは言うまでもなく。前作もそうだが、こういう作品にこそ巨額予算は使われるべき。
強いて言うなら、ハンス・ジマーのあの音楽が流れなかったのが残念…。
イケメン少年だったスペンサー・トリート・クラークが男臭いポール・メスカルに。『aftersun/アフターサン』『異人たち』で繊細な演技を魅せたメスカルのイメチェンにも驚き。
英雄であり仇でもあるペドロ・パスカルもカッコいい。
でも、ポールとペドロがちと風貌が似てるので、序盤は少々どっちがどっちだっけと…。
前作からの続投。コニー・ニールセンも美貌衰えず。
双子皇帝、ジョゼフ・クインとフレッド・ヘッキンジャーの怪演。
だけど、キャストの中で誰より場をさらっていたのは、デンゼル・ワシントン。
ハンノを買った商人で前作のオリヴァー・リードの役回りかと思いきや、実は彼こそ今回のラスボス。
元奴隷。富を築いた商人へ。皇帝にも取り入り側近になるが、その座だけに留まらない。双子皇帝の一方をそそのかし殺させ、もう一方を自らの手で…。その野心は双子皇帝に代わって、ローマの新たな皇帝へ…!
予断許さない存在ながら、その野心と成り上がりには感服。各々の思惑やドラマを、デンゼルが一人で握り潰すかのよう。
双子皇帝の独裁。
マクリヌスの野心。
それがローマの夢か…?
否!
ローマを再び民の手に。自由を。平和を。
祖父アウレリウスの夢。
父マキシマスの夢。
志半ばで…。
アカシウスもまた。彼の夢でもあった。
その意志を受け継ぐ。
この血の中に。この肉の中に。それが力となる。
もう身分を隠さない。
アウレリウスの孫。マキシマスの息子。
正統なる後継者、ルシアス。
民と共に、ローマの夢の為に。
今年一番とか前作超えとまでは言わないが、これぞスペクタクル! これぞエンターテイメント! これぞ映画!
リドリー・スコット万歳!
『グラディエーター』万歳!
近年稀にみる駄作
今作の主人公ルシアスが、前作の主人公マキシマスの息子と言う設定、、これこそが今作をここまでの駄作にしてしまった根本要因だ。
前作の主人公マキシマスの息子と今作の主人公ルシアスの年齢は、ほぼ同じ(前作の作中にそれを示すセリフあり)である。
と言う事は、今作の主人公ルシアスがマキシマスの息子であるとするならば、マキシマスは愛する妻がいるにも関わらず、父親の様に愛し、尊敬し、慕っていたマルクスアウレリウスの娘と不倫をしていた事になるが、前作を観て、マキシマスがその様な事をする人物だと思えるだろうか?
マキシマスが妻と子の住む家を離れてゲルマニアの戦地に持参した、妻と子を模した小さな木彫りの像に向かって、「先祖の霊よ、お導きを。天なる母よ、私に道を示し、天なる父よ、妻子を守りたまえ。家族こそ私の生きる力。先祖を敬い、その教えに恥じぬ生き方を。」と祈りを捧げるのです。
そんなマキシマスが、妻以外の女性と子供をつくるでしょうか?
ルシアスがマキシマスの息子であるなら、観客が納得する様な説明を劇中で描くべきだが、その様な事もせず、ただ、ルッシラのセリフでのみマキシマスの息子である、と強引に成立させた為、ルシアスに感情移入も出来ず、ルシアスの行動に感動する事も心を打たれる事も無い。
そして、今作の主人公ルシアスの復讐の動機が「妻が殺害された」事に発しているが、ルシアスの妻は軍人だ。
自国に攻め込んで来た軍隊と戦い、軍人であるなら、その最中に命を落とす事は当然予想しておくべきであり、そうさせたく無いなら、妻が軍人である事を絶対に止めさせるべきである。
しかし、ルシアスはその様な素ぶりも見せず妻と共に鎧を身に纏い、戦場に赴き、妻が命を落とした事を復讐の動機として、相手国の将軍を倒す事を目的とするが、動機の設定が杜撰過ぎる。
その杜撰な設定のまま、奴隷商人に買われ、最初に闘う相手がCGで造られた筋骨隆々の猿の大軍だ。
猿の大軍の後は、鎧甲冑を身に着けた巨大なサイ、海のごとくにコロシアムに溜められたサメが泳ぎ回る海水の中での軍船での闘いと、荒唐無稽なアクションがこれでもかと連続する。
時折り、前作を思い起こさせるシーンや行動を混ぜ込んで来るが、杜撰な設定と荒唐無稽なアクションの連続で辟易している中では、その様な場面も空虚に感じられ、全く響かない。
終盤、グラディエーター達がルシアスをリーダーとして、なぜここまで連帯感を持ったのかも描き方が甘い為、よく分からない。
そして、最終的にはルシアスと異常に強いマクリヌス(デンゼルワシントン)が一騎打ちをし、ルシアスは辛うじてマクリヌスを倒し、「ローマに平和を」と、あまりにお粗末な決着の付け方で終了。
ラストシーン、コロシアムでルシアスが「父よ。私に声をお聞かせ下さい。」と言うが、マキシマスが父親と言う設定を観客に納得させていない為、全く心を打たない。
この映画を簡単に説明するなら、「大金をかけた、デンゼルワシントン主演の歴史バトルアクションムービー。」が相応しいだろう。
1は傑作、2は駄作、、これはよくあるパターンだか、せめて、あの素晴らしい名作である前作を汚すのだけは止めて欲しかった。
安定のリドリー・スコットが創る歴史大作。
ローマが舞台となると、重厚な歴史ドラマかと思いきや、現代的なエンタメ性を織り込んだ歴史"創作"ドラマと言えるかもしれない。
コロシアムにサメは、なかなかの驚きだが、サイに、サルのような動物にと、過剰と言えば、過剰な演出が続く。
ちょっと気になったのは、サルを後ろから鎖で締め上げる場面での鎖のゆるみや、戦闘シーンの力感にゆるさを感じる部分があった。
剣を持ってもみ合うシーンでも、剣を持った手はかなりフリーだった。
このあたりは、もう少し力感を込めたシーンにして欲しかったと思う。
同じような映画を作ってもインパクトがないので、創作を入れて作るということになると思うのだが、少し気が散ってしまった感は否めない。
「最後の決闘裁判」あたりのシンプルなテーマの方が見ごたえがあったと感じる。
とはいえ、スケール感があり、エキストラの隅々まで映像を作り込んだ作品であることは間違いない。
最下層から勝ち抜いて英雄となったひとりの男と、それを取り巻く人々のドラマだ。
良かった!
前作と比べてしまうが、僕は理屈抜きに面白かったよ。
デンゼルワシントンには、驚いた。主人公はあまり馴染みがないんで最初は戸惑ったが、話が進むにつれて親しみ感じました。やはり、大国を率いるには、人間の魅力が必要だね。
ビジュアルはカッコいいのに、 物語はあまりテンションあがらない作劇
以下ネタバレ
序盤の城壁戦は
過剰すぎず、地味でもない
手慣れたリアルな戦闘が「ナポレオン」よりテンポよく、
見やすい映像つくりになっていて
さすがリドリーすげーとテンションがあがりました。
リドリー・スコットの歴史を扱った映画は
構図や照明に西洋美術の美意識がたくさん盛り込まれて、
衣装、部屋の装飾や調度品も丁寧な印象があり、
日本の日常とは別世界を体験する
現実逃避の楽しさがありました。
マッドマックスのような問答無用なサバイバル感を
期待していなかったためか、
マントヒヒっぽい猿がでてきたときは
「あれ?過剰演出動物だ」
と思いつつ、
ま、猿くらいはありかなと思いましたが、
サイを乗りこなすシーンでは、
荒唐無稽な印象が強くなり、
前作の虎くらいにとどめといたら
リアルな緊張感なのにと思いました。
史実かどうかしらないけれど
サメがでてきた中盤は
ユニバーサル・スタジオのアトラクションの
「ウォーターワールド」感のある、
コロッセオプールの海洋バトルシーンは
過剰演出動物の方が気になり、
「サメの飼育や運搬とかどうしてるんだろう?」
と戦闘シーンのノイズになりました。
史実かどうかしらないけれど
ペットの猿のシーンは
特に面白くなく、
後半の元老院でのデンゼル芝居は
少しコントっぽくて、
序盤の海上の城壁戦にあった
緊張感はなくなっていて残念でした。
序盤の海上の城壁戦の流れで
主人公がローマ軍の将軍をターゲットにした復讐劇の展開が、
「実は王子だった」と明確化されるあたりから、
主人公が思春期な振る舞いをみせて
物語の緊張感がなくなり、
白塗り兄弟のあざといぼんくらすぎな設定と
デンゼル・ワシントンの野望達成のための会話劇
に今いちのれず、
映画全体の
ビジュアルはカッコいいのに、
物語はあまりテンションあがらない作劇で
そもそも主人公って
前作ラッセル・クロウの主人公の子供だったけ?
とか思ったりしつつ、
リドリー・スコットファンとしては
迫力ある映像体験できたので
まっいいかと思う映画でした。
映画館で鑑賞してから
5日後、買ったままだった
Blu-rayの「グラディエーター」の
劇場公開版を字幕版で鑑賞。
24年前の前作の方がスケール感があり、
映像がかっこよかった。
一作目にとても及ばない駄作
テクノロジーと王道ストーリーが融合した史劇の誕生
1 娯楽性に富んだ史劇の続編にして、市民に寄り添う政道を説く
2 前作の後、民衆から乖離した政治が続き市民の不満は高まっていた。そのころ一人の奴隷が氏素性を隠し剣士として闘技場に表れ、名を上げ市民の歓声を浴びていた。政権内においては、強権を振るう皇帝に対し、賢帝時代の正しき姿に戻そうとした者たちがいた。果
たして、剣士は何者で、ローマ帝国の行く末は・・・。
3 本作は、史実の断片と作り事の虚実をないまぜにしながら娯楽性に富んだ史劇となった。
基本的には、多数の悪と小数の善の対立があり、それぞれに付いた悪役とヒーローが最後に決死の闘いで決着を付ける話である。前作はできればアマプラ辺りで見た方が良いと感じた。少なからず繋がりがあります。
4 その中にあって、怒りと悲しみに満ちた剣士が運命に導かれるように悪を一掃し、ローマ市民に平和をもたらす姿は拍手喝采ものである。加えて、冒頭の海戦のシーンや闘技場での闘いの場面は最新のテクノロジーを駆使し、迫力があった。このことで、骨太のストーリーに娯楽性がトッピングされた。
5 剣士の正体が明かされ、まさかこんなゴリゴリになるとは!と驚かされた。そして、将軍の堂々とした振る舞いや奸計に長けた悪役の存在が印象に残った。皇帝の扱いは戯画的過ぎた。
洋画では今年一番かな
昨日ガンダムSEEDが終映でしたが、こちらの方も気になり何方を観ようか迷いましたかまだ結局SEEDを観た為、連日の映画館詣りです。
上映時間が150分近くありますが長さを感じない程に見入ってしまいました。今年の洋画ではベストかと。
これから観られる方は是非前作を鑑賞してから観ることをおすすめします。(観てからもう一度観たい)
前作の主人公の息子がローマ帝国の将軍に復讐する話かと思えばちょっと違うようで、デンゼル=ワシントン扮する武器商人に利用される話でした。
尺が長い割には話は複雑ではありませんが、主人公に都合の良いように助っ人が現るのはご都合展開かと(笑)
ただ最後に主人公は大切な人たち(妻、母)を失ったまま、亡き父にすがる言葉を吐き終わってしまったので救いがないようにも感じましたね。戦争なんて碌なもんじゃないと。
ただ最初のローマ軍軍船との攻城戦やコロシアム内の海戦シーンは凄いの一言です。
もしかしてリドリースコット監督、ポリコレなんてクソ喰らえって言いたいんですかね(笑)
悪物が(黒人、ホモ)最後にいい感じで殺されちゃったので(笑)
ああ、マキシマス
グラディエーターぶりを満喫
リドリー・スコット監督自身の手による24年ぶりの続編ということで、前日1作目を視聴してからの観賞。続編は劣化するというのは昭和の頃の話で、この作品も全く劣ることなく逆にパワーアップ。個人的には甲乙付けがたいくらい古代ローマの世界に没入。
前作の善悪の構図は至ってシンプルだったが、今回はいろいろ捻られている分、面白味が増している。予告編など予備知識無しで見ただけに尚更。
そして前作同様今回もローマ皇帝は実在した人物。その人物像や功績は異なる設定になっているものの若いふたりの俳優が素晴らしい怪演を見せている。グラディエーターを斡旋するデンゼル・ワシントンの狡獪さも凄い。
主人公は前作のラッセル・クロウほどのネームバリューはないがグラディエーターぶりを遜色なく演じきっている。コニー・ニールセンの前作から1歳も歳取ってないのでは?と思える衰えぬ若さにも驚き。
コロシアムでの海戦シーンの再現とかマジか~という見所も多く、実際にその場でリアルに見てみたい衝動に駆られた。タイムマシン欲しい。ドラマと戦闘のバランスが良く全く飽きさせない。後半駆け足で進んでいった感も否めないほど2時間半があっという間で、まだ見たりなさをも感じさせる。ラストは涙がこみ上げてくるのだが、ここももう一押し欲しかったなぁというところで星半分減。
圧倒的スケール感と演技力
グラディエーター行ってまいりました。何故東京の映画館は、公開二週目で上映回数を少なくするのか、疑問。大作とぶつかってないのに。
デンゼルの演技はいつも通り安定。ペトロも凄い俳優で改めて上手いと思った。もっともっと見てみたい俳優。
主役のポールメスカル兎に角凄かった。自然の演技にどんどん引き込まれ、ラストは感動。
多分日本人のポール知名度は少ないからね、皆悪く言う。
洋画好きな私、尚更ポールメスカルの自然な存在感が光る。
カリスマ性のあるラッセルクロウより正直好きだし、演技は上。抑揚を抑えた演技は流石としか言えない。
デンゼルワシントン若い頃の演技はキレキレだったけど、年取ったせいか完全にポールやペトロに劣って見える。トレーニングデイなんて、凄い俳優だったよ。前作のホアキンこそ、凄かった。
今回は兎に角ポールを起用した製作陣に👏
前作の続編のストーリーだと少し陳腐な気も。長い割に前回の内容コピペみたいな所。
鮫のシーン等ツッコミどころあり。序盤が少し長く感じた。オープンニングのアニメーションいい。
トータル作品としては前作に及ばないが、ここまでのスケール感満載の映画を、日本人は見た方がいい。IMAXで鑑賞、映画館で観るべき作品。
パンフレット位作れさ。
監督よりいつか4時間の本作出るかもと情報、確かに展開が早すぎてた印象。
ノレなかった
リドリー・スコット作品、観てはいるんですがあまりハマらないんです。映像に拘りがある分、人物描写に重きを置いてない気がしてイマイチガツンと来ない。ただ、初期のエイリアンとブレードランナーはギラギラしてるって言うか映像派の狂気で振り切れてる感じで好きな作品です。そのほかは・・手堅いというかキレイにまとまり過ぎてるというか、職人監督の作品という印象が自分の中で拭い切れない。ここ数年は本作含め脚本デビッド・スカルパの作品が多いのもあって、ゲティ家の〜といい、ナポレオンといい、正直本作も退屈でした。
比較的直線的なストーリー展開だった前作に対して、今回はそれぞれの思惑が交錯して複雑なくせにどれもメリハリや盛り上がりがない。トランプ政権、復讐の連鎖、分断など、24年前とは現実も様変わりして、映画もシンプルな勧善懲悪ものを扱いづらいのかもしれませんが・・主人公にも感情移入もできない。大体「オレかつての皇帝の孫っス」って叫んで第三者が信じるとでも?母と息子のストーリーも取ってつけた感が・・
ヒヒやサイ、サメの導入も単に監督の悪ふざけにしか思えなくて、総じて個人的には残念でした。
唯一突出してたデンゼル・ワシントンを、もっと活かして欲しかったなぁ。。あと医者の人もいい味出してました。
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