グラディエーターII 英雄を呼ぶ声のレビュー・感想・評価
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いまこのタイミングで
午前中に前作を復讐…いや復習して。
24年を経たいま、このほぼ相似形のような作品を再度作る意味を考えながら観ざるを得なかった。いや、面白いんだけどもね…
同じような展開をなぞる中で特に違うポイントと言えば、やはりラスト。
それで思い至った。我々人類はローマの昔からフランス革命後も、今に至るまで共和制と帝政の間を性懲りもなく行ったり来たりしてるじゃないか。そうやって3歩進んでは2歩下がって、すこしずつ進んできてるじゃないか。
このトランプか再選されたタイミングにこの作品を公開する意味ってまさにそこなんじゃないの、と気がついた。
今回、我々は5歩下がったかもしれないけど、まだやり直せるぜ、って、そういうメッセージなんじゃないの?
前作以上を期待しなければ😅
あれ猿?
VFX全開のローマやコロッセオ、そして戦闘シーンの映像は非常に見応えがあり、特にコロッセオに水溜めて摸擬海戦するシーンのダイナミックさには感動しかなかった。
まさに究極の王様の道楽。
何となく主役のポール・メスカスに魅力を感じられなかった。
顔つきとサイズ感が自分が勝手に持っているイメージとは違ったからかもしれない。
ただ天性のリーダーシップみたいなものを見せるシーンはかなりハマっているような気がした。
防具(鎧)は槍1本も防げないものと、剣をも通さないものとでグレードに差があり過ぎるような気がする。
デンゼル・ワシントンが楽しそうに演じてたような気がした。
ニヤニヤする表情では右に出る者がいないくらい上手だし。
ペドロ・パスカルはバート・レイノルズにしか見えなかった。
「マッシブ・タレント」で好きになったが、シリアスで渋い役が似合ってかっこいい。
双子?兄弟の皇帝は最高のキャラの予感があったが思いの外おとなしかったので、もっとキ◯ガイさを発揮し無茶苦茶しろよって思いながら観てた。
前作もそうだが、基本的に古代ローマものがそれほど好きではないのだが面白く観る事はできた。
"真なるローマ"がために…
【朝イチ 字幕版見た。午後吹替版】なんか 俺的にご都合主義であっけなかったのは 俺の気のせいですね。午後観て星上昇⤴️
あ〜有料🈶パンフが売ってない❗️。 今週封切りは本作以外はマイナー作品ばかり 一強 あっ室井慎次があるか
製作してないのか それともアメリカ🇺🇸では販売されていて権利の関係か❓
本作は ゴッドファーザーシリーズ に次ぐ 『アカデミー賞🏆監督』の連作2000→2024
リドリー・スコット1937 86歳❓主役は ポール・メスカル 黒幕に デンゼル・ワシントン
さすがに 元祖ラッセル・クロウは 体格的にムリ
ホアキン・フェニックス は 大俳優スターになりすぎてムリ 時の流れを感じる 2000年が昔になってしまった。
と言うことでお母さんが連投 で 大作 時代の遷移的にも新映像感 しかしパンフ無し
確かに 今時 このスペクタクル感は 連日満員は ネット配信の影響で難しいかも
紙媒体『有料パンフ』の時代🈶『終わりの始まり』でないことを切に願います。
あっ 電子パンフオンリーは『ミッドナイトスワン』草彅剛さん主役 以来止まって良かった。
まあ 小作品なら米国映画もパンフ無し よくある【ホラー的な】
そうイャ『最後の決闘裁判』もなかったか❓同じ監督
本作 断然 吹替版がオススメ。権謀術数 は字幕だと疲れる
でも 字幕,吹替ともに 同じ中盤で少し眠った😪でも 2回目で 最後の盛り上がり理解しました。
予想どおり のスペクタクル 時代観 セットも良い【事前メイキング動画 あり】
そして意外感(映画館で見てのお楽しみ ストーリー)ただし王道
ローマのコロセウム コロッセオ❓
壮大と言って良い でもチコっと長い。
ただ 私の中の邪悪な心
・なんか、あっけなく 安直 王道のストーリーすぎ 美術は良い 2世世襲みたいのはダメだ💢
・確かに 埃っぽいのは当然だが 海水注入 サメ❓🦈🌊【予告編動画で示唆】でも当時の未熟な技術ではサメは輸送できない
・なんか 動物関係の描写も❓❓人工的すぎ
・スペクタクルだけど コンパクト しかし尺は長い
・人間関係が 最近の邦画『アイミタガイ』みたいに狭い人間関係で奇跡的❓んなこと・・・世襲はやめて
・下駄帝 カラカラ帝は良かった 帝は超無能 の典型
朝イチだったからか 字幕シーンだったからか 戦闘シーンが逆に眠かった😪😪😪 トホホ 午後 吹替版観ても同じでした
理想のローマを追い求める血脈
リドスコ監督、何度目の全盛期ですか?
各シーンで決めショットが冴え渡るし、最後の決闘シーンの演出は、血の気が多くないとできない。多分、肉食だね。
あの時代に闘技場に水を張って模擬海戦するなんて、ローマ帝国の国力の凄さがわかる。サメは、リドスコ監督の遊び心なんだろうけど。
動物といえば、対戦相手として登場する凶暴なマントヒヒ。B級感のあるクリーチャーが壮大な歴史物に出てくる意外性がある。一体どこで捕獲したんだろう。
名優デンゼル・ワシントン。今回は、権力のためには手段を選ばない黒デンゼルで登場。『マクベス』はモノクロだったせいもあって肌の色は違和感がなかったが、今回はカラー。
関係がなかったね。圧倒的な存在感で、納得させられてしまった。
ルシアス役のポール・メスカル。出演した『aftersun/アフターサン』『異人たち』は、作品としては自分に刺さらなかったが、彼の演技は記憶に残っている。今回は、見違えるような体になって、前作のラッセル・クロウに引けをとらない。
時を経て、理想のローマを追い求める血脈。歴史のうねりを感じる一作でございます。
よかった
前作を見たのがそれほど前ではないからいいかなとも思ったけど、アマプラにあったので見返してから今作を見る。すると、続投している登場人物もいて、前作の話題もちょいちょい出ていて、見返していてよかった。
アフリカで一般人として生活していた若者が実は前作の王子様で、さらに前作の主人公の息子でもあったというびっくり仰天な種明かしがある。前作は虎が決闘の最中に襲ってくる仕掛けがあったが、今回はサメだ。
ただ、前作と続けて見るとやっぱり前作の方が面白い。主人公のラッセル・クロウの将軍が剣闘士に転落してそこから出世していくのはダイナミックだ。
『生前の行いは永遠の響きを残す』
前作から24年も経過しているけれど,前作のラッセルクロウ(マキシマス)をしっかりと思い出させてくれる内容だったと思う。
正に『生前の行いは永遠の響きを残す』だった。
展開については
こうなってしまったら嫌だなと思いながら観ていたけれど,なって欲しく無い展開になってしまった(笑)
とにかくデンゼルが凄い
圧倒的駄作!もうリドリー・スコットの才能は枯れたかも。
【総論】
全く引き込まれなかった。前作と比較し、最初から最後まで悪いところが目に付くだけの映画だった。すべてが二番煎じ。再度前作を確認しようと家に帰って15年ぶりぐらいに前作を鑑賞し、さらに映画館で感じた以上に全く同じ展開が低いレベルの完成度で繰り返されているだけなことを改めて確認し、よく映画会社も大枚をはたいてこの作品にOK出したな、と感じてしまった。。。
【仔細気になったところ】
まず、前作は「匂いを感じられる」映画だった。それは主人公がシグネチャームーブである砂を確認する動作の描写の前から感じられた。ゲルマニア人との戦いの際には黒い土が顔や体についていてその土から森の匂いなどが感じられた。そのあとのローマ帝国辺境の地で奴隷になるときなども、土煙で埃っぽいという、その場の空気を吸っているような感覚がちゃんと得られた。だが本作(Ⅱ)ではすべてがきれいすぎて「僕たち映画の撮影やってます!」というようにしか見えなかった。なぜこの違いすらリドリー・スコットは分からなくなってしまったのだろうか。それとも当時は有能な右腕がいて、今回はいなかったのだろうか。また、本作のCGのサイよりも前作のリアルのトラの方がよっぽど迫力があった。今は当時よりも動物愛護の観点で難しいのかもしれないが、それならばいっそいらないシーンだったのではと思う。特にサメは昨今のCGでもチープな部類だった。
次にストーリー。本当に全くの焼き直し。本作鑑賞後に同じ日に家で前作を見直すと、驚愕するほどに全く同じ。そして役者、セリフ、全てにおいて前作が勝っているという、なんのための2作目だったのかというレベル。リドリー・スコット、もう映画を撮るのは老後の余暇活動的な感じで「仕事をしていること自体が楽しい」だけなのではないかと感じた。もう何か革新的なもの、圧倒的なものを作る気がそもそもないのではないかとも感じられた。
主人公の境遇。前作は妻と子がいる年齢で本当は故郷に帰りたいのに何年も戦地でローマ帝国繁栄のために人生を捧げ、皇帝からも寵愛を受けていた国の英雄が奴隷に落ちたところから始まるからのだが、そういうバックグラウンドも本作は希薄。ただの敵国捕虜からのグラディエーターなので国の英雄がその国の奴隷になってしまう転落というドラマがない。また、一見すると愛する人を殺されたという前作と似た境遇を持っているように見えても本作の主人公に共感できないのは、前作のマキシマスは故郷を離れてローマのために各地で奮闘する中、毎日妻と子のために祈りをささげたり、何日故郷から離れているかを2年と2百何十日と数えるような家族思いの描写があってからのコモドゥスの悪しき謀略で妻子が焼き殺され吊るされたのに対して、本作は若い妻のシンプルな戦場での戦死。それに対して突然個人的な怒りを爆発させているだけなので、それは別に鑑賞者は気持ちが乗らないよね、ということすら分からなかったのだろうか。。。戦場に出ているならお互い死ぬかもしれないことは覚悟しているのではないか。。。農家で夫の帰りを待っていて普通にしていれば死なない人がコモドゥスの命令によって焼き殺され吊るされたのと、自ら殺し合いの場である戦場へ赴き、そこで飛んできた矢で殺されるという戦場では至極まっとうな死に方をしたのとでは恨みのレベルが全然違う。なのでシンプルに前作と比較して浅い(ごくまともな、当人もそのリスクを認識していたであろう)死に対する怒りに対して観客はノリきれない。弓矢を放ったのが敵将だったから敵将を恨んでいるだけ。それ、映画の主人公の復讐の動機にするような死因ではないのでは。。。
俳優陣。特に主演。魅力が全くない。そこまで著名になったわけでもない割に最近「映画をコンテンツと呼ぶな」「汚らわしい言葉だ」などと発言していることもさらに冷めた。こんなレベルの映画で主演やっただけで結構な発言をするんだなと。映画は結局のところは多くの人にとっては余暇時間に消費するコンテンツの一つに過ぎない。なぜそんな喧嘩を売るような発言ができるのか。多くの映画に関わる人や大御所も、名作、傑作はあれど映画は娯楽という認識があるのではないか。そして前作を見て思ったが、ルシウス、あのブルネットのサラサラヘアーがどう成長してもこの主人公にはならないだろ。。。キャスティングの時点でミスしていると思う。すべての演技にオーラがなかった。それに比べラッセル・クロウは年齢も適役であるだけでなく、この役のための表情ができていた。ゲルマニア戦(奴隷前)からビューティフルマインドなどとは全く別の戦地で疲れた哀愁を帯びた表情ができていた。このドラマにはある程度長く人生を生きてきた疲れや哀愁、妻子がいるといった要素がとてもフィットしていたと思う。それに比べると本作は若い男が逆上しているだけに見えてしまう。途中から「ローマは」とか言い出していたがそれもなんとなく浮いて聞こえた。(最初の怒りと違うから)
それともう一つ。しゃべっているセリフは英語でもちろん構わないけど、なんで壁に刻まれた言葉が英語なんですか!!!そこはラテン語にしておかないと締まらないでしょ!それは流石におかしいでしょ!!衣装とかに気合いを入れるならまずはそこでは?!
以上もろもろ、全く見る必要がない、むしろ前作グラディエーターの美しい終わり方にいらない尾ひれ、マイナスのイメージがつくから見ない方がいい映画とすら言えるかもしれない。(ジェイソン・ボーンやボーン・レガシーと同様)
逆に、同じぐらい時間が経ってから第2作目をうまく作り上げたトップガンはすごいなと感じてしまった。
期待は超えては来なかったけど、ダイナミックで美しい映像美に酔いしれる2時間半
初めに誤解なきよう記載しておきますが、素晴らしい作品だとは思っています、なので★4つ付けてます
大傑作の『グラディエーター』(2000)の正統続編、そして今作も前作と同じリドリー・スコット監督作品、これで面白くないわけない、という期待どおりの作品、裏を返せばそれ以上に超えては来なかったので、観た直後の感覚はちょっと物足りなさを感じたのが正直なところです
作品全体通してとても良いし、ホントに悪くない、でも何となく手放しで◎が出せないのは何故だろう・・・?と考えた時、下記の理由かなと思いました
①24年も経た今、続編を製作する理由が全く分からない、本編を観ても答えは見つからなかった
オスカーも受賞したレジェンド級の前作、その続編をこのタイミングで作るのはよほどの理由とがあるんだろうと注目してましたが無い、全く理由がわからない、前作の数年後に作る様なただの後日譚
トム・クルーズさんが『トップガン マーヴェリック』(2022)で世界を唸らせる大成功を収めたから“ボクもそういうのやってみたいー!”みたいに思ってのことなんでしょうか、残念ながら全くその域には達せていませんでした
②主役のポール・メスカルさんには申し訳ないけど、①を思って観ているであろう世界中の観客に対するアンサーを背負うほどのオーラ(魅力)がない、そう考えるとラッセル・クロウさんは凄かったんだなあとしみじみ思いました
この2つだけでも本作の根本的で大きな釈然としない要因なんだろうなと思ってしまいました
とはいえ大巨匠リドリー・スコット監督作品、映像がとても美しく、最高にダイナミック
特にコロッセオと古代ローマの街を描いた空撮や街並みの映像は圧巻、冒頭のバトルシーンもリドリー・スコット監督作品らしく最高にエキサイティング、それ以外にも全体的に重厚で最上級のリッチ感を味わえる素晴らしい映像に大満足です
数カ月前に観た『エイリアン:ロムルス』のおかげでローマ入り口ゲートの上に鎮座するローマ建設者“ロムルスとレムス”のオブジェは直ぐに解り楽しめました、だから本作のおバカな皇帝も双子なんでしょうか
リドリー・スコット監督作品のオープニングロゴ“SCOTT FREE PRODUCTION”のアニメーションと同じ様な作風でオープニングに描かれる1作めのダイジェスト映像、どうやって本編に繋ぐか興味あったけど、何の捻りもなかったので、なんかこの時点で“スカしてるだけ”の雰囲気作品じゃなきゃいいけどな、と冒頭からいささか心配になりましたが前述の通り本編は良かった、あそこだけトーンが全く違うので何だろう?と。
サブキャストがとても良かった
前作から続投のルシウスの母ルッシラを演じるコニー・ニールセンさん、元々すごく綺麗な人だけど、今回さらにメチャクチャ色っぽいマダムになっていて素敵でした
そして奴隷商人で一国支配を目論むマクリヌスを演じるデンゼル・ワシントンさんがとても風格があってカッコよかったです
そして音楽も前作同様にメチャクチャ良かったです
今回の音楽は前作の名匠ハンス・ジマーさんからハリー・グレッグソン=ウィリアムズさんという方に変わってはいますが全体的にとても良かった、前作のオリジナルスコアも使われ、特に後半からラストにかけて効果的に流れてメチャクチャ盛り上がります
いろいろ書きましたが、それも期待値が高過ぎたが故の事で素晴らしい作品であることは間違いない作品だっと思っています
妙に高いPGの謎
古代ローマ帝国
紀元前からおよそ500年続いた
共和制国家
皇帝が神の化身として統治し
1~2世紀に地中海沿岸全域から
北アフリカまで広大な支配地域を持つ
最盛期「パクス・ロマーナ」を
迎えたが皇帝アウレリウスの
頃には疫病や異民族の流入などで
陰りが見え始め元老院の地位低下
とともに皇帝がコロコロ替わるようになり
395年に東西に帝位が分裂するに至り
衰退の一途をたどった
今作はそんな時代のアウレリウス
から帝位を継承するコンモドゥスと
マキシマスの宿命の戦いを
古代ローマ時代の闘技場などの
世界観の緻密な描写もまじえ
リドリー・スコットが描き
大ヒットした
2001年「グラディエーター」の
正統続編となる
前作は大分前にしか観てないが
どうだったか
まさに続編!
剣闘士ハンノが
アカシウス率いるローマ軍と戦い
最愛の妻を失ったまま捉えられ
奴隷として闘技場で戦ううちに
マキシマスの元妻ルッシラが
ひそかに逃がした息子ルシアスであった
ことがわかり・・というなんとも
王道の英雄譚!
でも嫌いじゃないです
なんか予告編で内容見せすぎじゃね
って批判されていたらしいけど
王道ですから(笑)
米英合作で
ポール・メスカル等
英国の若い俳優が目白押し
面白いのは双子の暗君
ゲタ帝とカラカラ帝
双子の俳優でと思ったら
別々の俳優さんなのである
全然そう見えなかった
新鮮味はないかもしれないが
ナポレオンよろしく最近の
リドスコものとして安定した
エンタメとして楽しめる作品だと
思います
丁度世界史習ってる高校生とかも
いいかもしれない
ただ妙に高いPG(R15+)が気になる
調べてみるとR15+は
15歳未満の入場・鑑賞を禁止する指定
PG12より刺激が強いものに加え
いじめ描写や暴力も審査の対象になる
放送禁止用語を使用した作品や暴力団もの
偽造犯罪を題材にした作品も対象となる
へ?
これで?としか思わなかった
興収にも関わる要素だから
ここは慎重になるべきだと思います
まさに『グラディエーター』の続編。 「映画.com」の解説にはネタ...
コロッセオに導かれし運命 ローマの夢は一日にしてならず
ローマの都市の中心にそびえたつ巨大な建造物コロッセオ。そこには神が宿るのだという。
時の皇帝たちは市民をコントロールするためにこのコロッセオで度々決闘を催し自らを神のお告げを聞くものとして権威付けを行ってきた。
闘技場では日々奴隷や捕虜の兵士たちがその命を懸けて戦い、その姿に観衆は酔いしれた。
多くの血が流されたコロッセオには神だけでなく、そこで命を失ったグラディエーターたちの魂が宿り、それが新たなる剣闘士を呼び寄せるのかもしれない。
奴隷の身分に身を落としたかつての戦争の英雄マキシマス。彼が剣闘士となり復讐を遂げ、亡き賢帝アウレリウスの夢は実現されたかに思えた。しかし、マキシマスが冥界に下った数十年を経た今でもローマ市民は皇帝の圧政下にあった。
そのローマで今も繰り返される剣闘士たちの戦いにマキシマスの忘れ形見であるルシアスが導かれたのは運命だったのだろう。
ローマの帝位継承者だったルシウスはその身を守るため身分を隠しローマを離れて暮らしていたが執拗な近衛兵の追跡から逃れるために長く消息が知れなかった。そして今、ローマ帝国の侵略に立ち向かう国の将軍として成長した彼の姿がそこにあった。
強大なローマ軍を前に勇猛果敢に戦ったが、圧倒的な武力を誇る相手に敗れ去り捕虜としてコロッセオで公開処刑を待つ身となる。
しかし、彼の生まれ持った英雄の血が死をはねのけた。英雄マキシマスの血が彼を死から遠ざけたのだ。
亡き妻のために怒りを糧として鬼神のように勝利を重ねる彼の姿に観衆は熱狂する。愚民化政策の一環として行われてきたはずの競技大会が皮肉にも皇帝たちの立場を次第に追い詰めてゆく。そして戦争の英雄アカシウスを処刑したことから市民の不満は爆発し、元奴隷から有力者の地位にまで上り詰めたマクリヌスの陰謀により皇帝はその地位を明け渡す。
マクリヌスこそがアウレリウスの元奴隷のグラディエーターだった。彼は復讐のためにローマを支配することが真の目的だったのだ。ルシウスはそのための駒でしかなかった。
復讐のためにローマに立ち向かったグラディエータールシウスと同じく復讐のためにローマを手に入れようとした元グラディエーターマクリヌスとの最終決戦がコロッセオの外の凱旋門で行われる。そしてルシウスは母の仇であるマクリヌスの陰謀を打ち砕き、亡き父の成しえなかった共和制ローマを取り戻すのだった。
陰謀渦巻くローマを舞台に主人公ルシウスがその過酷な運命に翻弄されながらも己の宿命を受け入れ勝利を勝ち取る大河ロマンに胸を熱くする。
前作に負けず劣らずの大迫力の合戦シーンからコロッセオでの模擬海戦シーンまで当時のローマ市民を熱狂させたごとく我々観客を熱くしてくれた。当時コロッセオで実際にこんな模擬海戦が行われていたなんて今更ながらローマの技術力には驚かされる。
前作以上にスケールアップされており、一作目の価値を相対的に引き上げた見事な続編だと言えるだろう。御年87歳のリドリー・スコット監督はまさに衰えを知らないどころかいまだ進化を続けている。
主人公を演じたポール・メスカルは肉体造りからその大役を見事に全うしたし、娯楽作品として必須の悪役の双子皇帝を演じた二人もカリギュラを演じたマルコム・マクダウェルを彷彿とさせる狂気に満ちていてとても良かった。わきを固めた人格者の将軍役のペドロ・パスカル、野望に燃える復讐者を演じたデンゼル・ワシントンと、ファンも大満足な役者陣に加え、前作から続投のコール・ニールセンと共に元老院議員グラックス役のデレク・ジャコビが健在なのも嬉しかった。
三作目の構想もあるという。今のこの監督の力を維持できるならぜひとも実現していただきたい。映画ファン必見の歴史超大作なのは間違いない。
ちなみにデンゼルは前作でマキシマスと最後まで一緒にいた黒人奴隷の彼なのかと思って見てたんだけどそうじゃなかった。ぜいたくを言わせてもらえば元グラディエーターとしてルシウスとの対決シーンをもっと長く見たかった気もする。
あと、ルシウスがマキシマスの隠し子という、続編のために設定を変えてしまったためにマキシマスが実子を作った時期とルキッラと関係した時期が被ることになり、マキシマスのイメージダウンにつながってしまった。続編製作のためとはいえとんだとばっちりだと冥界で嘆いていることだろう。前作でマキシマスはルシウスの年齢を聞いて息子と同い年だなあと能天気に語ってたからね。
本作では動物は一切傷つけていません。
2見終わってから冒頭5分で良いので1を見てほしい
1がとんでもない作品なだけあって比較する人出てくると思いますが特別胸熱なシーンは無かったです!
飽きずに最後まで見れました😊
序盤のローマ軍が船で来て将軍自ら前線上がってくのはカッコよかったですね!見応えある戦闘シーンでした。
1はコロシアムでの戦闘なのでどちらかと言うと人間ドラマに特化した作品で今作は戦闘シーンに特化した作品なのかなって感じたし
双子の皇帝のバカっぷりは所々笑ってしまった(北斗の拳のアミバ2人いる様なもん)
デンゼルワシントンの演技良かったですね!中盤まで良い人っぽく見えてたけど中盤以降からは良い顔して、
この人はこの人で大人の事情があったりしてこの辺もう少し掘り下げてからルシウスとバトルでも良かったのかなって。
にしてもだ!あのオチなぁ💦
6千のローマ軍と5千のアカシウス軍の間でやらんでもw お互いの軍の方々何も出来なくてただ見守るだけって
ローマ軍からしたら皇帝が殺されてるなんて知らんし、皇帝の軍だからマクリヌス何してるの?って感じで助ける訳でもなく見ててどうオチ付けるの?って不安なのかワクワクなのか複雑な心境で見てました‼︎
決着付いてから(え?どうすんのこの空気?)ってルシウスや軍のみんなとたぶん同じ感情で見てたWWW
人間ドラマは薄かったですね。
アカシウスとルシウスの熱いバトルかな?って期待した分オチはキョトンとしてしまいました。
最後の最後のシーンは鳥肌立ちました!
て言うか続編なのに1に繋げてくるってそう考えたら興奮してきた🤩
やってくれたわ
復讐の先にあるもの…
前作に比べ感動が足りない
スケールアップ
ラスト→BGM→エンドロールの流れが、すごっ!
ラストシーンの一言セリフに被せてBGMの導入がお見事!曲もいいよね。
久々に「大作」を観た感じだね。あ、前作未見です笑
まさに「壮大」という言葉がピッタリ。
予告編の時から、デンゼルワシントンの演技が際立っててさ、それを確かめたくなったんだよね。あれはハマってた!賞獲っていいでしょ!あれは!
文句なし!と言いたいとこだけど、デンゼルワシントンの最期はちょっとなあ、と。単なる印象なんだけど、やや違うかなあって。あと、なんならファーストシーンがちょっとベタついた感じでね。あの導入はどうなの?って思わなくもない笑
でもあのラストシーンの流れでやっぱ、★5確定!
やっぱ、前作観といた方がよかったかな?でも、観てなくても今作のみで十分ワクワクしたからなあ。でも今度前作も観てみよっと。
歴史物苦手で避けてたけど、面白いね!SFチックな大作よりも人間味が出てて、やっぱいい!
とにかく、デンゼルワシントンが良かった!ということで。
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