グラディエーターII 英雄を呼ぶ声のレビュー・感想・評価
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続編として文句なしの名作です。リドリーに感謝
リドリー・スコット監督作品なので見るしかないですがとんでもない名作でした。
前作の予習は必要ですが続編だけでも楽しめる作品にはなっています。
細部のディテール、カメラアングル、役者たちの演技、舞台セットのスケールと全てのシーンが想像を超える映像で
どれだけの時間と手間とお金で作り上げたのだろうとスタッフの苦労が想像できます。
相変わらず良い意味でリドリー・スコット健在という感じ。
上映時間は148分ですが全く退屈せず、手に汗握る見せ場の連続で大画面で見る価値はある作品でした。
「ベン・ハー」「スパルタガス」「十戒」にも負けない名作です。
おススメ度は全てにおいて満点。
主人公がなあ
前作から24年、まさかの続編。わざわざ復習しなくてもいいかと思ってみたら、思ったより前作要素あり。前作前過ぎて覚えてなかったけど、前作を意識したと思われる胸熱展開があるから、みんな復習してから観よう!(いまならアマプラ無料だよ)
ストーリーは期待に違わぬ圧倒的スペクタル。ぜひ、劇場で観よう!でも前作が良過ぎただけに、ちょっとガッカリした部分もある。前作が濃い二人の対決だっただけに、主人公がインパクト薄い気が。デンゼル・ワシントンはじめ、濃いメンバーの中ではね。(ラッセル・クロウも濃かったからなあ)主人公は成長したのか、葛藤していたのかよくわからない、わかりづらい心の変遷だったなあ。
そして、デンゼルさんは狂気の悪役を、イカれ皇帝が霞むくらい、サイコな感じをかもし出してるのが、さすがである。
ストーリーは面白くて、ワクワク、胸熱でした。
主役のルシアスがとても勇敢!楽しかった‼︎
傑作!前作と反復、または対称構造になってて美しい!
お恥ずかしい話ですが名作である前作を未鑑賞だったため、慌ててアマプラで鑑賞した次第です。
その結果、前作は間違いなく名作であり傑作という認識を強く持ちましたが、良くも悪くも「細部まで行き届いて重いシナリオ、演出」でしたので、鑑賞後に余韻に押し潰されて放心状態になってしまいました。なので今作を鑑賞するにあたり、特に精神的な回復に時間を要しました(笑)。
基本、戦闘能力に長けかつ人望の厚い人物が、ある事件をきっかけに奴隷の身分まで堕ちてしまい、剣闘士の調達屋に才能を見出され買われて闘技場で勝ち進み民衆を味方につけ、仇敵に復讐しようとする話・・・なのは変わりません。
しかし、前作ファンが思わずニヤリとしてしまう正統的な繋げ方をして反復効果を狙ったと思ったら役柄や立場やストーリーを対称的、真逆にしてみてみたりと・・・全く飽きさせることなく、ドキドキ、ハラハラしながら鑑賞がすすみました。
上記の通り脚本、演出も素晴らしかったのですけど、何より特筆すべきは闘技場における剣闘士達が繰り広げる狂乱の殺戮シーンですね!前作は虎が出てきてビビりましたが、しょっぱなの猿??から、もうやりたい放題好きにして状態!!
そしてそれに重ねて度肝をぬく闘技場擬似海戦シーン・・・もう剣闘士以上に主催者、頭狂ってるでしょ(笑)。しかもその設定がまるで古代ローマで実際あっただろうと思わせる細かい描写でファンタジー要素は認めつつもリアル度はマシマシでした。
前作から正統なる続編です。1のラストで心情的に納得行かなくても、その伏線が2の結末に必要不可欠だったことに身震いしつつ、レビューを終えたいと思います。
ぜひ劇場でご鑑賞を!
復讐と宿命のスペクタクル
"グラディエーター" シリーズ第2作。
IMAXレーザーで鑑賞(字幕)。
とてつもない臨場感だった。前作を凌ぐ圧倒的なスケールである。映画館で観るべき映画とはまさに本作のような作品を言うのだろうなと思った。IMAXで観て良かった。
冒頭の海戦シーンから、超大作の風格を十二分に見せつけてくれる。その後もスペクタクルをどんどん畳み掛けるのだ。
命をかけた闘技試合は血湧き肉躍る激しいアクションで魅せる。凄まじい没入感で体感時間があっと言う間だった。
前作はマキシマスの復讐譚と云う割とシンプルな物語だったのに対して、本作はハンノ(ルシアス・アウレリウス)の復讐譚に、己の宿命に向き合うと云う叙事詩的な要素がプラスされたことで人間ドラマに厚みが出ていて、ストーリーがさらにアツくなり、面白くなっていたのが良かった。
[余談]
マクリヌス(デンゼル・ワシントン)が主役を食う勢いで暗躍しているのが、本作のもうひとつの見どころだろう。
皇帝を葬った手際の良さ、「イコライザー」のマッコールを彷彿とさせた。まさかマッコールの先祖だったりして…
[以降の鑑賞記録]
2025/02/08:Amazon Prime Video(吹替,レンタル)
ローマへの怒り。
最初から最後まで、映像と音楽に圧倒される。
ストーリーなんてどうでもよいと思ってしまうほどの迫力。
ナポレオン、エイリアンに続いて今作と。リドリー・スコットすごいな。
あんだけローマへの怒りに燃えてたのに、ローマのためにって。あの怒りはどこへ。侍ジャイアンツの番場番みたいなものか。
せっかく初日に合わせて休みとってたのに、IMAXもドルビー上映も最終回のみ。
イオンシネマにいたっては、ULTIRAで終日ギバちゃんやってるし。
こういう作品こそ、大画面・高音質のスクリーンで観せなきゃ。たけしさんも言ってるのに。
終わったの11時半で家に帰ったら1時回ってたよ。
こんなこと言ったら身も蓋もないけど、今のこの時代にこういった映画を作る意味って。いつの時代も殺し合う人間の愚かさってのを表したいがために、これほどの手間暇金をかけてこんな大作を作ってしまう人間の愚かしさか。
なんて言いながらとても面白かったし、楽しんだ。
これほどの映像体験ができることは滅多にない。
血湧き肉躍るスペクタクル史劇の興奮
見事な出来栄え
監督の熱量は衰えることがない!
世界観に圧倒されました
残念ながら期待値を上回らず
見応えあるけれど、前作のハードルは高かった
がっかりでした
第一作は映画館で鑑賞し、長らく好きな映画上位の作品でした。
それ故にこの第二作もかなり楽しみにIMAXで鑑賞しましたが、かなり残念な内容でがっかりしました。
不満だったところは大きく2点です。
まずストーリーが破綻していて主人公に共感出来ません。
今回も第一作と同じ復讐劇として説明されていますが、戦士だった妻の戦死も、長年離れて関係性の薄い母の死も主人公の怒りや復讐の動機として最後まで腹落ちできず、最後の敵を討った後も何の達成感も感じませんでした。
皇帝への復讐を果たすため剣闘士として戦う前作と違い、主人公の強さや動機が謎のままです。
2点目は視覚効果です。スケールも大きくなりCGも進化しているはずですがヒヒもサメも現実離れした描写でCG丸出しで怖くなく、闘技場のシーンはどれもつまらないものでした。
前作の闘技場やトラの方がどこまでCGか分からず本物のようでした。闘技場は武器を持った人間が死ぬまで戦うから怖かったのだと思います。またこのような作品では視覚効果はどこで使われているか、分からない方が上質なのでしょう。
総じてこの内容ならない方が良い続編だったという感想です。
作品は1点、それでもリドリースコットは偉大なクリエイターだと思っているので+1点です。
リドリースコットが比重の掛け方がおかしい映画‼️❓
前作よりもコロセウムの迫力はある
グラディエーターの続編映画
前作から16年後のローマを描く
しかし、現在のローマはゲタ、カラカラという二人の愚かな皇帝により腐敗していた
前作のマキシマスの頑張りが無駄だったと感じてしまった
あとこの作品はアカシウス、マキシマス、マクリヌスとか
登場人物の名前が混ざりそうで混乱しそうと観ていて思った
主人公ルシアス(ハンノ)は妻と一緒に暮らしていたが
ローマ軍が攻めてきて
妻は殺され、負けて捕虜になりマクリヌスに見定められ
そこからグラディエーターとして圧倒的に不利な闘いに身を投じることとなる
ルシアスは妻を殺した将軍のアカシウスに復讐を決意し
コロセウムでそのチャンスを得る
しかし、殺すことはできなかった
アカシウスは皇帝の命令で弓矢で殺される
英雄である将軍を殺したことで大衆の不満は爆発し、マクリヌスはそれを利用して
皇帝を亡き者にし自身が権力を得ようとする
最後のコロセウムは
ルッシラらを守るためにルシアスが戦うというものだったが
ルシアスは仲間のグラディエーターに号令をかけて
大乱闘になっていく
そして、ルシアスはマクリヌスと一騎打ちに勝利して理想のローマを取り戻すと決意して終わる
ルッシラが死ぬのは正直驚いた
ルシアスがマキシマスの実子だとしたら
前作で家族が殺されたあとで希望がなくなったという感じになるのはおかしくないか?
マキシマスが認知してなかっただけかもしれないが
あとはマキシマスは不倫をしていたことになるが
あの時代ではそこまでおかしいことではないのかもしれない
なんとなく、グラディエーター同士の掛け合いは本作は少なく感じた
最初の仲間だった黒人がすぐに殺されてしまうからかな?
途中で出てきた医者も殺されるかと思ったけどそんなことはなかった
あとはルシアスが途中までは自分の身分を偽っているので
主人公の感情がわかりにくいので
今回は感動的な部分は前作より少ない感じがする
なんとなく、ストーリーの流れは前作を踏襲しているような
クーデターを企てるがバレてダメになってしまうところも同じ
コロセウムに水をためて船をうかべるのは
正直、あの時代では無理だろと思ったけど
迫力は満点
⭐︎4.2 / 5.0
今年No.1の作品と思う。
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